イグアナの嫁 (幻冬舎文庫 ほ 5-4)

著者 :
  • 幻冬舎
3.60
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本棚登録 : 361
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416581

作品紹介・あらすじ

無職、無気力、後ろ向き。貧乏ダメ夫婦が突然イグアナを飼うことになった。「この子のために頑張らねば!」。夫は職を探し、妻は漫画の売り込みを始める。定職と連載が決まり、ほっとしたのも束の間、妻の連載は打ち切られ、夫は突然うつ病になる-。辛いことも、苦しいこともイグアナとともに乗り越えた、夫婦の成長を描く感動ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • テンテンさんのマンガは好きなんだけど
    これは、とても読みにくかった。
    なんでだろ?
    マンガ的にも、見にくかった。

  • イグちゃん可愛すぎる…
    生き物を飼うことで自分の生活もちゃんとなるの、すごく分かる

  • どんなときも、いつもそばにイグがいた。人生のたいせつなことは、すべてイグが教えてくれた-。無職・貧乏・うつに立ち向かいマイナス思考を克服する、夫婦とイグアナの感動マンガ。「ツレがうつになりまして。」第2弾。

  • ペットのイグアナと作者家族との生活を漫画で描いた漫画エッセイ。ひょんなことからイグアナがを飼うことになり、生活が変わっていく。いいことも悪いこともあるが結果的には◯みたいな。とても読みやすく、面白い。疲れた頭の箸休めにオススメ!

  • イグアナのイグとの日常を軸に、著者のこと、ご主人のことが書かれている。

  • イグアナって思ったよりも可愛く感じてしまうのは、イラストとイグアナ本来の性格でなく、作者のイグだからなのかもしれないなぁ。イグアナとの生活に興味出た。

  •  てんさんご夫妻とイグアナのイグちゃんとの交流日記。そこに著者と夫のツレさん特有のエピソードが絡む。仕事や生き方に悩むてんさん。鬱病を患った元スーパーサラリーマンのツレさん。ほのぼのとしたペットとの日常ではあるが、それぞれの人生での交流で微妙な軌道修正がなされる。そんな影響を受ける二人を「きょとん」と見つめるイグちゃんがとっても微笑ましい。発情期の表情は必見。

  • 不器用な夫婦の、
    仕事がない、定職につけない時期から、夫がうつ病にかかった大変な時期、
    イグアナのイグちゃんに何度救われたか…。わが家に癒しを与えてくれた。

    生き物を飼うのっていいな、とという気持ちになることと、
    現代社会の問題点を読み解くこと(就職難やうつ病)、どちらの比重が大きいだろうか。

  • これを読んで作者のテンテンさんとダンナさんのツレさんの印象が変わりました!
    この本はツレさんがウツになる何年か前からのお話。
    その頃に飼い始めたイグアナのイグちゃんの話を交えつつ、その頃のお二人の様子が描かれています。

    以前、「ツレがうつになりまして」を読んだ時、ツレさんは鬱になってしまうほどハードにお仕事をされるエリートサラリーマン、そしてテンテンさんは漫画家で、経済的に余裕があるんだろうな・・・と勝手に思ってました。
    だけど、テンテンさんもツレさんもフリーターの頃も、無職で無収入の時期もあったんだとこれを読んで知りました。
    しかもそんな無収入の時にイグアナを突然飼い始める二人。
    何故にイグアナ?と思うし、何故そんな時に?と思う。
    でもそれで、計算がない人たちなんだな~と思いました。
    ダンナさんが鬱病になったなんて大変だけど、それを漫画にするなんて結構要領のいい人なんじゃないかと勝手に思っていただけに、二人の不器用な生き方を見て親近感がわき、以前よりお二人の事が好きになりました。

