誰にもあげない (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422278

作品紹介・あらすじ

俳優の長谷川浩介は舞台「真四谷怪談」で主役に抜擢される。恋人の有名女優、後藤美雪の推薦で大役を射止めたにもかかわらず、共演女優との浮気を繰り返す浩介。美雪は嫉妬や疑心を募らせるが、いつしか愛は狂気に変わり-。役と欲と女に呑み込まれ、やがて舞台と現実との境界を超えていく浩介。喰われていたのは女か男か。戦慄の恋愛ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 真四谷怪談で主役の伊右衛門に抜擢された長谷川浩介と、恋人で岩役の後藤美雪
    役にはまり込み浩介は浮気を繰り返しながら美雪の幻に苦しめられる。それでも最終的には美雪の元へ帰る
    浮気をされていて不安になろうと、その気持ちを女優として自分を磨くことで昇華させ、浩介にはいつだって微笑んで優しくする。愛と狂気の話
    2020/06/11 13:18

  • 女は怖い

  • 本より、映像した方が分かり易い気がした。

  • 映画「喰女-クイメ-」の原作。
    男はバカで、女は怖い。

    真四谷怪談の舞台で主役岩を演ずる後藤深雪は、恋人の売れない俳優、長谷川浩介を伊右衛門にキャスティングする。浩介は、深雪のマネージャー加代子と、伊右衛門の心を奪う梅役の莉緒にまで手を出してしまう。舞台稽古までの4人の心理描写を書き出す前半は少し疲れる。舞台と夢と現実が渾然一体となる猟奇的な後半は引き込まれる。何が本当?

  • うーん・・・。
    映画の原作と言うことで期待してましたが・・・。
    ( 一一)
    まあ。こうすけはエビゾーでいいんじゃないすか。。
    正直、がっかり・・・。

  • 後藤美雪の一途な愛、浩介のどこにそんな魅力が、、後半、美雪も加代子も猟奇的すぎる。特に加代子怖すぎ!莉緒みたいに何かを得るために手段選ばない系はいるだろうなって思った。1番嫌いなタイプだけど勝ち組になってくんだろうな。
    後半の猟奇的なとこ以外は心理戦で、ひたすら駆け引きみたいなのばっか!会話って大事だよね、話し合いって大事だよね!笑
    特に女が怖いとかは思わなかった、男が馬鹿なだけ!
    四谷怪談になぞったとこは上手い!

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