政府と反乱―すべての男は消耗品である (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344419087

感想・レビュー・書評

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  • 村上龍のエッセイ。社会的な内容が多くなったと自ら言っている通り確かに、社会的な話題が多いエッセイだった。深刻なのは数年前のエッセイなのに何も解決していないということだ。このエッセイの中では民主党は政権をとってない。そこから、政権交代が実現し、東日本大震災がおこった。改善は殆どなされぬまま時が過ぎるというのは状況は悪化していることだ。かすかな希望があるとすれば大阪発で変革の気配はまだ残っている。ということくらいだろうか。

  • 久しぶりの村上龍エッセイ。視点が自分とシンクロしてる、その時、まさしく思ってた事が書かれてる。疲弊した地方で、再起を図り明日を乗り切るヒントは見つからなかった、残念。

  • 最新文庫なのに五年前くらいの話題なので、JMM登録しなおしました。

  • 勉強なります。

  • 相変わらずの正論。
    しかし日本人全員が同じ意識を持つことはもう無理なんだろうな。

    政治に期待してはいけない。
    監視して評価するだけ。

    人妻は誘惑しない。
    自分の妻への努力と同じだけ努力している夫がいるはずだから。
    自分とだけは恋愛していいというアンフェアな考えは認められないから。

著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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