花と流れ星 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 183
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418530

感想・レビュー・書評

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  • あの「真備」探偵の短編集。
    道尾氏にしては珍しい(?)、ちょっとユーモラスでハッピーエンドな短編。
    長編作品を読んでいなくても楽しめます。
    飛行機移動の為買って、2時間しない片道で読みきりました。
    すらすら読めます。

  • シリーズ物だったのか。
    全てが切な過ぎて、何とも言えない気持ちになる。

  • 図書館本。真備シリーズの短編ものです。このシリーズは読むごとに好きになって行ったのですが、今作は短編でもあり、ライトな感じですね。ただ、その中でも道尾さんらしい仕掛けがあって…という作品群。個人的には『オディ&デコ』が良かった。普通の生活していても起こりうるけど、救いのある話という点でホッとしました。ただ全般的には驚きが少なく、⭐️3つです。

  • 真備シリーズ第3弾の短編集。
    シリーズものだけど、繋がってないからこれだけでも読める感じです。

    全5話のうち、2話は推理対決。
    ちょっと不思議な感じのお話で面白かったです!

    残りの3話は、ちょっと物悲しい感じのあるお話。
    どれも各話50ページほどで読みごたえは、ほどほどかな? 軽く読める感じでした。

    風邪っぴきの真備とか雑に扱われる主人公の道尾とかが見れて楽しかった♪

  • 流れ星の作り方が◎でした。最後にそういうことだったのか・・と。 悲しいお話で、切ない余韻が残った。短編からかキャラやストーリーが薄味でもうひと味ほしい・・という印象でしたが、全体としては嫌いではないです。長編を読んでみたい。

  • 道尾、真備、凛の3人が主役の5編による短編集。

    謎解き的な部分が多く、
    背の眼や骸の爪のような、ホラー的な要素がないのが残念。

    やっぱ、この3人が主役の長編を読みたい。

  • ミステリーなのですか?

    真備さんの回転の高い頭にはびっくりですが、聞いただけで答えてしまうのも、何も見てないのにと、思ってしまいました。

  •  真備霊現象探求所ものの3冊目は短篇集。おなじみ真備、凛、道尾の3人がちょっとした謎解きをする5篇。この3人のやりとりはもう安心してみていられるからそれは問題ないのだが、やはり短篇となるとプロットの比重が重くなるのでそこが問題になる。同じ著者の短篇集「鬼の跫音」はその点うまくいってたけど、あれはミステリというよりサスペンス的なので状況描写で点を稼いでいたところがある。そこへいくとこれは純然たる謎解きなのでそこが難しいところ。初秋の午後十時に切った爪の先のような月が浮かんでいる、というありえない場景は愛嬌としても、底が浅かったり、解決がかなり無理っぽかったり、舞台装置のわりに尻すぼみだったり。このシリーズ、キャラは悪くないので次はやはり長篇に期待だな。

  • 流れ星のつくり方、以外は記憶に残らず。

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著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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