駆け落ちは子爵とともに (ラベンダーブックス)

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420533

作品紹介・あらすじ

19世紀、英国。良家の令嬢ミネルヴァは地質学に夢中だ。ある日、洞窟で先史時代の貴重な化石を発見した彼女は、それをスコットランドで開かれる王立地質学会で発表しようと決意した。折しも、名うての放蕩者ペイン卿がミネルヴァの病弱な姉ダイアナに求婚するといううわさを耳にする。だが、堕落した遊び人と姉を結婚させるわけにはいかない。姉を救うため、また、学会への出席も果たすため、ミネルヴァはペイン卿に自分と駆け落ちしてほしいと持ちかける。目的を遂げたら、関係を解消するつもりで。ところが、ペイン卿は女性が横にいないと眠れないという。やむなくミネルヴァは添い寝するが、未知の快楽まで発見することに…。大胆な展開に胸躍るロマンス。

感想・レビュー・書評

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  • 本と地質学が大好きな地味なメガネっ子ミネルヴァ。心血を注いだ重大発見を学会で発表するため、前作で毎晩ベットに女性を連れ込み、お調子者のトラブルメーカーとして登場した子爵コリンと駆け落ちすると書き置きを残し、嫌がるコリンを連れてスコットランドへ。コリンがついた嘘(ギャグ?)が数々のトラブルを巻き起こす波乱の旅路。そんなコリンと怒りん坊で頑張り屋さんのミネルヴァの丁々発止のやりとりが面白くないワケがない!コリンの幼少期の辛い体験や大雨の中、大きな事故が起こったりと緊張の展開も。コリンの熱烈なプロポーズにはドンデン返しが…。今作でコリンは素敵な王子様になりました!

  • 地質学大好きなメガネっ子ミネルヴァと現れる先々で騒動を起こす放蕩子爵コリンのドタバタロードムービー。テッサ・デア節炸裂な感じでこれも読みながら笑っちゃった。こういう軽いタッチのヒストリカルもいいですね。
    旅の途中で会う人達に大ボラ吹いて楽しませる彼はトラウマ持ち。原因の告白には泣けてきた。結構というかかなり重いトラウマだったけどミネルヴァのおかげで克服できたんだよね?ミネルヴァの結婚式直前のお墓参りにも涙です。
    笑いと泣きの配分がいい感じでした。

  • h/hよりケイトとソーン伍長の方が気になるので最後まで読んだ 伍長はケイトのことが好きなんだよねぇ 早くこの二人をくっつけてあげてくれ~ でも、伍長が村の女性陣に人気だとは意外だ… 次はこの二人がh/h 次作へ、レッツラゴー!

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