平成紀 (幻冬舎文庫)

  • 90人登録
  • 3.50評価
    • (5)
    • (13)
    • (9)
    • (3)
    • (2)
  • 10レビュー
著者 : 青山繁晴
  • 幻冬舎 (2016年8月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424999

平成紀 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 1に限りなく近い2。

  • 平成もわずかだな、との思いと、アマゾンのセールが奇跡的に出会い購入。昭和天皇崩御にまつわる記者の活動について、恐らく実体験を踏まえた小説。昭和から平成に変わることの意義、元号に込められた同時の施政者の思いと某略など、大変熱く、一気に読めた。フィクションの薄そうな部分ほど面白いという気がする。記者の仕事の意義にも触れられた良本。燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや、という謙虚さを持って、今後の政治も見つめたい。


  • 昭和天皇が重篤な状態になられた時、日本が、だんだんと、おかしな雰囲気になったのを思い出しました。自粛ムードとか自然発生して、天皇の存在の大きさが表に出た時でした。今の退位発言を取り巻く雰囲気はあの頃を連想させるものがあります。青山さんの解説は面白いけど、作家としてはどうでしょう?小説にする必要はあったのでしょうか?

  • 20160919


    ジャーナリストとして、我が日本の事を熱く語り、歯に衣着せない論評が好きで、テレビやラジオを好んで聴いている青山繁晴氏。

    この度参院議員となったタイミングと、天皇の生前退位が話題となり、文庫として出版された本作を購入。

    早速読んでみるが、最初から一体何を言いたいのか、いつの話しなのか、誰が話しているのか、なぜ主人公は鼻血ばかり出すのか、情景描写が多い割りに全く情景が伝わらないのはなぜか、どれくらい読み進めれば面白くなるのか、とにかく疑問だらけで、我慢しながら読み進めてみたが、自分には理解不能と判断し、残念ながら30ページ程で読了とする。
    せめて中古で買ってたらここまで残念に思わなかった。

    そもそも、ドキュメンタリーとして記すべき内容を、なぜか小説の体をとっている事が間違いのように思える。

    また、少し期間を置いて、気がむいたら読んでみようかな。

  • フワフワとしている。昭和と平成の狭間のとき、いわば「真空」ともいえるような時間と空間がそのように見せているのか。ノンフィクションとしては書けない、あえて小説として表現しているためなのか。

    昭和天皇の崩御。読んでいてそんな掴みどころのない時間の流れと昭和が終わっていったことの重みのようなものを感じた。

  • 記者の生き様
    日本という国体が、何に由来してるか

  • 2016/9/4 喜久屋書店神戸北店にて購入。

  • 平成天皇が、生前退位を表明した時に、
    『平成』が どのような経緯で つくられ発表されたのか
    と言うことに、興味があり、読んでみた。
    天皇と言えども、ニンゲンであるが故にさけられない事実『死』。
    神でないことの証明。
    そして、天皇として、生まれたのが 宿命と言うか ウンの尽き。
    『生前退位』というべきか『禅譲』というべきか。
    その決断は、かなりのルール破りとなる。

    著者 青山繁晴は、現在 国会議員。
    そして、昭和から平成に変わる時に、
    ここで登場する楠陽が、自分のモデルと思われる。
    新聞記者で政治部に所属していたが、
    特命として、天皇担当をしていたようだ。
    『楠陽』というネーミングが 
    楠木正成と陽明学をイメージする。うがちすぎか。

    『主権在民』をうたった憲法のもとで、
    天皇が 吐血し、死に至までの経過の報道と
    昭和から 平成に年号が変わる時に、
    どのように 平成が決まったのか という2点に焦点が当てられる。
    天皇を太陽とあがめ、そして、文体まで違う丁寧さ。

    この主人公 楠陽は どういうわけか 鼻血をたらす。
    なぜか、それが もどかしい。主人公がぼんやりしている。
    なぜ 鼻血が出るのか?よくわからないし、医者にも行かない。
    それに、女子に対しては殆ど鈍感でありながら 
    白馬の騎士たろうとするところに 人格的な不鮮明さが出る。
    そのことを、記者たちは 噂する。
    ふーむ。記者クラブも なれ合いと談合と言うシーンが、
    やはり、新聞って あかんなぁと思ったりする。

    日本社会の慣例に 反発する 帰国子女 天田原。
    セクハラで、尊厳をきづつけられたと思う 佐久木綿子。
    逃げないで、天皇を特別におもう 記者 元寇。
    総理の官邸で働く、赤錆の母親への想いと理不尽。
    そういうものを、必死にうけとめようとする 楠陽。
    良いと悪いの腑分けができ、悲しいことには涙する。

    昭和天皇の死への報道は まったく 分を争う競争の中にあり
    人とのコミュニケーションで成り立つ。
    しかし、昭和につづく 新しい年号は、
    誰がつくり、それを決定していくのか という過程の暴き方は
    おもしろいが、やはり 記者という身分では 起こっている事実が
    よくわからないところがある。
    そして、安岡正篤が出て来ることに、なるほどと思わせる。
    彼は、正統派の 陽明学者なのだ。そして天皇が死ぬ前の昭和58年に死んでいる。
    その時間軸を どううまく国民をごまかすか に腐心する。

    たしかに、平成天皇がこの本を読めば、報道、自粛、ルールの確立など、生前退位をきめかねない面倒臭さがある。

  • 久々に一気読み。時代の証人は今でも記者ということか。

全10件中 1 - 10件を表示

青山繁晴の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
百田尚樹
池井戸 潤
青山 繁晴
山口 敬之
青山 繁晴
又吉 直樹
有効な右矢印 無効な右矢印

平成紀 (幻冬舎文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

平成紀 (幻冬舎文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

平成紀 (幻冬舎文庫)はこんな本です

平成紀 (幻冬舎文庫)のKindle版

ツイートする