露西亜の時間旅行者 クラーク巴里探偵録2 (幻冬舎文庫)

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著者 : 三木笙子
  • 幻冬舎 (2017年1月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425668

露西亜の時間旅行者 クラーク巴里探偵録2 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ちょっとした日常系の謎。連作短編なので読みやすいです。
    晴彦の孝介への想いというか慕い方が半端ないので多少引き気味。

  • 発売日に買いに行ったら見つからなくって、
    店員さんが「さっきあたし販売したんです。だからもう一冊はあるはずなんですぅぅぅ」
    二人で必死で探したけどやっぱり見つからなくって、すぐに支店から取り寄せてもらうという、手に入れるのに一手間かかった人気本!(以降、予約することにしました)

    このシリーズは、他の作品と違うところがひとつあって。

    たとえばお話って一つの円みたいに収束しますよね。
    ぐるっとめぐって、円になって終わる。結末は動かない。しっかり読者に結果をしらしめる。
    でも、巴里でのお話は完全には終わらない。神様の気まぐれで変わっちゃうかもしれない。流れから言うとこうなるはずだけど、(実際そうなんだけど)女性が刺されて終わるかもしれない。大地震が起こって皆が思う終わり方をしないかもしれない。世の中何が起こるかわかりませんものね。

    解決の一歩手前で、(放って置いても流れはエンディングに向かうまでは描かれていますが)そうと匂わせるところで終わっています。疑い深い私はちゃんと解決するのかな、とハラハラ感が残ります。終わるんですけどね、後日談がちらっと他のお話で出たりしますからね、ただ自分が心配症なだけで。

    長くなっちゃうのでココらへんで。
    数少ない新刊おっかけてる作家さんなので、今後もどんどん本を出してほしいなって思ってます。

  • 前作で一度帰国した晴彦が三年半ぶりに那須一座へ復帰。パリでの孝介との活躍再び。
    今回、晴彦がちょっと大人しいなぁ(影が薄いなぁ)と思いながら読んでました。(晴彦の世話を焼くのと、人に気に入られやすいキャラを生かしての必要な情報収集のためのツールみたいな使われ方……一方通行ぎみだしね)そこら辺をふまえてのこの連作(?)短編の4作目を読むと、ここへ至るための布石だったのかなぁとも思いつつ、ちょっと二人の関係を楽しみにしてたので物足りない部分も。
    でも毎度のことながら、この時代の出来事などを上手に事件や物語に組み込んでくる手腕は流石です。(飛行機とか、ルビーの話の奴はレーヨンですかね)
    オンブルと孝介の関係もまだ不明点があるので、このシリーズは続刊が出るのかな。楽しみにしてます。

  • 20世紀初めの仏蘭西。花の都巴里だからこそ似合う謎解き物語でした。今回も謎を中心に置きながらも孝介と晴彦の物語でもありました。孝介にとって一旦日本に帰国した晴彦が戻ってきたことはとっても嬉しい出来事なのだけれど、今までひとりでいろんなものを背負ってきた彼にとって晴彦と共に行動すること、他人に頼るということは意外にも心に重苦しくのしかかるものでした。それに自分自身で気づいたのは曲芸一座の仲間がケガをしてしまい、自分の仕事をおざなりにしていたことに座長から叱責されたとき。こんな中途半端な自分についてくる晴彦に悪いと思い、孝介は晴彦を日本に帰そうとします。孝介はやっぱり不器用ですね。まだまだ独りよがり。人に頼ることは自分が弱いからだという考え方もあるでしょう。でも、頼る相手を信頼してこその行為ともとれますよね。晴彦が自分にとってどんな存在なのか、孝介には自分の心の変化を素直に受け取ってもらいたいです。

  • 孝介さんが不器用でとてもかわいい

  • 【収録作品】光と影/オスマンルビーの呪い/露西亜の時間旅行者/遙かなる姫君 
     ミステリ部分は弱いが、軽い読み物としてちょうどいい。

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