もしもし下北沢 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344419094

感想・レビュー・書評

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  • よく分からなかった。ただ人の気持ちは様々であるということ。共感できないこともある。

  • 下北沢と言う街に、行きたくなった。住んでみたくなった。

  • 先が見えなくてちょっと飽きてしまった

  • 2016.09.19
    父親と愛人が一緒に自殺をはかり、残された主人公と母親。
    特にストーリー自体面白さを感じたわけではないけれど、傷ついた後の日々をゆっくりゆっくり過ごしていく毎日が描かれていた。
    何か辛いことや悲しいことが起きた時、もがいてともがいても、時が早く過ぎるわけでもない。
    その時間はその時間として、ダメな自分や感情も受け入れなきゃいけないんだよね、と。

    特にすごい吉本ばななさんのファンだったわけではないけれど、やっぱりたまに優しい文章を読みたくなった時には、こういう作品もいいものだな。

  • 長い。ばなならしいといえばばなならしい内容。あまりよくない意味のほうが強めで。

  • ものすごく読むのに時間がかかった本。
    読んでいてしんどくなった。
    でも下北沢には行ってみたい。

  • 自分の気持ち的な部分が合わない時に読んでしまったかな…という感じ。
    下北を舞台に、しおれた気持ちを再生していく話。

  • 長いなーと思いながら読んでた。
    父親/旦那を無理心中で亡くした母娘の話なんだけど、途中から話の方向がアレな感じになっていって、あまり好みな内容ではなかった。
    相変わらず感情の描写や比喩は本当に素晴らしいんだけども。

  • めっちゃよしもとばななっぽい

    最初に付き合ったやつのくだりのあたりが特に。お母さんに印象きくとことか。寝たことのある友達みたいね。
    そんなこという母やだけどなあ。

    よしもとばななは作家としての女性要素みたいのがめちゃめちゃ高いと思う。実に女女した小説を書くなあと。

    なんかこの本はあんま好きじゃなかったかな。下北って昔は知らないけど今はあんな感じじゃないよねと。そう思ってたらあとがきで筆者も今の下北は変わっちゃったみたいなこと言ってたけど。

    ただ、お母さんがバイトはじめたりとか、自分の世界をちゃんとつくっていけるっていうのはいいと思ったな。そういう強さをもった奥さんの方がいいな

  • 2012.8.13読了。

    久しぶりのばななさん。とっても「らしい」作品。この空気感が懐かしく思うくらい、昔は読み漁ったな。
    ただ、新谷くんがいい人なだけ、何だかな。

著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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