- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344804487
感想・レビュー・書評
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★3.5。お話としては見応えがあり、最後まで楽しめたのですが、萌えという観点だとこの評価です。
受が最後まで弱々しかったので、もう少し立ち直って、以前のように攻を精神的に支えられるようになるまでを見たかったです。
また、せっかく性的なトラウマを克服したのだから、本当に愛し合って抱き合うシーンも最後に欲しかった。
攻に関しても、以前の攻と今の攻が別人のように感じ、いまいちキャラが掴めず。
「リーダーシップがあり聡明で強い、受の親友だった攻」と「大学に入り遊びほうけて受を疎ましく思った攻」と「優しく包容力があり紳士的な攻」がうまく一致しませんでした。 -
泣けるかな~と思って買ったけど泣けずw
酷い目にあって好きだった人の事を記憶から消してしまうっていう設定に、ぐっときたんですが、感情移入できずに読み終わってしまった~ -
「大司、藤堂さん・・・。ごめん・・・ね」
カウンセリングを受けにくる精悍な男・藤堂×対人・外出恐怖症の佳人
過去に深い傷を負った佳人の、過去と未来をつなぐ恋のお話。
藤堂と佳人、それぞれの傷・葛藤が痛々しく、涙を誘います。 -
あいかわらず受けがかわいそう。でも今回は攻めも自業自得だけど可愛そう。
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08/9/5
改心前の攻は最悪でしたが、歳をとって辛抱強くなったような…でも手は早いような。
受のトラウマは一筋縄ではいかずラストまで尾を引きます。
実際のトラウマってそんな感じなんだろうなーと感じました。
兄の弟バカ(小姑)っぷりがほほえましかったです。
『どうか俺を信じてくれ−』 -
ボーイズラブです。(というより、どっちかていうと、ジュネ系)
内容。
引きこもりの佳人は心配性でカウンセラーの兄と一緒に暮らしている。佳人は極度の人間恐怖症で、特に体の大きな男性を前にするとパニックを起こす。その原因は、7年前の辛い事件。それらに耐えられなかった彼はそれに纏わる記憶一切を封じていた。
彼のもとに兄の患者が現われる。彼の一等苦手ながたいの大きな男……。
そんな男になぜか心惹かれてしまう佳人。
でもその結果、忌わしい記憶を呼び起こすことになって……。
つくりがとっても上手です。
読み終えて、読み返して、「ああ。なるほど」って思いました。一々、その男、藤堂の反応がいいです。
書き下ろしの続編、「ツートン・ハート」もぼろぼろになっていく佳人の姿がなんとも言えず、ツボです。自己嫌悪の波に落ちていく藤堂も。
無夜は攻が打ちのめされている姿に至上の喜びを見出すひとですから♪ -
色々な事件とすれ違い。そして傷ついて傷つきあって…。と、切ないお話でした。一応ハッピーエンドだったかな。
どちらかというと、主人公より攻めの方の心情のほうが、あー解る…と共感してしまった。 -
両者共に、ひじょ〜に根が深い。お互いがお互いに傷をもってしまっています。もう二度と離さないと誓っている攻めキャラや良し!!
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大好き三拍子。
トラウマ
束縛
全体的に痛々しく、けな気
六青先生の作品はあたりが多いです。