レーン ランナー3 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎
3.76
  • (7)
  • (18)
  • (15)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 212
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425002

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 風の感触、花の香り、草の匂い。走る事の本質へ立ち戻る碧季。走る事は自分の一部としてピリオドをうちたい貢。それぞれを支える信哉と光喜。際立つ4人の青春。
    気持ちの良い小説で、次回は最終回。今回、出番は少なかったが杏樹の健気さは健在だった。

  • 今回は試合はなく、試合後の主人公達を描いた内容だった。
    走っている所はもちろんあるが、それよりもランナーの周りのサポートする人や新聞部で記事にするための取材。選手、マネージャー、記者との関係などなど、高校生が主人公で読んでいて青春を感じた。
    次巻は、レースがあるかどうか。楽しみだ。

    解説は高橋尚子選手の小出監督。

  • 面白かった

  • 「走る」って単純だけど奥が深い。

  • 小出監督の解説が良い

  • 彼らがこんな悩みを抱えつつ、ただひたすら走っていたなんて。単純な爽やかな青春部活小説の域をあっさりと乗り越えてくるストーリーの展開から、目が離せません。いよいよ次は最終巻。どんなエンディングが待っているのか。みんな幸せになってくれるといいなあ。

  • 登場人物たちの詳細が、ここで明らかに...そんな事が。

  • ランナー、スパイクスからの続き。
    登場人物のエピソードがそれぞれ書かれ、キャラクターがはっきりしてきた。
    ここぞってどこで、終わってしまった。。
    是非、続編が読みたい作品の一つ。

  • 長い間があいた続き物は、前の話をまったく覚えていないけれど、単発でも成り立つというところが、あさのあつこの小説のすごいところ。これは高校生の長距離ランナーの話。中高生でも競技を続けていく上で、いろんな葛藤があったりする。その繊細な心のうちがみごとに描かれている。

  • 1,2作目に続いて、ドキドキしながら読み始めた。大きく何かが起こるという感じではなく、穏やかに進んでいくけれど、今後の躍動を感じさせる巻だった。碧李の中に新たな感情が生まれるとともに、忘れていた思いも取り戻していく。貢の過去が少しずつ明かされる。杏樹は庇護されるだけの存在ではなくなっていく。本作が出版されたばかりだけど、早く続きが読みたい!

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あさのあつこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×