- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344420328
感想・レビュー・書評
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登場人物の会話、振る舞い、事件が時代設定とマッチしている。ユーモアも多く面白かった。並行するいくつかの事件が最後に上手くまとめられている。
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明治時代の話ながら楽しく読めました。真田慎之介や隼人、周りの人達もみんな魅力的。
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【収録作品】第一章 特別代言人/第二章 士族の商法/第三章 精錡水/第四章 淡泊殿下/第五章 阿久多牟之/第六章 フェリス検事/第七章 真実の行方
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変わり者だが優秀な代言人(弁護士)と書生が、明治を舞台に活躍する歴史法廷ミステリー。
読みやすい文章とテンポの良さでサクサク読めちゃいます。なのに薄っぺらさはなく、面白い。
ミステリーっちゃミステリーなんだけど、構えずに読めるので苦手な方にもオススメです。ちょいちょい出てくるコネタがまた面白い。隼人目線で勉強になりました。
"阿久多牟之"、知らなかった。 -
明治時代のお話。
弁護士の前身・代言人として活躍する
真田慎之介が主人公。
彼の助手・隼人との掛け合いの妙も面白い。
ホームズとワトソン的な。
時代物ではあるが、ライトノベル風で読みやすく
それなりに推理もさせてくれるミステリー。
キャラクターも個性豊か。
シリーズ化されそうです。 -
20131217 読了
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弁護士の前身の代言人。変わり者で天才肌で子供っぽいところもある、という代言人をはじめ、まわりのキャラも好き。事件解決で爽快感を求めるより、キャラの面白さで楽しむ小説。続きも楽しみ。
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ちょうど、明治・大正時代の物語が読みたいなぁ。
と思っていたところだった。
何気なく本屋をぶらぶらしている時に出会った本。
それでも、迷わずに買ったのは、著者が六道慧だったから。
もう20年も前に読んだ、この人のライトノベルらしくない小説が、
子ども心にグサリと刺さったことを、今でも鮮明に思い出す。
それからしばらくはご無沙汰だったのだけれども、
久々に目にしたその著者名に、手を伸ばさずにはいられなかった。
さすがに、子ども向けの小説とはだいぶ趣が違ったけれど。
息をつかさぬ内容、ワクワク感は変わらない。
続きがありそうなので、楽しみに待ちたいと思う。 -
詰まらないとは言わないが、まあ、ミステリが本業じゃない人のミステリってこんなものだろう、という感じ。六道氏はやはりファンタジーがいいのではないかな。