本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344802773
作品紹介・あらすじ
親の愛情を知らず、高校で孤立している勝気な美貌の芳川郁は、望みの叶わない人生を「仕方がない」と諦めて生きている。そんな郁のささやかな願いは、成り行きで身体を重ねるようになった同級生・増井千里との関係が少しでも長く続くこと。同情でかまわない、彼の傍にいたい-。千里への恋心を秘めたまま、彼の長く器用な指先が紡ぐ優しさに郁は想いを募らせる…。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
キャラ設定が好み!攻めの冷めてる様に見えてめっちゃ受け大好きってのが、いい。
千里がカッコいい。
挿し絵はちょっと気に入らないけど。 -
高校生のちょっと捻ねて、なのにとても純粋な
恋愛が楽しめます。
周囲から誤解され、仕方ないと諦めることで
母親から真に必要とされないことを何とか
受け入れている郁のペシミスト加減が
痛々しいですが、それをわかって黙って
包み込んでくれる委員長が大人です。
ちゃっかりプリンで餌付けしてるところは
人間におびえているノラ猫をなつかせる
過程を連想しちゃいます(笑)
とにかく素直に自分の気持ちを伝える事が
一番だと学んでいく郁が、人に慣れない
猫のようで可愛いです。
全4件中 1 - 4件を表示