東京バビロン (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 59
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423992

作品紹介・あらすじ

誰もが羨望の眼差しを向ける美貌とスタイルを誇る音菜は人気絶頂のモデル。スタッフを虫けらのように扱い、恋人を付き人同然と考えていた。だが旬は長くは続かず、トップの座と恋人を後輩のレイミに奪われる。事務所も解雇され、何もかも失った音菜は、手に入れた塩酸をレイミの顔に投げつけた…。疾走する女の狂気を描ききる、暗黒ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 何もかも上手くいかない時。
    自棄になる時。
    そんな時、心に湧き上がる、汚い思い。
    何度も思った。よ。
    でも、飲み込まれたらダメだと思う、気持ちが自分にはあった。
    そんな堤防が決壊する程の思いなのかな。
    殺める人達は。

  • あっちゃ~、救いのない話が、まさかの2連チャンww

  • 人気絶頂期にある傲慢なモデル、音菜の転落を描いた中編小説。

    黒新堂ベースに白新堂のスパイスを効かせるも、イマイチしっくり来ないストーリー。最近の新堂冬樹の作品には『無間地獄』『ろくでなし』『鬼子』『カリスマ』『溝鼠』のような迫力を感じない。

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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