月と茉莉花 (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 160
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344802353

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭、大牙は閨で親しみを込めた呼び方をした盲目の月心の頬を打ち、初っ端から印象は最悪です。
    読み進めても大牙のことはあまり好きにはなりませんでしたが、火烏との漫才のようなやりとりは楽しかったです。
    物語に入り込めて一気に読みました。

  • 苛烈な太子に翻弄される亡国の盲目の公子・月心
    と、思わせておいて翻弄しているのは月心というのがまたよろしい。
    中華ファンタジーながらもしっかりとした設定で読み応えもあり。
    とにかく強気な大牙に負けない芯の強さを持つ月心。
    それでいてお互いに押さえがたい衝動に引き付けられていて立場とか理性に抑制されながらも求め合う様がとてもいいです!!
    本当に面白くて切なくて胸がキュンとする話。どんどん読めます。
    中華モノが好きな方、そうでなくてもせつない恋物語お求めの方にぜひオススメ!!

  • キョン死←
    こういう受け子さん好みです。
    シリーズの後のほうは特にだけど、実は結構気が強い所がいいです。
    時代背景や習慣なともしっかり書き込まれていて、読み応えがあります。
    三部作。

  • 受が健気でいじらしくてお腹いっぱいになりました。

  • BL小説だと侮ってはいけません、読み終わった時には大泣きしてました。お薦めですv

  • 雑誌で読んでほれ込んで、ノベルズが出たことを知って即買いした一冊。切なくて胸が痛くなるけど、とても幸せな気持ちになれる本。

  • ものすごく切ないラブストーリー。ほとんどラブストーリーなんて言葉は使わない私ですが、この作品にはぜひとも使いたいです。薄幸の人、と、王となる人の恋の話です(超まとめてしまえば)二人とも一生懸命相手が好きなんだけど、不器用でなかなか伝えきれない感じが萌え心と腐女子心にホロリとくるのです。これが一冊目ですが三冊で完結しています。すごいお勧め。
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  • 目の見えない囚われの公子と、その公子を捉えた激しい気性の太子の話。
    いわゆるBL物ですが、かなり好きな作品。時代背景も好みです。

  • なんとこれ、BLには珍しい2段組。そして仮想中国の設定で、敵国の盲目の皇子を虜囚にし、その皇子・月心と若くして既に王の器という大牙の主従関係。
    ふたりの恋愛はとても切ないのですが、ラブ度も結構高いです。
    あとなんといっても作家さんの文体が好みです。透明感のある輝きというか、言葉が美しいのです。そこがお話の切なさを引き立てていますね。
    もうこれは文句なしにオススメです。

  • 中国が舞台の名作。相変わらず雪舟薫の表紙に惹かれて買ったんだけど、これは大成功!歴史モノで昔の中国を取り扱ってるんだけれど、作者がよく勉強していることがしっかり伝わってくる。しっかりした時代背景、ベース、キャラクター設定。いろいろな意味で秀逸な作品である。受けが中世的な、男性や女性などの性別を超越した感じの美しさと魅力をもった人物だし、しっかりとした話なので、ホモ小説を読んだことない人でもすすめられそうな一冊である。エロはあるけどね

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