背徳のレッスン (ラベンダーブックス L 13-1)

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 29
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344417083

感想・レビュー・書評

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  • 11歳の時、海賊に拐われトルコの娼館に売られて性奴隷として7年過ごした過去を持つ英国貴族ヴァレンティン。
    帰国してからは事業で成功するも倒錯した性的嗜好を抱えていたが、自分を娼館から救出してくれた恩人の娘セアラと結婚したことにより変わり始める。

    ロマンス小説というより官能小説だった。
    でもこの分野だとティファニー・ライスとか物語も官能描写も上手い人がいるから、それと比べると物足りない感じは否めない。
    そもそも、キャラクターや物語に深みがなくて展開についていけない部分もあった。
    というか最初はヒーローはヒロインの何に惹かれたんだっけ?
    ヒーローがそんなに深刻に悩んでる、闇を抱えてる描写も見られず、シリアスな問題に感じられなかった上に、ヒロインも最初から性にオープンで抵抗が見られないのも時代を考えると違和感がある。
    ロマンス好きとしては最後の展開や一線は超えない方が好みだし、ときめきやワクワクとは無縁の話だった。
    ヒーロー×ヒロインだけの絡みじゃないので地雷な人は地雷だろうなあ。

    2008年。

  • 19世紀初頭、ロンドン、英国人貴族のヴァレンティンは、11歳のとき海賊に誘拐され、もうひとりの英国人ピーターとともに、トルコの娼館で7年間も性奴隷とされた過去をもつ。18歳で救出され帰国してからは、事業を成功させ裕福な紳士となるが、今も心に深い傷を負っていた・・・。官能描写を芸術の域にまで高めたエロティック・ロマンス。

  • 面白かった!
    ただヒーローと親友さんの過去がツラい…それを乗り越え?ヒロインが癒すシーンがすごくよかった。
    次は親友さんの話みたい。是非読みたい!

  • 元性奴隷貴族 × 純粋オールドミス

    それはそれはホットなんですが、キャッ!エッチィ!っていう可愛らしい感じではなく、グハー!エグイ!と仰け反るエロさ。
    人間ってそんなのことが出来ちゃうの?っていう世界ビックリ人間的な驚きの連続。
    ロマンス的な胸キュンは欠片も感じなかった。
    売るためにはロマンスの仮面が必要なのかも知れないけれど、これはエロ本であってロマンス小説ではないと思うよ。

    • Fernandoさん
      ある意味、サーカス?!ですよねえ・・・。
      売れてるらしいですが(謎)
      私も本棚作ってみました♪
      ある意味、サーカス?!ですよねえ・・・。
      売れてるらしいですが(謎)
      私も本棚作ってみました♪
      2011/12/17
  • 英国生まれ、米国在住の作家。
    「背徳」とつくだけあって、やりたい放題。
    「O嬢の物語」をかすかに彷彿させなくもないが、金字塔には遠く及ばない。

    • ツマミさん
      実は本棚作ったのチェックしてましたよ~。
      辛口採点がおもしろすぎです。

      前回のパランチはパラ少数派で燃え切れなかったので、次回に向けてパラ...
      実は本棚作ったのチェックしてましたよ~。
      辛口採点がおもしろすぎです。

      前回のパランチはパラ少数派で燃え切れなかったので、次回に向けてパラパワーを貯めてます。1月に会えるのを楽しみにしています!

      そうそう、「背徳の~」は私には中国雑技段!?でした。


      2011/12/21
  • ほとんど禁忌無しのSEXシーンばかりの1冊でした。最後の一線、本番は夫だけもクリアー(まあ相手は親友ピーターだけど)。私はシチュエーション萌えなので行為ばかりの場面が多く、食傷ぎみになりましたが、ロマンス文庫として出版した事に敬意を表し★4です。好き嫌いの別れる一冊ではないでしょうか?《悦びの館シリーズ》2作目も楽しみです。
    キーワード・バイ、3P、ディルド、きわめつけが2本差し!!

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著者プロフィール

イギリス生まれ。歴史学の学位を取得し、公務員を経験したのち、ロマンス作家として活躍を始める。『NYタイムズ』と『USAトゥデイ』のベストセラー作家。現在は子どもや夫と一緒にハワイで暮らしている。『背徳のレッスン』(幻冬舎)で日本デビュー。

「2021年 『公爵の甘美な手ほどき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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