パリごはん (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418035

感想・レビュー・書評

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  • パリ暮らしでのごはん事情。日記エッセイ。
    レストランでの食事や、手作りごはん、料理教室などごはんにまつわる色々がエピソードと共に綴られていて、食通な様子が伺える。おいしそうな料理の描写がたくさんあるので、お腹が空いてくる。

  • パリでの食に関するエッセイ。
    フランス料理に限らず、和食だったり、フランス以外の地で食べたその国の食べ物だったり、パリ生活の中での仲の良い仲間との食事だったり。
    お店での食事だったり仲間内で料理しあったものだったり、そんな食べ物のことについてわかりやすく書かれた本。そして面白おかしい。
    料理の説明がすごくわかりやすくて、これは職業柄なのかなとも思う。写真がふんだんに使われている、というわけではないけれど、美味しい、というのが伝わってくる。
    料理もさることながら交友関係についての話も、楽しそうでいい関係なのがわかる。
    とりあえず、ハッピーな気分になる一冊。
    雨宮氏、思ったい以上に食いしん坊さんだった。

  • 雨宮塔子さんの書き物初めてでしたが、とてもよみやすく。豪華な食生活は羨ましいの一言ですが、食こそ基本 の姿勢や、友人達との接し方、寄り添い方などとても好感が持てました。冒頭にでてくる“ベトナムのサンドイッチ”は、昨今は日本で専門店もできている「バインミー」のことですね。先見の明にもさすが、と思いました。雨宮塔子さんの他の書き物もこれから読もうと思います。本書は2009年初刊行のようですが、超多忙(のため留守が多い)の当時の旦那様についても触れられていてちょっと切なくなりました。

  • 何度読んでも面白い。雨宮さんの感性?思い?が興味深いし、食べ物の描写がほんとに美味しそう!こんな生活してみたい。

  • 元キャスター雨宮塔子のパリでのご飯に関するエッセイ集。
    パリの美味しいご飯の他、在パリの美食家日本人友達と作る家庭料理もそそられる。ご飯がおいしそうなエッセイであることは間違い無いが、著者の飾らない性格、面白おかしいストーリーにクスッとさせられる。
    時折レシピも記載されている為、家でのご飯の参考にもなる。
    コロナ時代に自炊も増えてる中、自炊の参考に、あるいはいつかまたこんな外食がしたい〜!と幸せな気分にさせてくれるはず。

  • セレブな生活で真似できない感はすごかったけど、見たこともない食べ物でも文章からどんな料理なのか想像がつくぐらい、細かく分かりやすく書かれてた。東茶屋街のお寿司やさん、美味しそうだったなあ。

  • はっきり言ってここ最近では一番おもしろくないエッセイです。フランス生活に興味がある人にはいいのかもしれませんが、まぁ普通の人の生活からはかけ離れすぎてるので。何がしたいんだろうか、この人。読んでいて苦痛だと感じたのは久しぶりです。

  • 気分だけでもパリへ行ける。

    等身大の女性の書く文章という感じで読みやすかった。他の著書にも手が伸びそうです。

  • お料理エッセイ、食べ歩き日記系を続けて読んでみたけど、ごはんぐるりには誰も敵わない。
    雨宮さん好きだったのに、途中で離婚のことを知り、それでもいいもん、と読み続けたけど贅沢しすぎが気になって集中できなくなりました。

  • おいしいはしあわせを信条にしている。
    感化されやすいので、いま暮らすまちのフレンチのお店に行ってみたら、これまたとってもおいしくて、しあわせの輪が広がったのだった。

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著者プロフィール

1970年東京都生まれ。フリーキャスター、エッセイスト。成城大学卒業後、TBSに入社。99年退社後、単身パリに遊学。フランス語、西洋美術史を学ぶ。2002年に結婚、現在一男一女の母。著書に『金曜日のパリ』『それからのパリ』『小さなパリジェンヌ』『雨上がりのパリ』『パリごはん』『パリ アート散歩』『パリのmatureな女たち』などがある。

「2014年 『パリ、この愛しい人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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