十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞 (幻冬舎文庫)

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著者 : 内館牧子
  • 幻冬舎 (2014年12月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (542ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422742

十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 弘徽殿コードで見る「源氏物語」
    2流の大学を卒業し、就職も失敗した伊藤雷が派遣の仕事を終えた帰り道いきなり「源氏物語」の中にトリップしてしまう。
    平安時代にタイムスリップではなく、物語の中へ。
    雷は雷鳴となり、なんちゃって陰陽師として弘徽殿の女御に仕える。
    弘徽殿の女御から見ると藤壺、桐壺の2人はなんて強かな女性なんだろう。「女」という武器を最大限に使う。
    見方が変わって面白い。
    そして弘徽殿の女御のなんと強い女性であることか。
    現代のキャリアウーマンも真っ青。
    とにかく格好良い。
    現代への皮肉も交えて雷は物語の中を生きて行く。
    出来の良い弟へのコンプレックスは誰もが持ってる感情で凄く共感してしまう。
    完璧だと思われた光源氏や弟にも。
    雷はやがて自分の道を見出す。
    自分もなんとなく前向きになれた感じだった。
    良い読書だった。
    ただ現代の人の話し言葉に違和感があったのが残念だった。

  • いやはや!これはかなり面白かった!

    何の取り柄もなく、就職にも失敗し彼女にも振られた22歳の男が
    源氏物語の世界にタイムトリップしてしまう。

    数年前に田辺聖子の訳で源氏物語を読んだ事があるくらいで、どういう物語かを知っているくらいの知識しかありません。

    源氏物語、誰にスポットを当てるかでこんなにも色々な読み方が出来るのだなと感心してしまいました。
    終盤では不覚にもウルっと涙してしまう場面も。

    源氏物語を全く知らない人でも楽しめる、
    源氏物語を知っている人なら尚楽しめる一冊だと思います。

    いやぁ、本当に面白かった!

  • なんじゃこれは!?
    超絶面白かった。
    内館さんって横審以外では知らなかったけど、ここまで源氏物語研究者だったとは・・何より視点が素晴らしい、初めて源氏に触れる人にもお勧め、すーっとその世界に入っていける。読めばすぐにわかる、あたりまえだけど(笑
    それにしてこのところ★5ばかり。受容力が広がったのか、年とともに、感動しやすくなってきたのか、いやいや、素晴らしい小説に巡り合えている、そう思おう。

  • 15.dec.1

    『プラダを着た悪魔』のパロディだったんですね、タイトル。作者あとがきを読むまで気づかなかった!

    弘徽殿女御(のち太后)にスポットライトを当てた源氏物語外伝のようなもの。源氏物語の話の中にタイムスリップしてしまった主人公が弘徽殿女御やのちの朱雀帝、光源氏と関わりあうなかで物語には描かれなかった各人の一面を知っていくという話。
    源氏物語のあらすじや登場人物がひととおり頭に入っていれば面白くスラスラ読めると思います。

    作者の方がそれなりの年齢なので、「いまどきの若者」の描き方が妙に古くダサいかんじがして入り込めないところもあったけど、現代人の感覚から源氏物語の登場人物に心のなかで(ときには直接)ツッコミを入れていくのが面白いです。

    いろんな女性が光の君を求めたとあったけど、当時は通い婚だからレイプに近いものも多かったんじゃないかと思う。雷鳴は朧月夜のことを最初はそう思ってたみたいだけど、確かに当時の状況を考えるとそう推測できたりするよなーと。ほんとに女の地位が低い時代ですね。そのなかでも弘徽殿の女御は現代的な感覚をもった女…おもしろかった。

