山女日記 (幻冬舎文庫)

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著者 : 湊かなえ
  • 幻冬舎 (2016年8月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425163

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山女日記 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

  • 湊かなえさんだと知り購入したが、山登りと人生におけるいろいろなストーリーを盛り込んでいるのだろうが、ちっとも内容が入ってこず。

  • 分かる、良い。
    けれど、湊かなえ的なインパクト弱し。

  • 様々な事情を抱えた年頃(20代後半から40代前半)の女性達が山登りする話。
    タイトルの「山女」という響きで面白そうな感じを受けなかったのですが
    読んでみたらいつも通りの湊かなえ的な毒々しさを適度に
    織り交ぜつつ山登りの爽快感をプラスしたちょうどいい作品になってました。

    久しぶりに湊作品を読みましたが1作目の仲が微妙に悪い
    OL2人組の罵り合いから面白く読ませてもらいました。
    お気に入りはバブルの雰囲気がぷんぷんする2作品目でしょうか。
    この作品に登場する神崎さん達が後ろの方の作品で結婚したことを知りなんか嬉しくなりました。
    それぞれの話は独立していますが微妙に重なり合っていて
    そういうところも面白かったです。

    個人的には仕事でちょっとした山に登ったり
    子どもと高尾山に登るくらいしか登山経験がないのですが
    この本を読んで猛烈に山登りがしたくなりました。
    高尾山の次に挑む山に挑戦したいと思います。

  • 湊かなえってこういうものも書くのかーって、ちょっと意外だった。湊かなえというより森絵都とかが書きそうなジャンル…?雰囲気は全然違うけど。登場人物たちに共感できる部分はめちゃくちゃ多かったけど、こういうジャンルならほかの作者の本でも良いかなって思った

  • 山を知らない私でも読めました。ただの登山小説じゃないです。登山を通じて自分を見つめ直す女性たち。ほんの数日前に湊さんの少女という小説読んでつながりがすごいなーと思っていたので今回もつながりがあるのかなとわくわくして読みました。少女ほどの衝撃はありませんでしたが、「あ、この人...」とやっぱりつながりはありました。最初の律子と由美のお話が好き。登山をってやりたいなと思ってできるものなんですね。私も律子みたいに何かキッカケがあれば...と思います。
    h29.4.11

  • 山登りが好きでよく登るけど、好きな割には毎回ゼーゼーで考えることは、
    あとどのくらい?ばかり(笑)
    この本を読んで、次回はいつもと違う思いで歩けるかな。
    なんてね。

  • 面白かったし人に勧めやすい。
    読み終わったときに「あとひかない」
    ほっこりする系。
    湊かなえの
    「告白」「母性」「」を読んだあとだったから
    こわごわ(でも読みたくて)手に取り、
    他の人の感想で
    「ほっこり」て単語を見てさらにドキドキしながら読み始めたら、
    確かにほっこり!!

    結婚しようか悩む「りっちゃん」と
    不倫してる「ゆみ」
    バブリーな「ミツコ」と
    て、だんだん名前が分からなくなるけど、
    「1人登山が好きで来てるのにおばちゃん「巻き込まれた子」の話はおばちゃんめっちゃ腹立った!
    いつかこんなおばちゃんにならないように、気をつけたい。

  • 湊かなえ作品 
    ミステリーかと思いきや、オムニバスで山つながりをしている女性達の話 こういうの好き。

    山に登る意味もひとそれぞれ
    いろんなドラマがあって、一緒に登っている仲間でも考えている事は違うわけで・・・・

    好きな話は「利尻山」からつづく「白馬岳」の姉妹

    ネガティブな自称 翻訳家の35過ぎの妹と頑張り過ぎで離婚を切り出された医者の妻の姉
    娘の成長が素敵。

    面白い作品ばかりでした〇

  • 山登りはしようと思わないけど、人間模様は面白く繋がりもさすがは湊かなえさん!と思いました。人が死んだりしないのも良いですね。

  • 2017.02.19.読了

    次の休みにでも、山に登ろうかと思わせる素晴らしい作品。

    妙高山
    火打山
    槍ヶ岳
    利尻山
    白馬岳
    金時山
    トンガリロ
    カラフェス日記行こう
    の8つのお話。
    うまく登場する人たちがリンクしていて、
    こう言う構成のお話はとても好き。

