のうだま1 やる気の秘密 (幻冬舎文庫)

  • 幻冬舎
3.61
  • (9)
  • (24)
  • (20)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 239
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425071

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • イラストレーターの上大岡トメさんと脳科学者の池谷裕二さんのコラボ作品。過去に池谷さんの「受験脳の作り方」が大変面白かったので、手に取りました。
    結論から書くと、大変面白いです!
    元々池谷さんの脳機能の解説がわかりやすくて面白いのですが、そこに上大岡さんのユーモラスな漫画が加わり、とても楽しく読めます。
    どの世代のどの方にも楽しめる作品です。ずっと手元に置くことに決めました!オススメ!

  • 「人間の脳はあきっぽくできていて、三日坊主は当然」であることを、そのからくりを解き明かすと共に、実践例を添えて紹介しています。
    大脳皮質には、一度見たものを「馴化」して「当たり前のもの」と認識する、生きていくために必要な反応を備えています。そのいわゆる「マンネリ化」は、『三日坊主』にもなり得ますが、その特性を上手に利用して『習慣化』すれば大きな成果をあげることにもつながります。また、脳は頭蓋骨の中に閉じ込められていますので、体を動かすことによって初めて刺激を得て動き始めることができます。そして、脳は次第にその作業に合わせた活性化モード(作業興奮)に入り、やる気がおきます。つまり、やる気は自分から迎えに行かなくてはやってこないものなのです。
    その「やる気」を持続させるのが淡蒼球という、脳の中でも無意識の世界(手や足と違って、自分では動かせない内蔵や知覚等と同じ分類)にある、2つの蒼い球なのです。淡蒼球を活発に動かすためには、①体を動かす ②いつもと違うことをする ③ごほうびを与える ④なりきる ことが大切だと説明しています。とにかく、まずは20回やってみることが大切で、そのための16のお助けコンテンツがかわいいイラストと共に紹介されています。

    イラストレーターの上大岡とめさんが、東大の脳研究者の池谷裕二先生に教わったことを、ご自身の経験に重ねて、かわいいイラストで紹介していて、とても分かりやすいです。
    まずは行動あるのみ!20日間やってみます!

  • 良かった。仕事でも使おうかな

著者プロフィール

上大岡トメ Tome Kamioooka
イラストレーター。ふくもの隊隊長。神社めぐりマニア。東京生まれ。東京理科大学で建築を学ぶ。現在は山口県在住。趣味はバレエとヨーガ。著書は『キッパリ! たった5分間で自分を変える方法』(幻冬舎文庫)、『のうだま1、2』(池谷裕二氏と共著 幻冬舎文庫)、『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)など多数。ふくもの隊としての著書も多数あり。
新参の「ふくもの」が一気に増え、我が家の古参の「ふくもの」たちと一緒に縁起のいい学校ができそうです。

公式サイト「トメカミカメト」
http://tomekami.com/

「2021年 『【マイナビ文庫】日本のふくもの図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

上大岡トメの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×