トリプルA 小説 格付会社 下 (幻冬舎文庫)

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著者 : 黒木亮
  • 幻冬舎 (2012年8月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344419018

トリプルA 小説 格付会社 下 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 物語に展開が無いな~。ただ淡々と出来事をつみ上げていく感じ。

  • 格付に携わる三人の視点を通して、1984年のバブル景気から2007年のリーマンショックに至るまでの金融業界の興亡を描く。下巻は内容が若干難しくなってきた(それはそのまま金融商品の複雑化を示すと思うが)ので、テンポは落ちる。金融のことなんか全然分からんが、エピローグのやり取りから、作者の日本愛と、それゆえの厳しいメッセージが伝わってくる。なかなかに熱い一冊。

  • サブプライムバブルまでほ格付会社の歴史を辿る上下巻。メモ。(1)我々の顧客は投資家である。迷った時や疑いのある時は、投資家の為になるかどうかで判断せよ。(2)私の今のシナリオは今後七八年は国内で借換が出来る。その後は海外で発行をして凌ぐ。十二三年後に海外でも国債を発行出来なくなって壁に衝突する。そして一九七六年のイギリスみたいに、IMFに介入され、尻をひっぱたかれながら再建を目指す…。

  • 格下条項や国債の記述は流石。

  • 格付会社を題材にしている経済小説。

    ニッチなテーマではあるけど、今の私にとってはどんぴしゃのテーマで、
    日本に格付会社がやってきた1985年ごろからリーマンショックまでの金融史と一緒に学べて非常に面白かった!!
    これぞ小説の力。

  • 小説というよりは、リーマンショックまでの一連の流れを追う金融史のような話でした。
    金融に関する下知識がないと全く理解できません。

  • 作品中ではマーシャルズと言われているが、要はムーディーズがどのように業容を拡大していき、その過程でいかに格付が歪み、サブプライムを集めたCDOや更にそれを集めたCDOスクウェアードのような商品にAAAが連発されたか、格付モデルの変更によりいかに日本の格付が歪んだか、が描かれている。
    作中では格付は投資家のためにあるべき、という理想論が何度も暗に主張されているものの、発行体から手数料を取るビジネスモデルである限りは発行体にもいい格好をしないといけない格付会社のジレンマが様々な形で描かれ、それに翻弄される正義感溢れる登場人物達の苦悩を通して、歪みが手に取るように分かる。
    格付会社の格付やモデルには学ぶところが多いんだけど、この前読んだ小説エンロンで確かカルパースの運用担当の人がリスクを見抜いてエンロンのSPVのエクイティに投資しなかったように、結局リスクを見抜く力って自分で磨かないといけないんだと思う。やっぱりサブプライムとかって普通じゃないしね。
    今はアメリカでオートローンのサブプライムが過熱気味とのこと。根本的なジレンマは、変わっていないのかもしれない。

  • 証券化や金融機関に対する規制等に焦点を当てた作品。
    巨大投資銀行のようなダイナミズムはないが、企画セクションの奮闘を見ることができる。
    格付け、BISは仕事で携わっていたので、個人的には楽しめた作品。

  • 格付とは何か。サブプライムローン問題等の直近の金融史を物語にそって学ぶことができる。知識面で得ることは多いが、格付というテーマが先にあって、あとからストーリーを考えたような印象を受け、小説の面白さとしてはいま一つという印象。

  • ムーディーズの概要がわかる。
    みずほもCDOを販売していた。
    ストーリー部分はそんなでもない。

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