  • 現代小説に分類しようか、日本文学に分類しようか一瞬迷ったが、主人公と作者が愛してやまない弘徽殿の女御のさばけた人柄から現代小説に分類してみた。

    本屋の平積みでたまたま手に取った本書。
    59社の面接に落ち、派遣職となった末に、現代社会の薬を持って源氏物語の世界にトリップしてしまった哀愁の長男・雷が主人公である。
    雷の口を借りて物語られるこの物語は至って軽妙。
    どこにでもいる22歳男子の一人称と設定は、思わずラノベ読んでたっけ?という思いになってくる。
    そこで「内館牧子」の名前を思い出すと、なんだかどんどん信じられないような得も言われぬ違和感に襲われてしまうのだが、とりあえず作者名はあまり思い出さないようにして読み進めてみることをすすめる。
    読み進めるというよりも、これはもうほんとに読まさせられる。500p超というのに一言一句読まさせられるのだ。
    そのくらい面白い。
    ラノベ棚にあってもいいくらいに軽妙であり得そうな設定。むしろラノベ棚にもおけば源氏読者が増えるに違いない。
    とはいえ、前半早いうちに私は先が気になってちらっとあとがきと解説をめくってみたのだが、かえってそれがよかったと思っている。
    なぜならこれは、「あさきゆめみし」で培われた桐壷・藤壺・紫の上大好きvな人にとっては何とも耳の痛いというか目を覆いたくなるというか、なぜそこまで彼女そっくりな顔の女性たちがディスられるの?たえらんない! くらいの見方をされている。
    いや、もうこれ、完全に弘徽殿の女御からの挑戦状だよ。
    そう、この「十二単を着た悪魔」は弘徽殿の女御視点で源氏物語が見られているのだ(あとがきや解説によると弘徽殿の女御コードによる源氏物語の解読)。
    そこを頭に入れておかないと、恐らく通常視点(失礼)の源氏物語ナイズドされている読者にとっては、前半できつくなるに違いない。
    しかし、弘徽殿女御コードだとわかって読めば、これほど面白いものもない。
    まさに異聞である。
    あれほどいやな女だった弘徽殿の女御が、現代ならサバサバ系の姐御だったとか、光の君にも悩みがあったとか、桐壷の更衣系コードが恋愛の泥沼、女の悲哀であるならば、弘徽殿の女御コードは男女を超越した仕事も兄弟含む人間関係諸々の人生の悲哀を読み解けるのだ。
    これはまさに内館牧子だからこその読解コードだろう。
    そのコードを高校生の時から持っていたというのだからさすがというしかない。

    次第次第に平安の世に慣れていくにつれ、主人公・雷による現代社会の言葉づかいやら風習について耳の痛い風刺が何度となく綴られており、そこは作者の持ち味かもしれないが多少読者を選ぶかもしれない。
    むしろそこがあることによってただのラノベから脱して一般文芸に昇華されているとも言えるのだが、もっと気軽に高校生くらいから手に取れるような売り出し方もあるのではないかと思ったりするのは余計なお世話だということは心得ているつもりである。

    さて、弘徽殿の女御コードはネタバレしておいた方がいいかと思うが、雷の視点を借りて語られる物語はネタバレしない方が絶対いい。
    といいつつつ、読書メモ代わりに多少語らせてもらうと、この本、分厚いのだが、源氏物語全帖を網羅しているわけではない。
    あくまで雷が生きていられる寿命ギリギリのところまでと思っていい。
    正直、雷が妻を得、子も得ようかというところでハッピーエンドでそろそろ終わるんじゃない?と思ったのだが、なんと、その時点でちょうど本書の半分だったのである。
    この後どう展開させるんだよ・・・そう思ったのは恋愛コードの私の浅はかさ。
    この小説は人生を描いている。
    容赦のない人生だ。
    まさか、な。
    そのまさかが容赦なく執行される。
    一番大切なものを奪われ、抜け殻になりかけながらも生きる主人公。そんな彼の心の支えはなんと弘徽殿の女御と朱雀帝だ。
    いやいや、恋愛コード脳だと、これもしかしていつか弘徽殿の女御と・・・?なんて不謹慎な(作者は絶対怒るに違いない)予想も二、三度したのだけれど、とても慕い合い、信頼し合っているが、決して彼らが男女の仲にはならないというあたりが、あちこちの女性を見染めて回る光=桐壷の更衣系コードとの対比となっていると思えば、まこと筋の通った構成となっている。
    それ以外にも全体構成の妙味はさすがベテランというしかない。
    いかに主人公をはじめ生き生きと描かれる人物たちがラノベ調に感じられても、むしろベテランがラノベ調の世界すら設定として活用し、いかにも愉しげに使いこなしているのを見せつけられると、もはや脱帽である。
    でも、高校生、大学生くらいの文芸敬遠層にはそういうのを考えずにラノベとして最後まで読んでみてほしい作品でもあるのだ。
    弘徽殿の女御、人生経験が豊富になってた雷鳴、肝の座った朱雀帝の後半のセリフには、今現在の年齢の自分の迷いを明らかにするようなセリフが増えてきて、胸に刺さったり耳に痛かったり、悩みが明確にされてすっと心が軽くなったりもしていく。
    後半の人生の積み重ねがものをいう段階では、やはり作者の人生経験や作家技術が絶妙に絡み合って書かれたものだと感じざるを得ない。
    次第にいや増していく人生の悲哀は、源氏物語にも通じるものがあるだろう。

