月と水の夜 1 (バーズコミックス ルチルコレクション)

著者 : 梶原にき

• 幻冬舎コミックス (2002年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[リオナさんの感想 · 2013年10月14日]

　吉晴が夜の川で溺れかけた時に救ってくれたのは、魚吉と清太という二匹の河童だった。
　赤い瞳、とがった耳、指の間の水かき……
　人とは違う彼らは、本来縄張り意識が強く、一匹でいる。
　しかし、元からその場で暮らしていた魚吉は住処を追われて来た清太を受け入れ、今もともにいる。


　雰囲気が綺麗な漫画ですが、全体にBLな空気が流れています。
　というか、お互い精神的に依存している魚吉と清太と、周囲との関わりのお話です。
　あからさまな表現はないので、BLが苦手な人でも読めると思います。

[鈴木りゅうたさんの感想 · 2008年5月16日]

切なくノスタルジーな感じがたまらんですｗ一応そっち系…でも一般ピープルにも読めるくらいライト。

[ネコのチャックさんの感想 · 2008年2月24日]

好きな漫画家さん。

こーゆーまったり系が好き。

[takanoさんの感想 · 2007年9月23日]

全２巻。ジャンルは一応BLなんですが・・・これはそういった括りで弾いてほしくない漫画です。河童の二人が本当に大好き。美しい絵とともに全力でオススメです。

[うおさんの感想 · 2007年2月14日]

河童が出てくる、BLのような…ラブ未満のような…そんなお話。人間と自然の対比も同時に描いていますが、その視線がひたすらにやさしい。