キミは知らない (幻冬舎文庫)

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著者 : 大崎梢
  • 幻冬舎 (2014年4月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344421776

キミは知らない (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 祝文庫化!

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    「突然消えた気になる先生。後を追った悠奈が再会したのは別人のような鋭い目の男。さらに「お迎えにあがりました」と謎の男達が現れて……。超ドキドキの巻き込まれ型ドラマチックミステリー!」
    Webマガジン幻冬舎: 『キミは知らない』(大崎梢著)
    http://webmagazine.gentosha.co.jp/special/kimihashiranai.html

  • 軽い気持ちで読めた。 巫女が大事なのに殺しちゃうとか、まだ代替わりしてないのに家系図に書かれているとかちょっと?なとこもあるが、ラノベって事で。

  • 【あらすじ】
    父が遺した謎の手帳を見るなり姿を消した憧れの先生。高校生の悠奈はたまらず後を追うが、やっと再会したのは別人のように鋭い眼の冷たい男。さらに「お迎えに上がりました」と現れた男達に連れ去られ…。次々と悠奈に降りかかる事件は、やがてある村の失われた神事と父の死の真相へと―。すべての鍵は私が握る!?超ドラマチックミステリー!

    【感想】

  • 亡父の書いた本がきっかけで仲良くなった非常勤講師・津田の突然の退職にとまどう高二の悠奈。
    ふとしたことから津田の住所を知った悠奈は、遠方にある津田の自宅を一人で訪ねていく。
    ところが悠奈は突然拉致され、自分の出自を巡る騒動に巻き込まれることに。
    しかも12年前に事故死した父親も関係していることがわかり・・・。

    普通の女の子が、突然ドラマチックな騒動に巻き込まれるジェットコースターストーリー。
    誰が敵なのか、誰を信じていいのかわからない、二転三転する物語にひきつけられます。

    次から次へと謎が出てきて、孤立して逃走し挙句の果てには殺されそうになり・・・ハラハラしながら読みました。

    「地位も名誉も財産も、ほしかったら自分で手に入れればいい。いつだって、一から始めてやるよ」というある人物のセリフに、このお話の言いたいことが全てつまっています。

    古い因習に捕らわれず、ちゃんと普通の日常に戻ることのできた主人公の清々しさが眩しいお話でした。

  •  非常勤講師の数学教師、津田先生が退職したと聞いて、驚き慌てる悠奈。野暮ったく、目立たない先生だったが、悠奈には、亡くなった父の書いた本を褒めてくれ、放課後の図書館で静かに語り合った大切な存在だったのだ。
     やがて、偶然知り得た先生の住所が、父の遺品の手帳に残された住所と同じことに気づいた悠奈は、母の長期出張を機に、その住所を訪ねることに。そのことが、彼女の人生を揺るがす大きな出来事につながるとも知らずに!

     5歳の時に、宿泊していたロッジが火災にあい、亡くなってしまった父。その父のことを初めて語らうことができた非常勤講師の津田先生。その先生がいなくなり、追いかけて行った先には、悠奈が知っていた先生と全く違う別人のような先生がいて、冷たく悠奈を追い返す。
     しかも、帰ろうとした悠奈を怪しげな黒づくめの男たちが連れ去り……。
     亡き父が手帳に遺した住所を訪ねる旅がやがて、彼女の将来をも揺るがす大きな事件につながっていく……サスペンスというか、冒険物語というか。優しい非常勤講師の正体は?父の死の真相は?父とともに亡くなった女性と父の関係は?
     見ず知らずの土地で、誰もが彼女を特別視し、時には厚くもてなし、時には恐怖に陥れ、誰が味方で誰が敵なのか。まさに「キミは知らない」状態なのです。
     一つ謎が解ければ、また新たな謎が出てきて、いったい真相にいつたどり着くのか、最後まで目が離せません。

  • 書店モノと並ぶ大崎氏の得意とする、地方に残る風習に子供が巻き込まれるシリーズ。
    目まぐるしい展開の変化と、関係者たちの立ち位置がなかなかハッキリしないもどかしさとスリルに引き込まれます。
    大崎作品の中でもかなり上位に入る面白さだと思う。

  • 横浜に住む高校生の悠奈は、12年前に出掛けた先の火災で亡くなった父の手記に記載されていた住所と、急に辞めてしまった、気になる臨時の数学教師の住所が一致したことに疑問を持ち、父の死について何か知っているかもと、1人遠くの住所の元に向かう。そこにいたのはやぼったい臨時教師でなく、全く雰囲気の違う男性。さらにそこから急に見知らぬ男たちに拉致され、さらに命を狙われるはめになる。

    テーマとしてはミステリか青春か。
    普通の高校生が突然田舎のお家騒動に巻き込まれ、先生と共に父の死の真相と自分が誘拐された理由を探る話。
    絶えてしまった巫女の一族と歴史ある旧家と、悠奈の血縁関係をめぐるハードボイルド並みの激しい逃亡劇の描写によって、まるで自分が、悠奈になった気持ちになれる。

    巫女という神事と名誉に縛られる旧家の人間の考え方が、それらに急に巻き込まれた悠奈に取ってみたら、意味不明だし、気持ち悪いと感じるのは当たり前かもしれない。
    自分達の利を失わないために他者を害した周りに対し、相続権を親戚によって放棄させられた先生の一言『相続権うんぬんの書類なら、もう判子を押して提出済みだと。おれにはおれの才覚がある。そっちの方が重要じゃないか』がまさに今足りないことだなと思った。既得のものにすがり、1から始めることを面倒くさがり、怖がる気持ち。

  • 時々図書室で、高校の非常勤講師・津田先生と語り合っていた運動系少女、悠奈。その津田先生が急に学校を辞めてしまう。住所が父の手帳にあったメモと同じだったこともあり、追いかけて行った先では、学校と全然違う軟派な男が“津田先生(タカ)”だという。
    おまけに、黒服の怪しい男たちに連れて行かれ、逃げた先では命を狙われ…

    二転三転するストーリー展開、
    父の死にまつわる謎、
    脇役や津田先生のキャラクターなど、
    興味深く読み進められました。
    表紙と最初の数ページを読んで購入を決めた作品。

    ただし主人公の女の子、悠奈の、
    思考や行動がとても幼く感じるのが気になりました。
    高校2年生という設定ですが、
    中1ぐらい、あるいは小学生にも思えるくらいです。
    急展開するストーリーについていけないという
    表現の一端かもしれませんが、
    気に入りませんでした。

    ストーリーとしては☆4-5ですが、
    主人公が気に入らなかったので☆3です。

  • 面白かった。
    なんだか爽やかな感じ。

  • 読み始めは、浅草や佃島らのキャラクターが好感持てて、少しだけワクワクしたのだが。

    片耳うさぎとどこが違うのだろう。

    やはりドラマ脚本だと思った。映像化を念頭に置いたような展開に、もう飽き飽きした。

    片耳うさぎ同様、死んだ人間にとっては浮かばれない設定も好みじゃない。

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キミは知らない (幻冬舎文庫)の作品紹介

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