鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)

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著者 : 有栖川有栖
  • 幻冬舎 (2017年10月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (736ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344426511

鍵の掛かった男 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 火村先生が出てきてから真相までは続きが気になってページを捲る手が止まらなかった。人ひとりの人生の背景を辿ることの難しさ、そしてその行き先に待つもの。

  • 優しいお話だった。
    これぞ長編というしっかりした長編は久しぶりだったが、読みやすい文章で、長さが気にならない。有栖川有栖の文はやっぱり好きだなぁと再認識。
    プチホテル銀星ホテルで5年以上も暮らしていた老人が縊死で見つかる。そもそも彼の死は自殺か他殺か。疑問を感じた宿泊客の一人が、アリス&火村先生に調査を依頼してくるのが発端。
    前半3分の2まで、火村先生は大学の入試シーズンで手一杯、アリスが一人で大活躍する。
    私は断然火村先生ファンだと思っていたが、今回認識を改めた。アリスの優しさ溢れる真摯なところはとてもステキだ!ホテルの人たちも、アリスだからこそ心を開いてくれた(もしくは油断した)のだと思う。
    そしていい加減後半になって、登場したと思ったら20分で他殺と看破する火村先生。やっぱりかっこいい‼
    この二人がコンビを組んでるからこそ、大好きなシリーズなのだなぁ。
    密室マニアな有栖川作品なのに、物理的な密室は出てこず、被害者の人となりが今回の密室。それをこじ開けるにしても、表現の仕方が優しいと感じた。あと、中之島という区域に対するオマージュにもなっていて、いろいろな蘊蓄も面白かった。

    文庫版の表紙がムードがあってとてもステキだった。ハードカバーの時よりいいかも?

  • 火村先生の活躍は後半のお楽しみという感じで、今回はアリスがかなり頑張ってましたね!今まで読んだことないタイプの作りで面白かったです。他の作家アリスシリーズも読みたくなってきました。

  • とても読み応えのある作品。
    大阪・中之島にあるホテルで男性が亡くなった。
    事件性はないものと思われていたが、作家・有栖川の元に大先輩の作家から捜査の依頼が舞い込む。
    火村準教授と共に捜査に乗り出すのかと思いきや・・・

    ここからは個人的に驚いたこと。
    作中、知っている方の名が登場したのには驚かされた。本筋とは関係ないのだが。
    この本を読んでwikiを確認したところ、すでに数年前に他界されていた。

  • ほんといいです。単行本についで、文庫本も出て、読んだというのに、つい買ってしまいました。人に優しい推理です。

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