    高校生の時に弘徽殿の女御コードの着想を得、「プラダを着た悪魔」に触発されて形になり始め、実際に書き始めて4年の大作は、軽~い感じで読者を世界に誘うが、骨太の設定に支えられた本編と、哀愁と爽やかさを残すラストは、作者の達成感を想像させつつ、読者にもいいものを読ませてもらったという満足感を感じさせてくれる一作となっていると思う。

  • あの源氏物語からこんなリアルな人間を描き出すなんて。
    現代語が笑っちゃうくらいに酷いけど、確かに日本語って下品になったなあ。

    現代語訳も原文も、色んな形で源氏物語は読んだけど、一度として光も女達もいいなあと思えなかった私にはとても小気味良いお話しでした。こんなスケコマシ、近付かんのが一番よ。

  • 一般的な文庫本よりやや厚めだったけれど、面白くて一気読みだった。弘徽殿の女御にスポットを当てたこと自体こんなの初めて~と思ったけど、それよりも、源氏物語の登場人物がこんなに身近に感じられて、心情を考えてみたことが初めての体験だった。
    源氏物語は好きで、関連本もいくつか読んではいるけれど、こんな光の当て方をした本に出合ったことは、いまだかつてなかった。
    弘徽殿の女御の人となりが新鮮だったけど、もっと彼女についてのエピソードが読みたかったように思えた。タイトルの、「十二単衣を着た悪魔」ってほどではなかったような。

  • とにかく面白かった、、、!!

    何よりも、出てくる登場人物の魅力溢れる本だった。
    源氏物語であれほど憎らしい敵役だった弘徽殿女御が、こんなにも魅力溢れる人物に描かれるなんて!
    この本には、光源氏を始め、弘徽殿女御以外にもたくさんの魅力ある登場人物が出てくるけれど、弘徽殿女御は規格外の面白さ、魅力がある。
    何よりもすごいのは、その器の大きさと先のことまで冷静に見通す力。
    確かに可愛いげはあんまりないかもしれない。でも、ものすごい人間的魅力、強かさに溢れていて、こんな人が自分のそばにいてほしいなぁと思わせられる。友達でも、上司でも、こんな人がいれば、自分にまでパワーが乗り移りそう!

    あと、当然ながら光源氏もよかった。本当にどうしようもない男だけれど、その一番の魅力は、誰にたいしても光が持っている優しさなんだろうと、須磨に流された時に妻子を失った悲しみを吐露する雷鳴にかける言葉から感じた。あんなに優しい言葉をかけられる人はそうはいない。言葉だけではなく、全身や眼差しからも、その優しさがあふれでているんだろうなぁと思った。
    弘徽殿女御について光が言った言葉が最高に面白かった。
    「お近くで求愛なぞしては、叩き殺されそうだ」
    弘徽殿女御って一体・・・笑

    それから朱雀院もよかった。この本を読むまでは特にさえないひとなのかと思っていたけれど、自分の感情さえ達観していて、そこに帝の器の大きさを感じた。
    本文にも出ていたけれど、朱雀院には、光源氏にはない優美さを感じた。それは、母からの絶対的な愛情を受けていることからだけではなくて、目の前の現実をある種の諦めともいえる潔さで受け入れていることからきているんだろうなぁと思った。
    朧月夜を切ったときの話は、思わず「よくやった!」と言いそうになった。それまでは人から言われたことを、なんとなく波風たてずにこなしてきた朱雀院が、初めて激しく、自分のプライドを守りきった瞬間だったから。そういう瞬間を朱雀院が持ててよかったなぁ。

