- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344417243
作品紹介・あらすじ
大阪万博での初めてのピザ。カラオケでの自意識問題。土が入ったパスタ。オーラの消し方。劇団仲間の葬儀での弔辞。最近見かけない缶入り練乳。五十九歳でも頑張る「ロッキー」。ワープロとパソコンの違い。…映画、舞台、テレビの話題から、カラオケ、グルメに内輪の話まで。硬軟取り混ぜた、縦横無尽な会話のバトルに、笑いが止まらない。
感想・レビュー・書評
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三谷幸喜と清水ミチコ出演のラジオ番組の内容を加筆再構成したもの。
映画や舞台、タレントの話題なども盛りだくさん。
気楽に読めて、笑えます。
三谷幸喜は昭和36年7月生まれ。
清水ミチコは昭和35年1月生まれ。早生まれなので、学年は二つ上になるそう。
年齢が近いので、子供の頃の思い出話なども多いのだが、学年では二つも違うということにこだわる三谷と、それを嫌がる清水。
グラタンやグレープフルーツを初めて食べたときの話とか。
クイズ・タイムショックを見るのに、三谷家はみんなで楽しみにしていて、一人ずつ高いところに乗って答えていたとか。
役ですごく変わる人や物真似が上手い人は、素顔に特徴があまりないとか。
太った俳優は時代劇にはキャスティングしづらいとか。
ボクシング映画にはずれなし、だそう。(あ、スポーツ映画といえば「炎のランナー」はいいですよね!三谷さん)
雀を海外で見ると和風なデザインだなあと思う、というのが面白かったり。
互いにちょこっとつつきあう丁々発止のやり取りで、時にはとぼけた発言が混じり、章の終わりには豆知識も。
2005年なので、そのときの最新の話題は少し古いのだけど、縦横無尽なので気にならないですね~。
気分をほぐしたいときにまた読みましょう~と、覚えておこうっと♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このシリーズの存在を知って、本屋で見かけた時に、ぱらぱらっと立ち読みをしていたら止まらなくなってしまった。とりあえず即決で購入。家に帰ってじっくり読了。なんていうか絶妙。かなり面白いです。
面白いところはたくさんあるが、特にフィンランド野球についてのところは
声を出して笑ってしまった。そんな野球があるのか…
三谷 フィンランド野球ってのは、アメリカの野球はとにかくルールが複雑すぎるから、もうちょっと簡単にしたらしいんですよ。
清水 へー、それは助かるね
と来て、
三谷 フィンランド野球は、三塁まで行くと今度、二塁に戻るらしいんですよ。
清水 ややこしいがな(笑)
本当「ややこしなってるやん(笑)」って思った。
そしてその後の清水さんの「気が長いのかなあ。夏は日が長い国ですけどね。」の続け方の絶妙さといったらないです。
他にもシリーズが出ているそうな。楽しみだが、ちょっと一気に読むのはもったいないかもしれない。 -
深夜のラジオ番組における三谷幸喜と清水ミチコの7分間のトークを元にした本。どれだけ編集してあるのか聞いたことがないので分からないけど、ラジオを聴いているような感覚で読んだ。
寝る前に読むとリラックスして寝れてちょうどよかった。
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2005年4月~11月にJ-WAVEで放送された
三谷幸喜と清水ミチコのラジオ番組を文章化し再構成したもの。
脚本家三谷幸喜と物まねタレント清水ミチコの、どちらがぼけでどちらがツッコミか分からない掛け合いトークがとにかく面白い。
夜中に読んでいても大声で笑ってしまった。 -
バトル会話の元は、J-WAVEのトーク番組。
三谷幸喜と清水ミチコの、息の合った?(本人たちは必死かもしれないが、あるいは楽しんでいる?)トークの応酬に、ニヤニヤ、ゲラゲラ。リスナー、読者は大いに楽しませてもらえる。
シンドイ時の息抜きに、格好の本。 -
すごくおもしろかった。笑える! なごみたいとき、ほっとしたいときに読むのにぴったり!楽屋落ちっぽい感じもなくて、ラジオきいてなくても問題なく楽しめて。ふたりの距離感がすごくちょうどいいというか。ラジオできいたらもっとおもしろいのかなー、と思いつつ、案外、活字で読むほうがおもしろかったりと思ったりもして。文章化するのがすごくうまいな、と。ふたりを知ってるからかもしれないけど、微妙なニュアンスが伝わってくるような。ついでに。三谷さんの日記は文庫化はされないんだろうか。出たら即買うんだけど。
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ラジオ番組を文字起こししたという珍しいシリーズ。しかもこの1冊目の解説は当時はまだあまり売れていなかった星野源です。なんて豪華!
私とは一回り近く年の違うお二人の会話は、完全に共感できるというほどではないんだけど、でも細切れ読書用に続きは買おうかなと思う程度には十分面白かった。しかし、気になってYouTubeで当時の音源を聞いてみた(すでに番組は放送終了)ら、星野源が解説で書いているとおり、文字を読んで想像していた印象よりもずいぶんスピーディーで何度も巻き戻しながら聞くことになった。江戸っ子なのか? 少なくとも私自身は文章で読む方が楽しめそうだ。同じように感じたからなのかこんな変わった企画を立ち上げてくれた人よありがとう。 -
おもしろすぎる。
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「おもしろすぎる。」
ポッドキャストで聞けるのですが、何となく聞き逃し続けている(聞いたら病み付きになりそうで恐くて)「おもしろすぎる。」
ポッドキャストで聞けるのですが、何となく聞き逃し続けている(聞いたら病み付きになりそうで恐くて)2013/07/03
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ナイツとやってるビバリー昼ズでも思うが、清水ミチコのトークの距離感や返しは絶妙だ(特に大御所と呼ばれる相手とのトークが抜群)。
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期待していたほど笑えなかったかも。