- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344423381
作品紹介・あらすじ
帝國薬科大学創薬科学科に在籍する花奈は、重要なプロジェクトチームに入ったのにミスばかりしている落ちこぼれ。"恋も研究もパッとしない理系女子"を卒業し、イケメン助教への想いを叶えようと一念発起するが、美人ライバル出現や不気味な脅迫状に悩まされ、研究成果もボロボロ。全て叶わぬ夢なのか?意外すぎるラストに驚愕の理系ミステリ。
感想・レビュー・書評
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創薬科学に関連するワードがたくさん出てきて、関わったことのある人にとってはめちゃくちゃ面白いと思います。ジャンルとしてはライトなミステリで物語中にいくつか散りばめられていますが、わたしにとってはそれを解くことは主題ではありませんでした。構造式をみて合成ルートを考えるのはパズル的な面白さがあり、自分が開発者となったつもりでそのワクワク感、苦悩を想像しながら読みました。高校で有機化学が好きだった人は、おすすめだと思います。
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なかなかよい叙述トリックです。
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表題通り恋と創薬のお話。
恋も創薬もうまくいかない花奈が合成経路をうまく考えだしたところで恋もうまくいくかと思いきや結論そうなるの!? -
大学生の頃に表紙の可愛らしさ、創薬とタイトルにあったことに興味がでて手に取った
最後の方があまり好きでなく、登場人物のことも好きになれなかった。途中までは面白く読めた -
配置場所:摂枚文庫本
請求記号:913.6||K
資料ID:95200102 -
何だこの結末は。
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途中までなかなか楽しく読んでたんだけど、結末が納得いかない!
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片思いがあっちへこっちへと矢印を向けてる、理系の話、でした。読んでいて違和感を感じた部分がポロポロでてきて、なにか他の作品と絡んでいるのかな? と思ったんですが、そうではない場合を考えて読んでいった結果、オチは概ね見えました。でも、もっと素直に読み進めて、最後に驚きたかったと思った作品でした。あと、智輝がもし、老女好きのイケメンだったら激萌えなのになぁ……と、残念に思いながら最後まで読んでましたが、やはりそんなことはなかった。他人の恋心を弄ぶのはイカン。相良さん頑張れー!