- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344422780
作品紹介・あらすじ
東西銀行の但馬一紀はトルコで初めて獲得した融資案件の主幹事を、担保差入制限条項をめぐる見解の相違から失いかける。一方、但馬が頼りとする女性官僚ニルギュン・エンヴェルは、巨額債務と政治腐敗を抱える母国トルコの舵取りに頭を悩ませていた-。巨大銀行と国家の暗闘、新興国の債務管理の実態を迫真の筆致で描く超リアル国際金融小説。
感想・レビュー・書評
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最近仕事のインプット系の本を読むことが多かったので、
ちょっとお疲れ気味…。ということで、
気楽に小説が読みたい~と家に残っていた
黒木さんの小説を手に取りました。
「気楽に」と言ったものの、結構、難しそうな小説タイトル。。
黒木さんの金融小説は、綿密にリサーチされた上で、
現実で起こったことを織り交ぜて、小説にしているので、
読むのは結構大変ですが、とてもタメになります。
今の気分に読む小説じゃなかったな…と思いながら、
読み始めましたが、思ってた以上に読みやすかったので、一安心です。
(でも、簡単ではない!)
時代背景がちょっと昔で、1990年前後のトルコの話なのですが、
湾岸戦争の話なども取り上げられており、
当時はニュースではるか遠い地が戦争になっているな、
くらいの認識しかなかったのが、
当時の風景がよりリアルに伝わってきます。
下巻も読むのが楽しみな一冊です。
※赤い三日月 小説ソブリン債務(下)
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4344422791#comment詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この著者の本にハマってどんどん読んでます。ただ小説にしては専門性が高いので自分が関わってない会社やマーケットだと一気に分かりにくくなる。でも金融業界に関わっている人には楽しい。
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小説としての価値は無いが、金融のことに少しだけ詳しくなれる。
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国際金融を舞台として活躍する主人公を生き生きと描く。金融商品の組成などの知識も得られる。トルコを舞台としていて街角のレストランや市場の様子が、まるでそこにいるかのように事細かに描かれている。リアルで没入感がハンパない。得がたい一冊だ。下巻もすぐ手にとった。
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(下巻にまとめて記載)
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リアルなのかもしれないけれど、興味ないな。
下巻はパス。
トルコに行くことがあれば読むかも -
トルコの資金調達について、銀行側から描いた作品。
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2015年1月