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ふたつのしるし (幻冬舎文庫)

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著者 : 宮下奈都
  • 幻冬舎 (2017年4月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344425996

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ふたつのしるし (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

  • 初めは何の接点もなかった二人が徐々に近づいていく、純文学的な小説。感動的。年代がいくつかのパートに分かれて書かれていくので、順を追って物語が理解できる展開。運命の人は「しるし」によって見つかるのだそう。3月に出会って、12月に出産というのは少し日にちが合わないのが気になるところですが、すぐに結婚したのはしるしによって結ばれたからとは納得のいく展開。

  • 宮下奈都さんの文は、やっぱりあたたか。

    自分がここにいる意味。
    誰かの何かになるのは 素敵なこと。
    私も、昔は 自分がこの世界にいる意味
    わかってたんだけどな…。
    全部、こぼれてどっかいっちゃった。

    ふぅ…。
    アカン、暗いぞ!!

  • 美しい顔を眼鏡で隠し、田舎町で息をひそめるように生きる優等生の遥名。早くに母を亡くし周囲に貶されてばかりの落ちこぼれの温之。遠く離れた場所で所在なく日々を過ごしてきた二人の〝ハル〟が、あの3月11日、東京で出会った――。何度もすれ違った二人結びつけた「しるし」とは? 出会うべき人と出会う奇跡を描いた、心ふるえる愛の物語。

  • 「しるし」を見つけた2人の話。
    人それぞれ色々な人生があり、
    遠回りもするし失敗もするけれど、
    必ずしるしを見つけられる。
    それは恋愛に限らず…
    気付いてないだけで、もう見つけているかも。

  • 2017.06.12読了 19

  • 斜に見てしまうのだけど、そこをサラリとかわしてしまう押し付けのない描写。
    忙しさに感けて、いろいろなことを見逃さず「しるし」気づくことが出来たらと。心から思う。

  • たくさんぶつかって、だんだんわかるようになるんだと思う

  • 器用で不器用なふたりのハルのお話。
    出会うまでの描写が特にいいです。

  • しるしをみつけた。

  • 全然違うところで育った、年齢も違うふたりが出会うまで。

  • 周囲とあわせることのできない落ちこぼれの温之(はるゆき)
    目立たないように生きる美しい優等生の遥名(はるな)

    二人の持つ二つのしるしが3月11日に二人を結びつける

    不器用な生き方しかできない二人のハルの心ふるえる物語
    2014年刊の単行本を文庫化

  • 楽しみにしていたGWももう終わり。最後は家族と恒例の京都新聞杯。京阪電車での往復の中でサクサクと読み進む。
    自分が興味のあることしか目に入らないせいで周囲に貶されてばかりの温之(はるゆき)。
    ひたすら目立たぬよう作り笑いで居心地悪い日々をやり過ごす遥名(はるな)。
    歳も育った環境も異なる二人のハルの生活が交互に描かれて行く。
    巧みに練られた話で、静かで精緻で落ち着いた文章も感じ良いが、少し出来過ぎ。
    遥名のようにすかさないと生きていけない感じは良く分かるけど、いささか面倒くさいな。

  • まっすぐで不器用なハルと、真面目で頑張り屋の遥名
    ふたりの子供の頃から、大人になるまでのお話が
    少し苦しく思えるようにリアルで切なくて
    出会ってくれてありがとうと思う

  • 読み終わってみれば、そんなに特異な物語ではないのに、一気に読んだ。何にそんなに引き込まれたのか、まだ不明(笑)

  • 美しい顔を眼鏡で隠し、田舎町で息をひそめるように生きる優等生の遥名。早くに母を亡くし周囲に貶されてばかりの落ちこぼれの温之。遠く離れた場所で所在なく日々を過ごしてきた二人の“ハル”が、あの3月11日、東京で出会った…。何度もすれ違った二人を結びつけた「しるし」とは?出会うべき人と出会う奇跡を描いた、心ふるえる愛の物語。

  • 心がふるえた。
    優等生の遥名と落ちこぼれのハル。
    出会うべき人と出会う奇跡。
    解説にもあったが、「ふたりのしるし」ではなく「ふたつのしるし」というところがまた良い。

  • すてき
    改めて自分恵まれた環境やった/やなと感じた
    ちょっとずつ繋がっていて、ちょっとずつ離れている いいね
    解説のオールも好き

  • 20170423 不器用な生き方。周りを気にして迎合する人がほとんどになっている現代なのて同じような二人が出会う事で丸く収まるのは必然かもしれない。

  • 宮下さんは、現在活動中の日本の作家で多分一番好きだ。文章が良い。気取ったところがなくて、読みやすいところが非常に好み。心の中にすうっと入ってくる。ごく普通の人達の人生を丁寧に描く所も好きだ。この小説にもその2つの良さが発揮されている。二人のハルの物語。どちらのハルも不器用だが、一生懸命に誠実に生きる。その生き方に共感した。二人の生き方が交錯するのは、日本人の誰もが忘れられない日。宮下さんの小説の中では地味なプロットだと思う。それでも、その地味さゆえに心に深く染み入るところがあって、感動は大きい。

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