- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344417281
感想・レビュー・書評
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アンジャッシュのネタが長編になったといった感じ。すごく面白い小説だと思います。
単行本のときに読み、文庫版を見つけたので再読。
ユキのケージが「ゲージ」になってるのは修正されてなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アンジャッシュの「勘違いコント」の小説版。
非常によく練られておりそれぞれの「勘違い」のからみ方も絶妙である。
ただこの本は普段二人でやっているコントを人数を多くして小説風にした、という印象はぬぐえない。
コントの脚本としては素晴らしいが読み物の小説としてはちょっと物足りない。
でも、ネタとしては嫌いじゃないので今後も小説を書いて欲しいですね。 -
空巣未遂の2人が偶然関係を持ってしまい、あたふたする話。アンジャッシュのコントを読んでるとしか思えない。まとまってはいるけど、小説としては面白くないです。
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アンジャッシュ渡部建さんの小説。読んだきっかけは、これもまた「渡部大好き芸人」(笑)。
始めの第一章を読んでいるときは、なんだかなぁ……と思っていました。
でも、第二章、第三章、第四章と読み進めていくうち、そういうことだったのか!となります。
ネタバレしてしまうといけないので内容には触れませんが、まさにアンジャッシュのネタだなぁとひしひし感じたのです。 -
平凡な将来に不安を感じた大学生のシュウ。彼女との関係も破綻気味で、自棄になった彼は、空き巣計画を立て実行する。シチュエーションコントの第一人者である作者の小説デビュー作。
アンジャッシュが得意とする『勘違いコント』そのままに、将来を悲観する青年と中年男が神様のいたずらに翻弄される。ご都合主義と言われればその通りだが、小市民の危機が迫った時のオロオロ感の表現が巧い。もっと小説を書いてほしいと思わせる。 -
面白い。まさにアンジャッシュの漫才を見ているような感じ。三人の視点から書かれているので奥行きもあり漫才以上に面白くなっている。
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この小説、アンジャッシュのコントが発想のもとになってると思うので、多少展開が読める点もありましたが、主な登場人物が3人いて、それぞれの視点で描かれていて、誤解が誤解を読んで、物語が進んでいき、最終的にオチがある、といった感じで、結構高度なことをやってるなあと思ったりしました。
なので、渡部さんはグルメな芸人さんとして有名ですが、また小説書いたらいいのに、と思ったりしました。 -
まあまあ
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2014年9月10日読了。