キミは知らない (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 485
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344421776

感想・レビュー・書評

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  • 大崎さんらしいミステリーなんですが、後半がドタバタかな。スラップステックミステリーを書こうという意欲は買うんだけど、申し訳ない。最後はどの家が、どの家と関係があるのかわからなくなった。
    恩田陸さんの『ドミノ』を目指しているような気もしたけど、あれくらい勢いがないと読むのがきついかもしれない。

  • 普通の女の子が田舎の大きな家の問題に訳もわからず巻き込まれてゆく。
    面白くって、一気に読んでしまった。

  • 面白かった!
    しかし途中で血縁関係とか因縁がこんぐらがりかけました…
    先生かっこよすぎるでしょうよ。
    悠奈が振袖着てチヤホヤされるシーンが大変心暖まりました。

  • 疾走感のあるお話。読みごこち爽やか。

  • いやいやいやいや、
    大石さんだから「日常の謎」的なものを期待してたら
    シドニィ・シェルダンも真っ青のジェットコースター(^ ^;

    オレ様な「先生」とのやり取りはラノベっぽい?(^ ^;
    主人公が純真無垢な女子高生なのは赤川次郎?(^ ^;
    目まぐるしい展開はピート・ハミル的?(^ ^;
    田舎の旧家のどろどろした感じは横溝正史か?(^ ^;

    いろんな要素を読み取ろうと思えばできるけど、
    展開の深刻さと比して文体や会話の乾いた明るさで
    非常に読みやすい作品に仕上がっている。

    肩肘張らずに素直に楽しめる一冊(^ ^
    とても「映像化しやすい」作品では(^ ^

  • なにが真実かがわからなくなるな。

  • 父が遺した謎の手帳を見るなり姿を消した憧れの先生.先生のあとを追いかけたら,何故か命を狙われるはめに・・・.
    こんなにハラハラドキドキの小説,いつ以来だろう.後半はもう誰を信じていいのか分からないよ~って感じ.すごく面白かったです.

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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