47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)

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著者 : 益田ミリ
  • 幻冬舎 (2011年4月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416604

47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ホームページに感想を書きました。
    「30代最高のバイブルになるかも」
    http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage179.htm

  • 普通の旅本とは、ちょっと違うおもしろさでした。
    初めはあまり楽しめていないような益田さんでしたが、自分なりの楽しみ方で47都道府県を旅行します。
    せっかくの旅行なのに、コンビニやスーパーのごはんを食べていたりするところがまたおもしろいです。

    自分みやげに購入している民芸品。
    どんなものを購入したのか、全部みてみたいなぁと思いました。

  • 作者の益田ミリさんが32歳の終わりから37歳まで毎月、一人で旅に出かけた事を書いた旅のエッセイ。
    この本の内容紹介にもありますが、名所という名所を全て巡るわけでなく、旅先で名物料理を必ず食べるでもなく・・・というゆる~い旅のエッセイです。

    最初に訪れたのは12月の青森。
    1泊2日の日程で、町内の子供会のような地元イベントに参加したり、「走れメロス号」に乗り太宰治記念館に行ったり・・・。
    そして駅の食堂で地元の料理、けの汁(味噌汁のこと)を飲んでいる。
    そんなあれやこれが書かれた文章。
    そして旅で使ったお金のレシート。
    4コママンガが1セットになっている。

    最初はせっかくだから・・・と無理して名物料理を食べたり、一人旅って淋しいって思っていたのが旅が進むにつれて、どんどん行動や意識も無理なく自然に変わっていってる。
    出身地の大阪では「えびす橋」に行ったくらいだし、山梨県では地元の健康ランドに行ったり、日帰りの千葉ではマクドのハンバーガーを食べたりしている。

    私自身、行った事がある土地の話は、「あ~、私もそこ行った~」とか、当時の事を思い出して楽しめたし、何と言っても我が県はどうだったんだろう?と思いながら読むと、宿泊したホテルの料理やサービスが良くなかったとあり、ヒヤッときました。
    でもその後、お母さんと再度来てくれたらしく、いい人だな~と思いました。

    また作者のあとがきを読んで激しく共感しました。
    益田ミリさんは話題のスポットや有名な観光地に必ず行く訳でなく、ご自身が行きたい所に行って、目のつけ所もそんな観光地についてだけでなく、その土地で普通に暮らしている人々を眺めて、そういう人たちとの心のふれあいについて書いている。
    迷い込んだ路地裏で見かけた洗濯物を干しているおばさんやすれ違うおじさん、女子高生・・・。
    そんな人たちともう一生会うこともないんだなと感慨深く思っている。
    それが私が旅に行った時と全く同じで、私も旅先でそこに普通に暮らす人たちを見て、この人たちはこれまでもそうだけど、これから先もずっと、私とは関係ない所にいてこうやって生活していくんだな~と何とも言えない気持ちになっています。

    女性が一人で旅をすると、妙に気を使われたり、使ったりする場面があるというのがとても共感できました。
    また旅先で友人や知人が出来るというわけでもなく、ただ淡々と肩肘張らずに自分なりの旅をしている様にも共感しました。
    それにしてもお仕事をしながら毎月旅行に行くなんてすごい・・・とその年月を見て改めて思いました。
    それが出来るのも誰かとスケジュールを合わせなくてよい、一人旅の気軽さなのかも知れないな~とも。

    独自の感性で書かれた、ゆる~い旅エッセイです。

  • ほんとに、いわゆる旅行記とかガイドブックのようなものではまったくなかった。そうきいて読みたくなったんだからいいんだけど。いわゆる旅行記とかガイドブックとはむしろ逆というか、たいして観光してないし、楽しそうじゃないときのほうが多いし、そこがおもしろかった。
    名物を食べようとして好きじゃなくて残したり(しかも悪いからこっそり包んで持ち帰ったり)、地元の人と触れあえなかったり、システムがわからなくておどおどしたり、テンションが上がらなくて宿から出なかったり。ああ、わかるわかるー! 旅行って、そう思ったようにはいかないものだし、リラックスどころか緊張する場面はたくさんある……。
    で、無理に名物を食べようとしなくていいんだとデパートでお惣菜を買ってホテルの部屋で食べたり、別に人と触れあいたくない、そういう性格じゃないと悟ったり。これもすごく共感、自分のスタイルでいいんだ、と。
    結局、著者とわたしの性格が似ているのかも……。

