- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344804142
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
トップガードの真城は思いがけず警視庁時代の後輩・清家と再会する。五年前、自分を裏切った恋人への腹いせに清家の気持ちを利用した真城だったが…。「エスコート」シリーズ第3弾。(ill:佐々木久美子)
-
シリーズ第三弾。再会モノ、年下攻め。今まで、出来る大人の男な雰囲気だった真城が徐々に剥がれてゆく過程に萌えました。ストーリーはありがちでしたが、シリーズ好きなら楽しめるかと。既作を未読だとわかりづらいです。
-
シリーズ3作目は、トップガード真城です。今まで登場していた場面から、余裕あるオトナの男とかクールで頼れるお兄さん的な印象を持っていたのを見事に覆してくれました。
真城の前職がSPだったことが明らかになっているだけじゃなく、そこで彼が上司との恋に破れ、あてつけに部下だった4歳年下の清家を誘惑して捨てたという過去があったことも判明。過去の過ち、ミステイクですね。
女王様だったのね。
意外だったけど、急に真城のこと色っぽく感じるようになりました。これまで読んでてあまり色気を感じなかった分、急激にセクシーに見える…
清家をもてあそんで捨てるなど、とんでもなく酷い男に見えるのですが、実は自分が清家に対して須藤と変わらないことをしているのだと心苦しくなってしまったからなんです。
そして、5年の月日を経て再会した二人。気まずい思いの真城に詰め寄り、詰る清家です。
それでも任務は全うしなければいけない状況に加え、真城の元カレであり清家の上司である須藤も登場して、みつどもえ?なドキドキの展開になっています。
結論として、清家は正真正銘とてもデキのいい年下わんこでした。水壬センセといえばオヤジ&おじさんが頭に浮かびますが、なんと年下わんこ攻もすばらしくステキです。邪険にされても鼻であしらわれてもめげない。惜しげもなく泣くことだってできる。ちょっと優しくされるとすぐにブンブン尻尾を振る。
全部クリア。女王様のことが好きすぎるところで、もう完璧です。
書き下ろしの「セルフィッシュ」がすごくよかったです。
女王様だけどやきもちは焼くのです。清家のくせに、ってやつですね。一緒に仕事をしたくないとはねつける理由もそこにあったりするのが、勝手だけど、真城の清家を想う気持ちが強く感じられて胸キュン。
真城って須藤や榎本にずいぶん背中を押されてますよね。彼らのフォローが無かったら、清家とは一体どうなっているのかと心配させられます。でも、清家にはゆるぎない愛があるので安心感はあります。
真城が下僕わんこに本心を告げた場面、身悶えました。「俺にはできない」だけじゃなく、清家がやっても許せないと一言あるところがさすがです。女王様らしく、でもかわいくもあり、読んでてメロメロ。
そんな真城に対して清家の反応が非常にわんこらしくてツボりました。
話の展開がとても上手いです。軽妙洒脱でセンスがよくて、最後まで飽き指せません。軽すぎず重すぎず、心に響くものがしっかりあるのがいいです。 -
清家くんがかわいいです。
-
真城のお話。これまで出てきたイメージでは冷静で落ち着いてた彼が実は性格キツい女王様だった♪5年前に手酷い振り方をした相手・清家との再会モノ。清家、初登場時は真城を憎む冷徹キャラかと思ったらとんでもない!真城大好きなワフワフ大型ワンコ、しかもヘタレ!清家の真城への気持ちはまっすぐだけど真城は…。清家と関係を持つきっかけになった恋の傷、それによりノンケの清家を巻き込み傷つけた自責でなかなか素直になれず。いつもは受の真城が主導権を握ってるHが終盤で初めての清家リードとなり、真城が可愛く啼かされてて美味しい♪
-
エスコート シリーズ ③
-
【あらすじ】 人材派遣会社『エスコート』のボディガード部門に所属する真城は、派遣先でかつての後輩・清家と再会し、その美貌を歪ませる。5年前―SPだった真城は、恋人だった上司の男から突然「結婚」という裏切りを受け、当てつけに清家を誘った。しかし、ひたむきな清家の想いを利用したことが苦しく、清家の前から姿を消したのだ。再会の夜、清家の冷たい眼差しに胸を痛める真城に、清家はむさぼるようなキスを仕掛けてきて…。
-
この組み合わせはシリーズ中一番好きかもしれない。
ある意味王道なんじゃないかなあ。
わんこ攻め×美人女王様受け。
わんこくんがしょぼんとしてるとこは私もいぢめたくなる!(ヲイ -
エスコート・シリーズ-03