新しい靴を買わなくちゃ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 651
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418936

感想・レビュー・書評

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  • パリに行きたくなった!
    これから何が起こるのか、胸弾ませてウキウキする初々しい気持ちを思い出した。
    全体的に分量も少なくてライトな話だけど、パリ在住の一見オシャレに見えるアオイにも辛い過去など色々な事情があって、みんなそれぞれ色々抱えながら頑張ってるんだなと読んでる私も前向きな気持ちになれた。
    人生が変わりそうな一歩を踏み出す勇気をもらえる爽やかで素敵な話。

  • もう、何度も読んでいる本なのだけど、読むたびに感じることが違う気がして面白い。

    パリの街並みの様子が丁寧に書かれていて、旅行に行ってみたくなる。

    センとアオイの気持ちが少しずつ近づいていき、お互いに好きになり、最後は、また近いうちに会えるのだろう、と言うところで終わるのも、先を色々と想像できてよかった。

    また読み返すんだろうな☺️

  • 映画の原作、90年代のドラマの脚本といえば北川悦吏子さん。その世代にはドンピシャな物語で、パリに来た青年は泊まるホテルを探すために偶然知り合った年上の日本人女性に助けを求めて…なんて素敵設定。旅で素敵な出会いをしたくなる。

  • やっぱり、北川悦吏子の物語は好き。
    映画見てからの本だったけど、内容わかってるのに、泣いてしまったよ。

  • 海外小説の真似にはならず、日本人らしい空間で、さらっと読める物語。
    心地よいけど、ちょっともどかしい。
    そんな余韻が残る小説でした♪

  • 正反対の兄妹の恋模様が、同じパリという土地で、同じ時間に、正反対に進んでいくのが不思議な感覚だった。
    でもスズメが年齢に比べて言動が幼すぎて、カンゴの自由すぎる考えにもついていけなくて、妹カップルには全然感情移入できず。
    イースターに賑わうパリの明るくて美味しそうな雰囲気は好き。

  • ロンバケなどの有名ドラマの脚本家、北川悦吏子さんの作品。

    ドラマフルな恋愛ストーリーな感じがするので、よく悪くもそういうところはある。でもやっぱり要所要所に見える、男女のよくありそうな対話の心情が丁寧に描かれているあたりは、響くところがある人が多いだろうなと思わられる。ここは人気ドラマの脚本家の腕が見せる力なのかなと思いました。

    そう恋人と、パートナーと、夫婦で、仲のいい人も喧嘩している人も、何か響くところが見える小説です。

    以下抜粋

    - カンゴは心の中で答え、スズメに向かって微笑んだ。
    「質問攻め、カンちゃんに嫌われる……」(P.174)

  • 花の都パリ。それだけで舞台は素敵度が高まります!

    訪れたことがある人なら、ストーリーと共に観光もしている気分に浸れますし、グルメ好きな方にも向いていると思います。

    普通に見えても、人の内側には光と影がありますよね。

  • 中学の頃に。これを読んで、パリへの憧れが強くなった。

  • yk

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著者プロフィール

シナリオライター。早大卒。作品に「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「最後の恋」「たったひとつの恋」「半分、青い。」など。

「2023年 『夕暮れに、手をつなぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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