    主人公も言っているけれど、平安時代の日本語ってなんて美しいんだろう。なんて情感豊かな日々だったんだろう。と、少し悲しくなった。


    以下は弘徽殿女御語録!
    ☆好きなだけ(桐壺更衣を)格上げすればいいのよ。生きてる者勝ちよ。

    ☆実は私ね、「恐い女」と言われるのは嫌いじゃないの。「可愛い女」にはバカでもなれる。しかし、「恐い女」になるには、能力がいる。
    男はね、自分に自信があって能力があれば、恐い女だろうと「女」として見る。無能な男は、「女」として見ないわね。だけど、無能な男になんか、私、馬や牛に見られてもまったく構わぬ

    ☆私はね、とても運の悪い人間なの。だから本当に退屈しないわ。運の悪さに負けないためには、色んな方向からものを考え、実行しなくてはならないの。それはそれは面白くてよ。

    ☆私もね、帝には全然愛されなかった。でも、たいしたことじゃないわ。人なんてすぐ死ぬんだから。

    ☆私の暮らしは私自身が作ります。男の浮き沈みによって上下するような生き方、恥ずかしいし、情けないわ。男に自分の人生を握られる女こそが、一番の不幸よ。

    ☆女が幸せな人生を勝ちとるのに必要なものは二つだけ。決断力と胆力だ。それさえあれば、たいていのことはどうにでもなるわ。

    ☆人は老い、時代は動く。いつまでも同じ人間が同じ場所に立っていられるはずがない。必ず若い者の世になる。それをわきまえることが大切。若い者には負けぬと、あがいたりみじめな画策をしないことが、人の品性というもの。若い者には負ければよろしい。

  •  書店の平積みで興味を持って購入したのだが、1年も前に文庫化されていたのか。この手の新刊本は普段あまり見逃さないのに、不覚だった。
     いやぁ、これは面白かった! 田辺聖子がカモカのおっちゃん……もとい、ヒゲの伴男に語らせる源氏物語も抱腹絶倒だが、内館女史の趣向もいい。剛毅な弘徽殿姐御の爽快さと、物語全体に漂う現代的な「もののあはれ」が絶妙な味わい。筆者お気に入りの弘徽殿女御の解釈よりも、「不肖の長男」の描き方に感じ入った。ドラマ脚本の名手だけあって、まことに人をよく見ていると唸らざるを得ない。
     これを映像化するなら、主人公の陰陽師雷鳴こと就職浪人決定のさえない兄貴・伊藤雷を菅田将暉、マルチな才能に恵まれたスーパーイケメンな弟・伊藤水と光源氏の二役を中島裕翔、容姿も人物も人並み以上なのに影の薄い朱雀帝を桐山漣で!! 弘徽殿女御は木村佳乃あたりかな。桐壺&藤壺はカメオ的特別出演で深田恭子。不細工だけどけなげで元気印の倫子はライザップのCMに出てるAKBの子。賢帝なんだか愚帝なんだかよくわからんキャラ設定の桐壺帝は沢村一樹。脚本はもちろん内館女史ご本人の手で。どうよ?(笑)

  • 59社受けたものの内定が出ず、大学を卒業するも派遣で働くことになった、二流男の伊藤雷。
    勉強もスポーツも、容姿さえ超一流の弟にコンプレックスをいだいている。
    その彼が源氏物語の世界にトリップしてしまう話。

    設定自体は珍しくないが、源氏物語が、弘徽殿女御サイドで語られるというのは非常に珍しい。
    分かりやすく言えば、主人公をいじめる悪の女王…みたいな役回りだからだ。
    作者は、弘徽殿女御が大好きで、彼女は、政治的センスや胆力を持ち合わせたスーパーレディだったと分析している。

    主人公は何と、その弘徽殿女御の人柄に感服し、その息子である一宮…つまり源氏の腹違いの兄が、光り輝く源氏の影でひっそりといきていることに共感を覚え、補佐をして生きて行くこととなる。

    タイムスリップ物の面白さは、文化の違いに対する驚きと、日常をいきなり取り上げられた不便さ。
    そこもしっかり書かれている。

    邯鄲の夢…とか、粥の煮える間に見た夢とか…
    しかし、平安時代、物語の中ではあるが、政治や権力の世界で揉まれ、26年をも過ごした主人公は、何も知らない22歳には戻れなかった。

    現世に戻った主人公が、源氏物語世界の人たちを偲んで戻りたがる様が切なかった。
    たくさんの人間ドラマや、人の生き死にを見て、妻や子まで亡くし…という経験もすれば、中身はすでに48歳に老成している。
    彼が選んだ道も、むべなるかな、という感じだ。

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