    あと、やっぱり「女ひとり旅」って、昔ほどではなくても今でもちょっと奇異な目で見られるんだな、と。「ご主人は?」とかきかれて「来られなくなって、おまえひとりで行ってこいって言われて」とか嘘つくところ、そこまでするー?と思ったけど、なんかわかります。どうすれば、ひとりで寂しく見えないようにできるかって考えるところとか。なんか読んでて寂しくなってきた(笑)。

    どうでもいいけど、正直なところがちょっと銀色夏生を思わせると感じたりもも。

  • たぶん「47都道府県制覇」ではなくてもよかったのかもしれない。そこそこ達成にコストと暇はかかれど、頑張れば制覇できる、という類のものであれば。

    これは旅日記でもなんでもなくて、益田さんという人が、30代の後半でこういうことをやってみたらどうなるのか、という思考実験の記録なんじゃないか。

    美術館などに行っても、展示品と同じくらいそこに来ている他の人の様子が気になることがある私からすると、感覚的にわかるところがかなりある。

    ある程度、都道府県を制覇してくると、人と会話する時に感覚的に充実した話ができる、という記述もどこかうなずける。

    自分で決めてしまった枠、または他のあるものによって決められた枠の中を生きる、ある一人の女の人の等身大の一喜一憂の記録。

  • 旅は、ひとそれぞれ。
    でも、この本は商品であるわけで、
    この商品の効能はと考えると、こんなのもありよ。
    的なものでしょうか。
    評価低いのは、どうも読後感があまり良くないせいでしょうか?
    共感は、持てるのだけれど、ポジティブな感じがいっさいなくて、
    何話かに1つでも、そんなのがあれば、良かったように思われます。
    皆無といわないけれど、もう少し、ポジティブなものがあれば。。。
    普通の紀行文ではないので、旅情はあまりわきませんでした。

    あとがきに、「若者でも中年でもない」とありましたが、
    「充分中年ですぜ。」とツッこんぢまいました。
    自意識過剰ですね。この人。

    この人は、4コマ漫画のシンプルさでないと魅力でないかもしれません。
    「すーちゃん」シリーズは、かなり良いと思いますもの。
    他のエッセイも読んでみますが、どうやら???

    同じ紀行ものなら
    酒井順子の女流阿房列車 (新潮文庫)
    がかなり良かったと思います。(勇気づけられましたもの!)

  • せっかく47都道府県をまわれるカネと時間があるのに

    回ることだけに重きを置いて
    旅そのものを楽しもうとしている感じが無いのがさみしい

    きちんと下調べをして
    ビジネスでなく、安い民宿にでも泊まればいいのに、なんかもったいない旅だなあと思うことが多かった

    同じ予算と時間でも
    このひとよりもっと旅を楽しめるひとはたくさんいるはず

  • 旅にでたくなった。
    一人旅は自由なので好き!!!

  • 月に一度、一度に一か所、ひとりで、東京から、ただ行ってみるだけ、の旅。頼りはガイドブック。エッセイ、旅費明細、4コマ漫画つき。

    名物への焦りや誰とも分かち合えないのは淋しい、から、惣菜をホテルでひっそり、人とのふれあいはなくてもいい、へ。そのゆるさがいいですね。

  • 軽く読める。
    一人旅だとお夕飯に困るのと、素敵な景色などをみて感想を言い合えないのとかがとても共感できる。 
    一人だと気を遣わないし、自由にできるので楽なんだけど
    ふと家族連れとか見るとさみしくなるんだよね~。
    「ご主人は?」なんて聞かれるなんて、驚き。
    女性一人旅とはそーゆー目で見られるものなんだなーと
    肩身の狭い思いを読みながら感じてしまった。

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