月と茉莉花 (リンクスロマンス)

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著者 : 佐倉朱里
制作 : 雪舟 薫 
  • 幻冬舎コミックス (2003年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344802353

月と茉莉花 (リンクスロマンス)の感想・レビュー・書評

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  • 勝利国の長と滅ぼされた国の王子というパターンはよくあるけれど、取って付けた様な所とかご都合主義とかが無く、良く練られた世界観だったので陳腐さを感じず読めたのが良かった。大牙と火烏の主従関係も好印象。大牙の立場だったら世継ぎ問題で回りから責められそうだけど、それが無かったので違和感があったが、そっか~、続編もあるのか。納得。え?ルチル文庫のほうには書き下ろしもあるのか!両方買わねば!

  • 長いこと暖めてた積読本です。
    暖めすぎて孵化して独り立ちしたくらいの期間が……。
    3部作の1作目ということで、中華風世界観。
    で、亡国の王子が自国を滅ぼした国に……って、あれ……??
    何だかこの設定もの凄い既視感。
    と思ったら、この作品の前に読んだお話が、そんな設定だった。
    またこれ系か……と若干辟易しつつ読み始めたら、これが
    なんとまぁ、当たりで嬉しかったです。
    前に読んだのがもにょもにょな感じだっただけに、余計に
    良作に感じるのかもしれませんが、世界観をよく作り込んで
    おられて無理がない。
    言葉遣いも上品でいて、匂い立つような情景が浮かびます。

    盲目の受が敵国の太子の虜囚となりながらも、徐々に
    お互いに惹かれてゆき……というありがち展開にも関わらず、
    脇キャラが中々に素敵で物語のいいスパイスになってます。
    個人的には攻の性格がちょっと幼すぎるようにも感じて
    しまいましたが、受と真逆なためにこれはこれでいいのかな、と。

    亡国の廃嫡子が、新たな地で自分の居場所をみつけ歩き出した
    ところで元家臣が単独攫いに来る事件については、うぅん……
    という感じがしないでもないのですが、この元家臣もまた
    中々にいいキャラで、ある意味脇キャラに救われたお話。

    そしてそしてこの作品が佐倉さんのデビュー作だそうですが、
    前回読んで感じた文章の違和感がない。
    凄く読みやすかったです。
    イラストはこれまた今は筆を折られている??のか、
    雪舟さんで美麗です。
    作品の世界観と非常にマッチしていて、リンクスのデビュー作に
    しては当たりで良かったんじゃないかと。
    2作目が楽しみです。

  • 古い話だなと思ったら、10年前の本だった。

  • 中華風ファンタジーBL。
    とても雰囲気のある世界観で心理描写や情景描写がしっとりと美しい。
    また言葉遣いが丁寧なのもよいです。
    世界観、ストーリー、登場人物、どれも好みです。
    ちょっと大牙が横暴なのが気になりますけど、すごく悩み苦しんでいる様子が伝わってくるので受け入れられます。

  • 征服した国の公子×征服された国の公子。
    美麗なイラストもだし、美しい雰囲気にうっとり。
    なんだかんだ言って月心に頭が上がらないところが可愛かったり。
    そして大変火鳥がお気に入り(笑)。

  • 備考:シリーズ1作目/ドラマCD化

  • 架空古代中国もの。若き王の囲われ者になった、亡国の盲目の王子の話。

  • 苛烈な太子に翻弄される亡国の盲目の公子・月心
    と、思わせておいて翻弄しているのは月心というのがまたよろしい。
    中華ファンタジーながらもしっかりとした設定で読み応えもあり。
    とにかく強気な大牙に負けない芯の強さを持つ月心。
    それでいてお互いに押さえがたい衝動に引き付けられていて立場とか理性に抑制されながらも求め合う様がとてもいいです!!
    本当に面白くて切なくて胸がキュンとする話。どんどん読めます。
    中華モノが好きな方、そうでなくてもせつない恋物語お求めの方にぜひオススメ!!

  • 「緋色の海賊」が良かったので、佐倉さんのデビュー作を引っ張り出してきました。
    読みやすく品のある文体、それでいで歴史ものの空気をしっかり伝えてくるというバランスの良さがやっぱり新人とは思えない。
    構成を練り上げた長編を書き続けてほしいです
    できれば年に一冊くらいは読みたいですが…

  • 太子の煬大牙は、自国を裏切った国“湘”を滅ぼし、目の見えない湘の第一公子を捕虜にする。その公子は名も無く、湘王である父に廃嫡とされ、存在すら認められず北の離宮に幽閉されていた。それでも潔く覚悟を決め、亡き湘と運命を共にしようとする儚げで美しい公子に、大牙はいつしか心惹かれ始めるのだったが―。切なくも甘い、魂を揺さぶる感動の歴史ロマン。

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