私が結婚できるとは: イグアナの嫁2 (幻冬舎文庫 ほ 5-5)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416598

感想・レビュー・書評

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  • テンテンさんのマンガは好きなんだけど
    この話はよく分かんなかった。

  • 本かと思ったら漫画でした
    イグアナと夫婦のよくわかんない話笑
    2019/10/03 15:08

  • なんていうか…かなりお二人は変わっていて、普通じゃしないことをしちゃうのでハラハラするんだけど、それでも離婚せずに楽しく過ごせていることに対してシンプルに尊敬した。
    これでいいんだって思える。

  • 読書録「私が結婚できるとは」3

    著者 細川貂々
    出版 幻冬舎

    p37より引用
    “あのさあ
    そーゆー男って
    てんちゃんだから
    寄ってくるんだよ”

    目次から抜粋引用
    “私の結婚
     結婚生活を続けるには
     大人がふたり夢とゲンジツ
     結婚は家族の物語の序章
     新しい自分”

     「ツレがうつになりまして。」で有名な著
    者による、そのツレとの結婚にまつわる話を
    記した一冊。
     ツレと出会う以前から子供が産まれるまで、
    結婚生活の悲喜こもごもが描かれています。

     上記の引用は、著者によってくる変な男性
    について、友人が言った一言。
    著者の見た目が、そういう嫌いなタイプの人
    を寄せるとのことです。外見というのが、い
    かに異性関係において大きな割合を占めるか
    よくわかります。見た目と中身が正反対だと
    いう著者にとっては、困ったものでしょうけ
    れども。
     ツレさんがウツになるまでに、実に多くの
    紆余曲折があったことが書かれています。
    これからの著者とその家族が、穏やかに過ご
    せることを祈ります。

    ーーーーー

  • 結婚生活を知らない身には勉強になりますが、あんまり面白いエピソードが無いので記憶から消えつつあります。

  • 結婚って、するための難しさばかりが目立つけど、それを継続するのも難しいんだよね。
    よほど気をつけて見ないと相手のことが見えなくなってくるし。

  • イグアナのイグに嫁まぐかやってくる。
    しかし、イグとまぐはあまり幸せそうじゃない。
    てんさんはツレとの結婚について思い返すのだった。

    ツレがうつになりまして の前日談。
    1巻目が見つからないので、2から読んでしまった。

  • 結婚・家族について悩んだり考えて唸っているよりは、この本を読むと、安心できるような気がする。

  •  細川さんの著書の内容は「ツレさんのうつ病体験」「イグアナのイグちゃん飼育日記」「てんさんの人生への迷い」この三本柱を中心として、様々な角度から考察を加えた記述がほとんど。三つのエピソードを統合する役割を持つ概念が「結婚」だろう。後に子供を授かるが、それまで家族の中での「守るべきもの」がイグアナのイグちゃん。これらのお話は人間関係の縮図となって有機的な関連を示す。本著は「イグアナの嫁」の続編に結婚という人生の大イベントについての視点を加えたもの。おなじみのてんさんの漫画をメインにツレさんのエッセイも健在。前作終盤にチラッと顔をみせたイグちゃんのお嫁さんマグちゃんも登場。発情期のイグちゃんから逃げるしぐさと、長いまつげがとてもかわいい。

  • 「イグアナの嫁」の2巻です。
    てんてんさんのペットというか、息子と言うべき存在のイグアナのイグ君にお嫁さん、まぐちゃんがやって来た。
    これで、ひとりぼっちだったイグ君はシアワセになれるはず。
    だけどまぐちゃんはイグの事が好きじゃないみたいで、イグにかみついたり、距離をとったり・・・。
    イグとまぐは何だかシアワセじゃなさそう・・・。

    そこではたと気づいた。
    てんてんさん自身も最初は結婚なんて、と思ってたこと。
    男性不信で「結婚」というものに対して強い思い込みがあったこと。
    そんなてんてんさんがツレさんと出会って結婚していいかな~と思い結婚。
    結婚当初は中々かみ合わなかったあれこれ。
    そして今に至るまでを描いたマンガです。

    読んでて「そうだよな~」「そうなんだよな~」と感じる事ばかりでした。
    私自身は結婚してから孤独を感じる事が多くて、それもこれも最初に「いい妻」「できた奥さん」であろうとしすぎたからだと思っています。
    自分が思い描く理想の妻。
    家事は完璧にこなし、仕事をして家計を助け、夫を束縛しない。
    いつの間にか、向こうもそれが当然という感じになってしまって、これはおかしい・・・と疑問を感じ始めた頃は手遅れだった。
    今は「いい時だけ夫婦」と自分に言い聞かせ、向こうには何も期待しないでいこうと思ってるけれど、やはりむなしいし腹が立つことが多く、年に数回は相手に気を遣うことができなくなる。
    てんてんさんたちのように、最初から気負わずにぶつかりあって、その都度話し合えたら良かったのに・・・とつくづく思いました。
    何だかそんな風に、結婚について夢だけじゃなく現実を見せつつも希望を感じる作品で、これから結婚したいと思ってる人、そして結婚している人も興味深く読める作品だと思います。
    これを読んで少し心がやわらかくなれた気がします。

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著者プロフィール

細川貂々(ほそかわ・てんてん)
1969年、埼玉県生まれ。漫画家・イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。パートナーのうつ病を描いた『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)がベストセラーに。テレビドラマ化、映画化される。その他、水島広子医師との共著「それでいい。」シリーズ、今一生氏との共著『さよなら、子ども虐待』(創元社)、『凸凹あるかな? わたし、発達障害と生きてきました』(平凡社)、『がっこうのてんこちゃん』(福音館書店)、『こころってなんだろう』(講談社)、イラストを手掛けた『セルフケアの道具箱』(晶文社)などがある。現在、兵庫県宝塚市で、生きづらさを抱えた人たちが集う「生きるのヘタ会?」を主宰。

「2023年 『ココロの友だちにきいてみる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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