ディール (リンクスロマンス)

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著者 : 水壬楓子
制作 : 佐々木 久美子 
  • 幻冬舎コミックス (2004年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344803770

ディール (リンクスロマンス)の感想・レビュー・書評

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  • 「エスコート」シリーズ第2弾。トップガード・延清(28)×秘書・律(19)。律のおかれていた境遇が痛いです… それでもしっかりとした強さを持っていて凄く健気でいい子ですね… 延清も壮絶な過去を持っていて、愛される事も愛する事も知らずに今までを過ごしてきた。律と出会い少しずつ変化していく心情が良かった。初めて知る気持ちをもて余してグルグルして、無自覚に律を欲する延清の姿が良いです!! この2人は大好きになりました。

  • シリーズ第2弾登場。人材派遣会社エスコートで秘書を務める水島律はトップガードの延清と同居している。クールな男と純粋な少年のビタースイートラヴ。

  • シリーズ第二弾。互いに心に傷を負った二人の再生。主人公があまりに後ろ向きで、心配になるほど。ぎこちない関係の築き方ではあるけれど、最後は幸せになれて、ほっとしました。好きなカップルです。

  • 「エスコート」のトップ・ガードの延清と×榎本の秘書をしている19歳の律。
    義兄の策略で男たちに犯されかけそうになった律は、絶対的に強くて凶暴な男、延清に助けられますが、なんと彼は見返りに律の体を要求してくるのです。でも、取引と称して襲った男たちと変わらない行為に及んだ延清に、なぜか相通じるものを感じる律です。

    律が理不尽な目に遭って、悲惨でかわいそうな健気受の話のようで、そうでないところがさすがストーリーテラーな作家さん。
    律は、健気ではあるけど、胸の奥には相当な強さを秘めていて、しなやかだなと思わせます。
    延清からは飼い主とペットの関係だと容赦なく位置付けられてしまいますが、本人はそんな関係すらも受け入れ、延清の本心を見極めたいと思うようになっていきます。
    誰も寄せ付けなかった延清が、唯一自分のテリトリーに入れたのが律なんですよね。その感情の正体も分らないまんま!
    つかみどころの無い延清の心を、いつの間にか捕らえてしまった律なのです。

    互いに深い傷を背負っているところに、理解しあえるものがあったのがわかります。こういう過去のトラウマ系はありがちですが、延清はそのすべてを律にぶつけているところが生々しかったです。強くコワいものなしで生きているような延清が、19歳の律にすべての感情をさらけだしているんです。
    そして、それをすべて受け止める律の気持ちが、強くて優しくて、単なる健気なだけじゃないんです。
    延清が「取引」とか本能的な好き嫌いでしか人間関係を判断できないところに、強さに隠れた孤独や寂しさが垣間見えて切なくさせられました。

    この話は、むしろ延清の痛みの方が大きいですよね。「ステップ」では、彼の視点でも多く語られているので、とても心に迫るものがありました。
    彼の心情がまるまる分かるだけに、律に対する想いに余りにも無自覚なことがかえって切なく、泣かされてしまいます…
    大学まで延清が律を探しに行くところは、二人の互いを想う気持ちがあふれまくっていて、すごくいいシーン。
    愛に目覚めているのがはっきり受け取れて、すごく胸が熱くなりました。
    榎本は、さすが見極めがすごいです。封筒の一言、かっこいい。

    不器用に愛を追い求めていた延清が、律とめぐり逢うことによって人間的に成長していて涙ぐんでしまいました。
    「僕があなたの何なのか、ずっとそばに置いてくれたら教えてあげる」と律に言われた答を聞かなければ、手放さなくていいのだ、と考えて安心する延清。たまらん…
    聞かなくても、もうわかってるよね。

  • 延清が格好良く、律っちゃんはかわいい。

  • このお話好きだー!辛い家庭環境から逃げ出すすべのない律は延清に拾われるが、延清もまた過去の深い傷により心が大きく欠けている。律が華奢で可愛いキャラなので甘い系の話かと思って読み始めたら意外に重くて物語に引き込まれた。延清の傍を自分の居場所と決める律に芯の強さを感じる「ディール」の着地点は恋愛と呼ぶには足りないけど、続く書き下ろしの「ステップ」での展開に感動!愛し方も愛され方も知らない延清が自分の感情を自覚しないまま、いなくなった律を探すシーンが胸を打つ。律――律――と心の中で呼ぶ延清に涙腺崩壊。。。

  • エスコート シリーズ②

  • エスコートシリーズ 第二弾
    年下組 

  • 『エスコート』という会社のボディーガードシリーズの1冊です。
    既刊に『エスコート』、『ミステイク』、『フィフス』、『クラッシュ』、『リミット』があります。
    あ。本の宣伝してしまった…。ちなみに『王道系』、『年下攻め』、『年の差』、『年下攻め』、『同い年』って感じです。
    まあ、これだけあるのでどれか一つはいいものが見つかると思います。

    律は、母親の再婚後、義兄と義父に体をもてあそばれてきた。大学進学後も義兄と同居というのが条件で、律に逃げ場はなかった。母親はそんな二人の行動に気づいていたが、知らぬふりをしていた。そんな環境にいたらなすがまま、諦めている。そして自由になることを焦がれている。
    そんな律に、抵抗するということをさせることができたのが延清で。
    でも延清も大きく欠陥していて。表面は軽いけど内側に入ろうとしたら、すっとその人を切る。そして振り向かない。
    そんな二人のお話ですが。よく、くっついたよね~。
    いまさらながら、危うい駆け引きなカップルです。
    律がしっかり手綱を握っているのでそこは大丈夫なのですが。
    一つ目は、律が自立していくのを書いたものなのですが、2つ目は、延清が律の存在をまざまざと感じるお話です。
    延清は、家庭の問題で、どうしても人を信用できない。それが律に会うことで一歩ずつ前に踏み出していく。
    律がいないとどういう事になるのかもわかってない、っていうのはすごいと思います。こう、赤ん坊がはいはいから何とか一人で立てるようになった感じですよね。手を出したいけど、危ないから出せない。でも頑張れ~、みたいな。延清は、そんな年じゃないんですけど(笑)甘々なカップルですね。
    うーん。二人とも、お近づきになりたくはないな~。遠くから眺めていたい。それで、妄想をかきたてたいです。

    ボディガードしてますよ!書き忘れてた!延清がボディガードで律は、社長秘書です。

    フィーリングがあえば読んでみてください。
    たまにあわないとかありますので。

  • ゆうきゃんは主人公律の兄の智則役

    かなり卑怯で悪い役だが、その悪人演技が良い!!
    悪い奴は調子が良いときはとことん卑劣だけど
    自分よりも強い奴が出て来るととことん情けない。

    延清の怒りに触れボコられるが、悪い奴ならではのボコられかたが
    美味しいと思った。

    端役でも、演じる側としては楽しいのでは?

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