フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)

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著者 : 有川浩
  • 幻冬舎 (2012年8月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418974

フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ドラマを先に観てしまったので、その印象が薄らぐ頃になって、やっと手に取る。
    テーマは、フリーターだの、うつ病だの、あるいは家庭不和だとか、けっこう重いテーマだけれど、そこは有川浩、深刻にならない展開で最後はハッピーエンド。
    後半、あんまりとんとん拍子で全てが好転してしまうのは、ちょっと?というとこかな。それも、有川浩だから許せる(笑)

  • ずっと読もうかな、どうしようかなと思いつつ読んでいなかった作品。
    想像していたよりもずっと良かった。今まで読んだ有川浩さんの作品の中では一番好きかもしれない。ドラマも観てみたい。

    重度のココロの病気に罹った母親を救うためにフリーターでどうしようもない生活を送っていた武誠治が一念発起するストーリー。家を変えれば母親の妄想が収まるということでがむしゃらに頑張る。
    これ、自分も頑張らねばと思わせる。

    個人的に好きなのは豊川かな。ヘラヘラしているように見えるけど、人間味があるし、仕事も上手くこなしているし。

  • 胸に響く。就職難。自分の耳にも痛い主人公誠治の生き方。でも後半になるにつれ希望が湧く作品。がんばることって必ずポジティブな結果を生むってことが伝わってくる。言い訳するな。悪口を言うな。人生回り道でも、間違いなんてないんだ。そんな作品。

  • 以前ドラマ化もされていたのが、文庫に落ちていたのでさらっと。
    どうにも怠惰な主人公が、自身を見つめなおしていく物語。

    ん、"真っ直ぐで強い女性"が彩りを添えてくれるのは、有川さんならでは、でしょうか。
    相変わらずのテンポの良い文体に、一気に読んでしまいました。

    主人公の怠惰さが決して他人事でなく感じられて、いい刺激に。
    さて、自分も軸足を見失わないようにしないと、です。

  • 人生応援本、に入ると思う。
    ひとが立ち直る姿はいいなあ。
    そこかしこに散りばめられた反省や教訓とかの類いのものが、有川さんのことばだとすっと心に届く気がする。
    たぶん、ひねくれものにも、後ろ向きさんにも。
    そういう意味では、全人類愛というか、性善説というか、なんというか、そんなものすら感じる。
    家族を大事にしよう。

  • ドラマ化もされてタイトルは見かけたことがあるこの小説、タイトルから夢がある明るい話なのかと思いきや、苦くて重くてやるせない展開に正直戦きました。そして、結構泣きました。
    ネタばれは極力防いで書きますが、物語前半を覆っているどす黒いオーラが本当に凄まじいです。取り返しのつかないことをした、という後悔があまりに苦くて、主人公のふがいなさに共感しながら苦しくもなりました。

    人って、楽な方に楽な方に流されがちだし、自分の考えが当たり前のように思ってしまいがちで、誠治のだめだめっぷりはもはや救いがないようにすら見えるけど、だからこそ直向きに変わっていく彼がかっこよくて。面倒なことを全部捨ててきた彼の成長物語でもあるこの小説には、随分と勇気づけられるものがありました。

    個人的には誠一さんがお気に入りです。
    最初はイライラさせられっぱなしで誠治を上回るだめだめ男だと思ってましたが、そもそも完璧な人なんていないし、虚勢を張らずにはいられない弱さだとか、不器用な愛情表現とか、仕事にかけるプライドとか偽りない親心とか、読み進めているうちになんだか尊いなぁなんて思うように。きっとお母さんもそのあたりのことが全部わかっていたんでしょうね。

    完全なる機能不全家族に見えたのに、それが修復されていく様も見どころです。
    そして就職後の話も大好き。これぞ有川さんという読み心地で、どの登場人物も愛があるいいキャラ。ラストもラストでいいんですが、もっと先まで読んでいたいくらい。
    なんなら豊川の恋愛が実る話を読んでみたい・・・!

    総じてこの本は1つ1つ築いた信用が今の自分を作っていること、人は変われるということを身の丈いっぱいの心意気でもって伝えてくれる、大人に読んでほしい1冊でした。

  • 母親のうつ病をよくするためにフリーターだった青年が一念発起する話。
    腹が立ってしょうがなかったお父さんも、ドラマの配役が竹中直人と知り、にくめない印象に変わりました。

  • フリーターがとある会社にひょんなことから入社し、成長する小説。ややベタな展開ながら、有川浩らしい、テンポのよい文章で、すごく楽しく読める。

  • 有川浩はほんと一気に読ませるなぁ、というのが一番の感想。

    ドラマは見なかったけど、登場人物はドラマ出演者が自然と浮かんできました。

    フリーターの就職活動、ご近所付き合い、鬱病、家族。
    含まれている問題が沢山ある。
    それぞれずしっとそれでいてさらっと。
    読後はぐっと指を立てたくなるような。

    有川浩はほんと読ませる。

  • 内容からして色々重ね合わせるとこがあって、なんかもー身につまされるね。でも、このお母さんよりは、私はずーーーっと幸せだわ。お父さんの理解のなさにイッライラしたよー。でも、こういう風に理解できない人、ほんと多いらしいのよね、50代くらいからは。最後はほんとよかった。ちなみに好きなキャラはお姉さんですな。かっこよすぎて後光さして見えた!

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フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)の作品紹介

二流大を卒業しやっと入社できた会社をたった3カ月で退社、その後は実家に引きこもりゲームに興じる毎日。プライドばかり肥大化させた、そんなへなちょこダメダメな25歳が、母の病を機に突如、一念発起。「就職する。金を貯める」という目標を掲げて向かった先とは……。

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