悪夢の六号室 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.13
  • (5)
  • (18)
  • (58)
  • (12)
  • (2)
本棚登録 : 360
感想 : 37
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420908

作品紹介・あらすじ

海沿いの『ハートブレイク・モーテル』では、緊迫が最高潮に達していた。五号室では、父の愛人と二億円を持ち出した暴力団組長の息子が追手に見つかり、六号室では、殺し屋の内川が浮気男をベッドに磔にし、ちょん切る準備万全。別々に見える二組を、何者かが底なしの窮地に引きずりこむ…。裏切りの連続がまさかの結末へ導く超震撼サスペンス!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今日の放送に間に合った。
    http://asahi.co.jp/akumu6/
    予告観たらおもしろそうだったので観てみることにする。

    正直壇蜜が鮎子を演じるのか、琴音を演じるのか、
    キャスト見るまで本気でわからなかった(苦笑)

    ラストの感動はやはり「~観覧車」には適わず。

  • 「木下半太」の『悪夢の六号室』を読みました。

    『純喫茶探偵は死体がお好き』、『暴走家族は回り続ける』、『悪夢のクローゼット』、『悪夢の身代金』に続き「木下半太」作品です。

    -----story-------------
    海沿いの「ハートブレイク・モーテル」は最高潮に緊迫していた。
    5号室では、父の愛人「琴音」と2億円を持ち出した暴力団組長の息子「森福隆」が追手に見つかり、6号室では、殺し屋の「内川」が浮気男「町田敬助」を裸にしてベッドに磔にし、ちょんぎる準備万全。
    別々に見える二組を、何者かが底なしの窮地に引きずりこむ……。
    裏切りの連続がまさかの結末へ導く超震撼サスペンス!
    -----------------------

    『悪夢の身代金』に続き悪夢シリーズ… 悪夢シリーズの第九弾作品です。

     ■第一章 五号室と六号室
     ■第二章 女と女と金庫の中
     ■第三章 女たちの逆襲


    ハチャメチャな展開が本シリーズの持味ですが、ちょっと強引過ぎる感じがしました、、、

    愉しめて、一気に読めましたが… これまでの作品に比べると、少し物足りない感じがしましたね。


    暴力団組長の愛人「琴音」については、最初から怪しいなぁ… と思ってはいましたが、まさかまさかの大どんでん返しで、驚きの結末、、、

    悪人は消え去り、離婚寸前だった夫婦の間に幸せが訪れるエンディングは、一見、美しく感じるけど、そこに至るまでの大きな犠牲を考えると複雑です。

    エンターテイメントとして割り切るしかないかな。

    殺し屋「内川」のキャラが気に入りました… また登場して欲しいですね。

    『悪夢のエレベーター』以降、本シリーズで何回か登場しているオカマの「マッキー」が間接的に登場… ちょっと嬉しかったです。

  • イイ意味での期待を裏切ってくれた作品でした。

  • 悪夢シリーズ 第9弾

    第一章 五号室と六号室
    第二章 女と女と金庫の中
    第三章 女たちの逆襲

    海沿いのモーテルで、浮気をした旦那に復讐しようとする鮎子と、暴力団組長の息子と2億円の金を持ち逃げしてきた琴音。

    クライマックスを迎えようとする二つの部屋に訪れるハプニング。


    いつも通りのスピード感あふれる展開で、休暇にぴったりでした。

  • 海沿いの『ハートブレイク・モーテル』では、緊迫が最高潮に達していた。五号室では、父の愛人と二億円を持ち出した暴力団組長の息子が追手に見つかり、六号室では、殺し屋の内川が浮気男をベッドに磔にし、ちょん切る準備万全。別々に見える二組を、何者かが底なしの窮地に引きずりこむ…。

  • 悪夢シリーズ初。面白かった!え?どうなの的な事もあり怪しさもありで先を急ぎたかった。このシリーズ読みたいかも。

  • 悪夢シリーズにしては、他と比べて伏線など欠けていた気がする。

  • まあまあ

  • 2015/12/07
    移動中

  • サクッと読める
    けどまぁ引き込まれるほどの展開はなかったかな
    散らかったまま終わった感じ

全37件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九七四年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー』『裏切りのステーキハウス』など。『悪夢のドライブ』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品多数。『ロックンロール・ストリップ』映画化の際は、自ら監督も務める。「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系列)では自身初の特撮作品メインライターに抜擢された。

「2022年 『オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木下半太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×