バロック・パール (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
4.02
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本棚登録 : 99
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344803244

作品紹介・あらすじ

騒乱の収まった船内で、事後処理の点検中、思わぬ事故によって、カイは意識を失ってしまう。数日後、ジュール=ヴェルヌのクルー達が見守るなか、目覚めたカイは記憶退行を起こしていた。現れた人格は十三歳の時のカイ、『イシス』だったのだ。彼は普段の禁欲的で頑固なカイとは違い、天真爛漫なエピキュリアンであり、周囲を混乱させる。三四郎はこの対照的な『カイ』と『イシス』への思いに苦しみ、悩み、そして、ある選択をするが…。

感想・レビュー・書評

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  • 再読

  • こっちじゃなくて旧版の方を読んだのだけれど、検索で出てこないので此方に登録。
    ありがちな記憶喪失ネタだけれど、このシリーズにとっては必要な、キーとなるお話。しかしながら、ちょっと消化不良な印象。シリーズ他作と比べれば面白さが劣ると言わざるを得ない。

  • 青の軌跡シリーズ第6弾。
    イラスト:沖麻実也

    ストーリー、キャラクター、文章、イラスト、どれをとっても文句なしです。
    BL小説という枠に嵌めてしまうのが勿体ない。
    一物語として非常に楽しめる内容なので、BLに抵抗のない人にはぜひ読んでもらいたい作品です。


    ▽内容(「BOOK」データベースより)

    騒乱の収まった船内で、事後処理の点検中、思わぬ事故によって、カイは意識を失ってしまう。数日後、ジュール=ヴェルヌのクルー達が見守るなか、目覚めたカイは記憶退行を起こしていた。現れた人格は十三歳の時のカイ、『イシス』だったのだ。彼は普段の禁欲的で頑固なカイとは違い、天真爛漫なエピキュリアンであり、周囲を混乱させる。三四郎はこの対照的な『カイ』と『イシス』への思いに苦しみ、悩み、そして、ある選択をするが…。


    ▽シリーズ一覧

    (本編全13巻)
    1 青の軌跡〈上〉
    2 青の軌跡〈下〉
    3 カタルシス・スペル
    4 クリスタル・クラウン〈上〉
    5 クリスタル・クラウン〈下〉
    6 バロック・パール
    7 ペルソナ ノングラータ
    8 ファントムペイン
    9 タイトロープダンサー〈STAGE1〉
    10 タイトロープ ダンサー〈STAGE2〉
    11 タイトロープ ダンサー〈STAGE3〉
    12 タイトロープ ダンサー〈STAGE4〉
    13 タイトロープ ダンサー〈STAGE5〉

    (番外編)
    カデンツァ〈1〉―青の軌跡 番外編

    以下、続刊。

  • 『青の軌跡』シリーズ-04(06)

  • イシスを怯えさせるほどの自己憎悪って相当なもんです。

  • 今までとは異質なトラブルだけど、知られざるカイの一面が見えて面白かった。三四郎との関係がただのイチャイチャでなくていい感じ。愛してないって言うけど愛を感じたよ。ごちそうさま。

  • 船内点検中の事故で、記憶退行を起こしてしまったカイ。目覚めた時、彼は天真爛漫なエピキュリアンであった十三歳の頃の『イシス』だった。カイが憎み、必至になって隠している過去の自分がクルーの前に現れてしまう。そしてイシスに対して三四郎は…ッテ感じか。<br>中々にキーポイントとなる巻であったと思います。この巻を踏まえて、これからカイが変わっていくんだろうなーと思うので。しかし。しっかーし!!!<b>私はやっぱりカイが好きなんだッ!!</b>なので、この巻は少々不完全燃焼…萌えの火種が燻ってしまってるよ…ぷしゅぅ。<br>思うんだけど、カイって結構クルーに対してオープンだよね…いや望んでじゃないんだけど。だって結局皆知ってるっちゅーか(苦笑)<br>今回は三四郎の頭が固いなーと思った。ほんとこの二人は一筋縄ではいかないなぁ…もどかしいんだけど、簡単に「好き」だとか「愛」だとかのカタチに当てはめないのが良い。

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