植物図鑑 (幻冬舎文庫)

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著者 : 有川浩
  • 幻冬舎 (2013年1月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344419681

植物図鑑 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの、有川さんの甘々小説。
    涙を流しながら本を読んでいるときには、子供たちから冷たい視線を浴びせられ・・この小説を読んでいるときは一人ニヤニヤしながら読んでいたようで・・子供たちから不気味がられ・・
    それくらい、ニヤニヤしたくなるお話でした。
    久しぶりの胸キュンっていうんでしょうか、なんともいえない甘酸っぱさ。
    春の陽気のように私の心もポカポカしました。

    樹くん、私も拾いたいかも・・

    出てくる山菜料理がどれも美味しそうで、
    家のまわりにも、いろんな草花が生えているので、散歩しながら
    たべれそうな草みつけようかな。素人がむやみやたらに取ったらダメだと
    樹くんに怒られてしまうので(笑)まずは、図鑑で勉強しよう!(^^)!

  • 男性がソラから落ちてくる美少女にロマンを感じるように、
    女性は道端にイケメン主夫が落ちてたら、拾いたくなるんでしょうか。

    なんとも甘~い内容で、有川さんならではって感じの、テンポがよい連作短編。
    それなりに官能的でもあって、Web連載ってのも影響してるんですかね。

    「雑草という名の草はない。すべての草には名前がある(昭和天皇)」てな感じで、
    世にある野草の、、美味しそうなこと、たまりません。

    ん、胃袋を掴まえるのは、男女問わずに王道なんでしょうか。

    季節の移ろいとともに、人の心にも変化が見えて、
    でも、大事な部分は移ろわず、、も、王道といえば王道で。

    何はともあれ『天空の城ラピュタ』が観たくなりました、なんて。

  • これはもう、少女漫画だと思って読んだ方が良いです。

    野草×レシピ×謎のイケメン×干物女。

    出だしは「君はペット」、干物女の元に突然現れな料理上手な草食イケメン、かと思えば実は…。ときめかない訳がない。

    有川作品の男性陣は妄想かってくらい、男子力が高いので、しのごの言わずにキュンキュンして読むべし。

  • ただの恋愛小説は好きではないけど、
    有川さんの作品はそうじゃないからお気に入りになる。

    まさに今現在、興味を持っていて、
    料るまではまだいかないが食べるのが大好きになっているジャンル、山菜。

    作ってみたい、食べてみたい、それ以前に自分で採ってみたい。
    まさに、さやかと同じようにしてやられている状態です。

    二人のお話も素敵で温かくて、
    作る料理の素朴さと、食を通じて学ぶことの多さ、大切さ、
    自然の素晴らしさとありがたさと、それらを幸せと思える心。

    ものすごく共感して、ワクワクして、早く春にならないかなぁ…
    と待ち遠しい気持ち。

    今現在、住んでいる所とあと3ヶ月ほどでさよならしてしまう、
    その場所が自然あふれる東北であるからこそ感情移入して読めました。

    もう少ししたら住むところは、今より南西に位置を変え、
    5県から構成される中国地方です。


    暖かくなったら、山に登って自然と戯れて、
    綺麗な空気を身体いっぱいに取り込んで、
    目に耳に鼻に、ここでの幸せを焼き付けようと思います。

    改めてそう思わせてくれた『植物図鑑』に、
    このタイミングで出会えたのも何かの縁。

    この方の作品はこれだからやめられない…(*´∀`*)

  • イツキくん、行き倒れてないかな。。。

  • 冒頭の「僕を拾ってくれませんか?噛みません、躾のできたいい子です」のセリフに惹かれて読んだ。
    植物の話だけど、どちらかと言うと我らが雑草と呼んでる植物が中心。
    短編連作で、近所に生えている雑草を見つけてそれを料理する話を中心に、二人の関係が進んでいく。
    雑草もたくさんの料理の仕方があり、それを読むだけでもわくわくする。

    女目線で進むので、彼の心情はなかなかわからないが、最後の章で彼側の話が出て来る。
    号泣するので読む時は気をつけて。
    甘い恋愛かと思いきや、そうでもないので男性でも読めると思う。

