ダンナ様はFBI (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418066

作品紹介・あらすじ

仕事一筋だった私が結婚したのは元FBI捜査官。「日本一腕のいい錠前屋を探せ」「デパートでも居酒屋でも、トイレに入る前はFBI式にドア点検せよ」「仕事靴はハイヒールのみ。スカートをはいて自転車に乗るな」。それは彼のトンデモ指令に奔走する、ジェットコースター人生の始まりだった。愛と成長とドタバタの日々を描く国際結婚エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 少し前の話なので、今読むと状況に多少の違和感はあるものの、楽しく読める1冊。

    一つの気の緩みが、どんどん自分を支配して、見た目や生活に影響してくる。本で言うなら、仕事に行くのにママチャリに乗らない、ヒールを履く、こんなところでしょうか。まさしく自分にも当てはまると思い、まるで自分もダーリンに指導を受けている気持ちになった。

    ダンナ様は、自分に厳しく、家族には全力の愛情で接してくれる素敵な夫だと思う。私も相手を思いやる気持ちは大切にしようと思った。

  • FBI的視点からの、ビジネス・人生指南。
    ビジネスの土俵に立つためには、まずカリスマ美容院に行き、常にハイヒール着用…とか、できそうもなくて耳が痛い。
    ”初対面では笑顔の張り手”は、実践できそうだし常に心がけたい。
    あとがきを読んでしんみり。

  • ここまで徹底してないとFBIでは生き残れないのだろうな

  • 元FBI捜査官のアメリカ人夫との出会いと日常のエッセイ。
    さすがの元FBI、危機管理最高です。
    あの当時ではやり過ぎって思える程の危機管理の感覚が、今の平和ボケした日本には必要ではないでしょうか。
    今こそその手腕を活かして欲しいのに…

  • こんなダンナさんだったら、頼りがいがある一方で衝突も増えそうだわ〜と。最後の終わり方に少し驚きました。色々な形の夫婦があるけど、私だったら…と考えさせられるましたね。

  • 今のようにインターネットが普及していない時代に国際結婚した筆者のドタバタエッセイ・・・と思う。
    いくつか示唆を受けたので記録をば。

    「(青信号の点滅で)間隙を縫って渡ってしまおうという、その気持ちが仕事や生活に出てくるんだ。ちゃんと準備をして仕事に臨むことが大切なのに、案外簡単に仕事がすんでしまったら、そう、まるで青信号点滅で渡ってしまうことができたら、その味を覚えてしまうだろ。そうすると緻密さがなくなり、ジタバタが習い性になり、とにかくそこそこで間に合えばいいという甘さが出てくるんだよ。そんな些細なことで判断を誤るな」
    うーん、自分の仕事を振り返ってみると、思い当たることが・・・。準備は緻密に緻密に。耳が痛い・・・。

    「自分に投資しなければ、子どもに投資できない。投資は自分に7割、子どもに3割だ。自分への投資は必ず子どもに反映するよ。」
    自分に投資できていないなあ。

  • 国際結婚は価値観も違うから大変なんだろうなと思っていたけど、むしろいろいろな発見があって楽しいかもと思えた。 FBIのエリートだけあって、自分の見せ方もしっかりした考えがあって、なるほどなと参考になった。

  • 仕事一筋だった私が結婚したのは元FBI捜査官。「日本一腕のいい錠前屋を探せ」「デパートでも居酒屋でも、トイレに入る前はFBI式にドア点検せよ」「仕事靴はハイヒールのみ。スカートをはいて自転車に乗るな」。それは彼のトンデモ指令に奔走する、ジェットコースター人生の始まりだった。愛と成長とドタバタの日々を描く国際結婚エッセイ。

  • 元FBIの夫&コピーライターの妻な二人の国際結婚エッセイ。

    元FBIなだけあって強くて頑固で賢くて頑固で日本が大好きで頑固なダーリンが面白い。(しかしレコードの件だけは他人事ながら許しがたい)
    FBIという変わりネタだけでなく、当時まだ少なかったであろう出産後もばりばり働く妻の仕事話など、話題のバランスがよく一気に読めた。

    メインが90年代の話になるので今とは全然違う部分もあるけど、よその家の話というのはやはり面白い。
    最後のページまで書いてくれてありがとうという気持ち。

  • 読みやすい
    FBIとの結婚てこんな感じかーととてもうらやましい
    最後泣けるね

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