    さて。さて。
    肝心なイグちゃんですが、いきなりはじめにリアルなイグアナのイラストが描かれていて、体長1m60cmというのにビックリ!!
    そんなに大きくなるの~?
    イグアナって。
    そこから始まり、グリーンイグアナの生態について色々描かれています。
    ゴハンが野菜というのには、草食なんだ・・・とホッとしました。
    さらに直射日光にあたると黒くなるとか、日光浴をくりかえすと皮膚が白くなって脱皮するとか、発情期はかなり凶暴だとか・・・。
    物語の後半、鬱病で寝ているツレさんに発情したイグが襲いかかるというのには、笑ったら悪いけど笑えました。
    そのイグちゃんの絵がすごく可愛いです。
    でもやっぱり私は本物はやっぱカンベン・・・って感じだなぁ・・・。
    まったりと笑えるマンガです。

  • うーん、マンガは見やすくて
    気楽に読めるところがいいですね。

    内容は発散してて中身はちょっと薄いかな…

  • 「ツレがうつになりまして。」の作者が描いたマンガだから読んでみた。今回はうつ病の話がメインじゃないからあまり期待していなかったがイグアナとの日常が期待していた以上に面白かった。4部がうつ病の兆候を知る上で参考になった。

  • イグアナと暮らしたい。

  • 映画化原作本

  • イグアナを飼って、その子のお嫁さんがくるまでの、日常を書いたコミックエッセイ。
    なんだか、前向きな気持ちになれます。

  • イグアナかわいい!!
    実物見たことないけど、てんてんさんの絵がかわいいから飼いたくなってしまう^^

    人づきあいが苦手な二人が夫婦になって、社会的に当たり前とされてることからはみ出して暮らすことを「しあわせだ」と感じられるようになるまで、二人のときは楽しくても、外へでると、外のことを考えると辛い時期というのがあったんだけど、結局自分のやりたいことや性格のよい部分などはそのまま、病気や息子とのかかわりを通して、いい風に納得というか認識というかできるようになって、いい家族だなーと思う!
    ツレさんがイグと一緒にお風呂に入りたがるところがかわいかった。

  • いつのまにかてんてんさんとツレさんが知り合いのような気持ちになってきている。ずっとお二人が書かれたものを読んでいるせいで、勝手に親近感を持ってしまっているらしい。
    この本では、イグちゃんとの日々が中心に描かれているのだが、その背後にあるてんてんさんの筋金入りのマイナス思考っぷりや、ツレさんのうつ病発症に至るまでの様子も、なかなか読ませる。
    「ツレうつ」ではけっこうへらへらと明るくふるまっていたようにみえるてんてんさんだけど、ほんとはものすごく後ろ向きな考え方で生きてきたというところが、はっと胸を突かれた。
    これ読んでると、イグアナを飼ってみたくなる。イグちゃんとの暮らしは大変なこともあるけど、とても楽しそうだ。

  • 「ツレうつ」著者によるコミックエッセイ。ツレさんとの生活のはじまりから大変な時期にいたるまで、運命の出会いによってやってきたペット(というか家族だね、もう)のイグちゃんとの暮らしを中心に描かれている。「ツレうつ」では、楽天的で明るい、頼りがいのある相棒として描かれていた著者自身の苦悩やしんどさつらさ、内省にいたる過程までが赤裸々に綴られている。人間ふたりであれば気詰まりになってしまう状況を、イグちゃんが救ってくれる(本人?にはその自覚はないだろうけど)シーンがいくつもあり、素敵。

  • 同著者の『ツレがうつになりまして。』が良かったので購入。
    ペットのイグアナとの生活を描いたコミックエッセイ。
    脱力系の絵に似合わず、学びの多い一冊だと思う。

  • やっぱいいなぁてんさんの本
    心が温かくなります

    あたしは比較的身近にウツの人が多いのだけど、
    あまりウツを知らない人には
    ぜひつれウツとセットで読んでもらいたいです

    イグかわいいなぁ★★

  • イグちゃんを飼いたい

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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