    有川さんの書く最近の作品の男性は、どちらかと言うとちょっと優しくて弱い感じが多い。
    この作品もそれで、昔のような男らしい男の理想という男性ではなく、最近の男性に多い優しい男性なので、感情移入しやすくなるのかも。

    レシピは巻末に載っているので、雑草料理を作ることもできます。

  • 有川浩作品は身近なんです。そして、いつも忘れかけていた懐かしい感情を想い起こさせてくれます。本書では、子供時代には当たり前にそこにあった草花との戯れ、まわり道とか、ゆったり流れる時間…(こちらをクローズアップしましたが、紛れもないラブストーリーですよ )に終始癒されました。 園芸種とは違って、踏みつけられ駆られてしまうような運命の植物達。雑草と括られてしまうそんな沢山の野草がお目見えします。それらを食すというカテゴリーの元、ちよっと手を掛けてあげることによって、意外な食感や味に感動すら覚え、お金では買えない贅沢品に生まれ変わるという、、この描写が実に有川さんは巧くて、本当にそそられっぱなしでした (*^o^*) 幸運なことに、巻頭巻末のカラー写真の野草の数々はどれも見たことあるばかり、そして付随した懐かしい記憶も蘇ってきたりして。オオイヌノフグリは小学校の恩師が散歩途中で名前の由来を教えてくれて以来、忘れられなくなりましたし(笑)あるいは母の実家裏の荒川の土手、春の訪れと共に薄っすら色付くレンゲやシロツメクサ畑は嬉しくって飛び込みたくなりました(笑)ノビルは採ってきたものを何度か祖母に味噌汁にしてもらったものです。 このお話、起承転結がしっかりしていて2人の恋の行方は、途中、涙で字が霞む程切なくなります。が、カーテンコールの章が心憎いです。今、目の前にいない相手を思い遣って、自分の日常をしっかりと生きる二人の姿が、正に春の陽だまり、降り注ぐ光をみるようで満たされましたね。春が待ち遠しくなる一冊です。
    〈追記 〉野草レシピは図書館に返す前にしっかりコピー(笑)天ぷらやパスタは挑戦したいな♬

  • キュンキュンしたいときに読むには最高の一冊。女性の甘えたい心理をくすぐる感じ。妄想ふくらむ感じです。
    終盤のハッピーエンドに向かうところも、すっきり、幸せな気持ちで読み終えられます、

  • もう有川作品には個人的には外れナシって思ってしまいそうなほどツボでした!

    何度も読みなおしたい大事な本!!

    「お嬢さん、よかったら僕を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできたよい子です」から始まった「イツキ」と「さやか」のおかしな共同生活。
    謎のイケメン「イツキ」はやたらと野草に詳しく、また料理もうまい!不思議な共同生活で自然とゆっくりと愛情が育ってゆく。

    ところが「イツキ」は突然姿を消してしまうが、その「イツキ」をひたすら待ち続ける「さやか」に涙が出そうだった。
    その分戻ってきたときの幸福感たるや半端ではなかったなぁ。

    単行本にはなかったらしい「カーテンコール」の2章も素敵なお話だった。

    特に最後の「午後三時」は別視点から描いた「さやか」の元をさった「イツキ」のお話。
    当時のイツキの思いがこれまた切ないほどに描かれてて好きなお話だった。

    それにしてもお話に出てくる料理はどれもおいしそうだったなぁ。

  • ここのところちょっと忙しく読書から離れていた。で、少しささくれだったココロを癒すべく有川浩さんの『植物図鑑』を手に。

    「『あまあま』の恋愛モノ」と伺ってはいたが、いやいや、こういう味付けでしたか!腹へるわー^^!

    さやかといつきのやりとりにはニヤニヤ(と、ハラハラ)しつつ、なぜかヨダレが溢れお腹がグーと鳴る不思議な恋愛小説。

    『阪急電車』のゴンちゃん、思い出しました。有川さん、野草好きなんですね(笑)

    有川ワールド、堪能致しました。

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植物図鑑 (幻冬舎文庫)の作品紹介

お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です-。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所で「狩り」する風変わりな同居生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)"道草"恋愛小説。レシピ付き。

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