88ヶ国ふたり乗り自転車旅 北米・オセアニア・南米・アフリカ・欧州篇 (幻冬舎文庫 う 9-1)
- 幻冬舎 (2011年7月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344417014
感想・レビュー・書評
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しまなみ海道でポタリングガイドをしている宇都宮さんの著書。倹約しながら世界を自転車で旅行することは大変だと思うけど、そのペースで進むことで見える景色は素敵なものだろうといろいろな国に想いを馳せながら読みました。こういう本を読むと、まんまとどこかに自転車乗りに行きたいなと思いますね。宇都宮さんほどのストイックさは僕は到底持てないけど、日本でも十分楽しめているサイクリング、他の国に行ったときにはそこに自転車があればぜひ試してみたいです。
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2人乗りのタンデム自転車に乗って海外を旅する夫婦のエッセイ。
旅の様子を交互に語っていく形式は読みやすくて良い。
ただ、たまにフォントが変わるのが理由が分からなくてちょっと気になった。
楽しそうとは思えないけど、実際にやってみないと見えないことが沢山あるんだろうなぁ。
景色の素晴らしさよりも優しい人との出会いが重視されているように思える。それだけ感動が大きいんだろうな。
分かる気がする。 -
自転車と旅。
どちらも苦難と危険は多いが、どちらも自由な心と楽しみ感動を与えてくれます。
愛する人とでこんな旅が出来るたら素晴らしいですね。
作者プロフィールを見たら、同じ大学出身でした。
自転車が好きで興味本位でたまたま買った本なのに、
縁って不思議ですね。どこかでつながっている。 -
叙事。それ以外に評する言葉がない。
紀行文には内面の変化が欲しいかな。
風景を切り取るよりも、感じたことをもっとみたかった。