    まだ2月だけど、
    今年読んだ本の中でいまは一番好きかも。

  • 山登りには全く興味がなかったが、山頂の気持ち良い空気を吸っているような気分になり、山登りがしたくなった。

  • 山に登りたくなった

  • 山いいなぁ。と素直に思えた。
    手近なところで、金時山に登ってみようと思った。

  • ★3.5
    これまで主流だったミステリではなく、登山を通して新たなる一歩を踏み出す女性たちを描いた優しさ溢れる1冊。とは言うものの、やっぱり女同士の面倒臭さはしっかり健在。一緒に働いていても相容れぬ同期、立ち位置が難しい女子3人組、虚勢を張り続けてしまう姉妹等、彼女たちが抱く感情は私自身が抱く感情と同じ。が、例えそれが負の感情であっても、取り繕うことなく綴る湊かなえが好きなのである。人生の決断や思い出との決別等、山と向き合う彼女たちの胸中は人それぞれ。登山の趣味はないけれど、その景色を見てみたい、と思った。

  • 爽やかでした。

  • 山に登りながら、みんな、何を考えているんだろう?明るい未来のことではなくて、過去のこと、自分のことなんだろうと思う。山頂に着いた時、その内省的な考えが少しでも晴れて、なんだかよくわからないけどこれからも生きていけそうだ、と思えたらいい。

  • 請求記号 913.6/Mi 39

  • 山に登ってみたくなった。人生について考えたくなった。

  • それぞれ色んな悩みを抱えて山に登る女性達。
    気付いていながら見ないフリをしていたり、ひた隠していた感情や思いが、山の前では剥き出しになってしまう。
    山登りの情景と、それぞれの置かれてる状況が重なりつつ、最後は清々しい気持ちになれる。
    自分と主人公とが重なる部分もあり、胸にグッとくる場面もあった。
    山に登りなくなる作品。

  • 2017/01/04
    移動中

  • いつもの湊かなえ風ドロドロが無く登山繋がりで描かれる女性達の描写。スッと読めました。、

  • 湊かなえさんといえばミステリー。
    けれどこの作品では山が舞台でも誰も人がいなくなることもなく
    傷を負う人はいないです。

    悩みをそれぞれ持ちながら山へ登る女性たち。
    山に登ろうというきっかけは様々ですが、
    山に登ることで日常から解放され、
    自然からの恩恵を受け、無意識のままに心が解きほぐされ癒されていくのかと思います。
    そこから新しいまた自分を見つけ目標へと向かってまた歩き出す。
    一度山に登るとまた山に登りたくなるというのは
    きっとこんな風に繰り返して人生と同じように歩いているのかと思えました。

    それぞれの悩みを持った女性がゴールを見出した言葉が印象的です。
     どこがゴールなんてわからない。
     何がゴールなんてわからない。

     目的地は過去の中にある。
     それって、わたしにとっては、山に戻ることなんでしょうかね。

     晴れた日は誰と一緒でも楽しいんだよね。でも・・・(中略)
     雨が降っても一緒にいたいと思える人であることを、誇りに思う。

     そもそも、登山に理由付けなんて必要ないのだ。
     山が好き。だから登る。それだけでいいじゃないか。

    山を登るということに少し興味があったので他にも何冊か
    山登りの小説などの作品を読みました。
    それと比較してしまうと情景が少し乏しかったのが残念です。
    けれど山に登る楽しさや山へ登る意味のようなものが十分に分かり
    爽快な気分になりまた次へのスップに向かっていこうと思える作品でした。

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山女日記 (幻冬舎文庫)の作品紹介

こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。いつの間にか心が離れた恋人。…真面目に、正直に、懸命に生きてきた。なのに、なぜ?誰にも言えない思いを抱え、山を登る彼女たちは、やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。

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