ひそやかに熱っぽく (リンクスロマンス)

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著者 : 柊平ハルモ
制作 : 小路 龍流 
  • 幻冬舎コミックス (2005年4月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344805569

ひそやかに熱っぽく (リンクスロマンス)の感想・レビュー・書評

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  • 初出 
    ひそやかに熱っぽく ――2003年小説リンクス12月号掲載作品を加筆修正  
    ひめやかに激しく ――書き下ろし

  • <br>●感想●</br>
    <br>ひそやかに熱っぽく(小説リンクス掲載)</br>
    <br>ライバル会社社長の愛人20歳の受・羽住(高遠)幸×人材派遣会社社長3?歳の攻・相野 晴臣の年の差カップル。
    幸は復習のために二岡の愛人となっているものの、元社長令息として愛されていた育ちの良さから凛とした芯の強さがあり、あまり暗さや卑屈さを感じさせない。相野はいい人・・・ホントにいい人なんだけど、それだけかな〜。常に大人で幸のために画策し助けてくれるのだけど・・・印象薄いです。
    <blockquote>今夜かぎりの関係にしなくてはいけないのに、相野への過ぎるほどの好意が溢れてくる。
    叶うなら、ずっとこのまま彼の腕の中でまどろんでいたい。
    「彼だったらいい」ではなくて、彼だからいい。彼しか、嫌だ。
    胸の奥から、激しい感情がほとばしる。
    「これが恋か」と幸は自問自答する。
    今夜このタイミングで、そんな相手ができてしまった自分の間の悪さを、幸は心の中で笑った。もう、笑うしかない。よけいに辛い思いをするに決まっているのに。
    それでも相野に会えてよかった。
    最後に、誰かを想う気持ちを知ることができてよかった・・・−−幸は嗚咽を殺すように、相野の胸へと顔を埋めた。彼についていきたい。傍にいたい。もっと彼を知りたい。愛されたいとまで願わないにしても、愛していたかった。
    「また会えないか?」</blockquote>
    <br>ひめやかに激しく(書き下ろし)</br>
    <br>ホントは悪役なのに何故か二岡が憎めないのですよ。この人幸のこと本気だったんだろう、と思えるのですよ。幸を手に入れるのにこういう方法しかなかったんだろうな〜と思える不器用さが好きなんです。正直、二岡にもっと幸の気持ちをかき乱して欲しかったし、嫉妬もせず淡々としている相野にも不満も。幸の気持ちを察して敢えてふれない優しさもわかるけど、物わかり良すぎなのでは?その分、幸を困らせる二岡に肩入れしちゃうんだな〜。
    <blockquote>タクシーを降りようとしていた幸は、ふと降りかえり、一年もの間自分が愛人だった男を見つめた。
    「私の傍に戻れば、気苦労は減るぞ。家族と恋人、なくせないものが二つもあってはたいへんだろう」
    幸は、軽くまばたきをする。
    「でも、そんな僕には、あなたは興味はないでしょう?」
    「そうだな」
    二岡は、ふっと笑う。
    「・・・そんな顔をすることもできるのだと、知ってしまった今となってはな。おまえは、何かに挑もうと考えてるときが、一番綺麗だ」
    二岡が言うほど自分は強くもないし、好戦的な性格をしているわけではない。そんなことを言われるのは、心外だ。
    「あなたの、傍にいたときのように?」
    心の中では常に挑む対象でいた男は、小さく笑い声を立てた。憑き物が落ちたような、さっぱりとした表情で。
    車を出す合図を二岡がしたようで、タクシーが動き出す。
    「・・・さよなら」
    幸は小声で呟く。もう、あの男に引っ掻きまわされたりしない。一番大切なものが何かわかっているから、大丈夫だ。また、二岡が手を出してきたとしても、迷ったりすることはないだろう。
    ただ、もう二度と二岡は、相野と幸を引っ掻きまわすような真似はしないのではないかという気もする。確信も何もなく、深い場所で交わった男に対して働く、第六感のようなものだった。</blockquote>
    個人的には幸の弟・祈のキャラが好きです。気が強くてブラコン、でも人も気持ちが読みとれて気が利く・・・いい受になりそう!?×二岡はどうでしょう。昔は幸以上に祈も二岡に懐いてたってことで、幸でなくて自分を愛人にしてもよかったのにと想う祈と、幸を忘れられずに祈に幸の影を重ねる二岡・・・ってのどうでしょう。オヤジ、年の差好きの妄想っす。
    続編は彼でなく、相原の秘書の瑞原のストーリーが刊行予定。彼もくせ者っぽいのに、更に相手も「煮ても焼いても食えない彼氏」らしい・・・読んでみたい、イヤ読みます!

    PS.<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/B0009G0SCK&link_code=as2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211">小説リンクス 06月号</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=B0009G0SCK" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />でミニ特集が組まれています。続編に関してやはり、祈×二岡ってのもアリだったのですね。是非書いて下さい!柊平先生!!</br>
    <br>
    ●あらすじ●</br>
    <br>緊張に震えながらも、一途に自分を求め続けてくれた青年−−。
    人材派遣会社を経営する相野は、一晩を共にし、一年後に再び会うことを約束して別れた青年幸のことが忘れられずにいた。
     そんな中、相野は幸と偶然に再会するが、彼のよそよそしい態度に疑問を抱く。相野を避け何かに怯えるているような眼差しを見せる幸。彼がライバル企業の秘書で、社長の愛人であると知った相野は・・・。</br>
    <br>
    ●シリーズ刊●。</br>
    <br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/4344805909&link_code=as2&camp=247&tag=makishome09-22&creative=1211">冷たい指先</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=makishome09-22&l=as2&o=9&a=4344805909" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> 6/30発売</br>

  • 相野晴臣×羽住幸。たった一夜の関係だったが、1年後に再会の約束をして二人は別れた。が、11ヵ月後思わぬ場所で再会してしまう。羽住一家に執着する二岡の心情がわからないし、あまりにも羽住の母・明日菜と妹・希の脳天気ぶりが・・・ちょっとね。弟・祈が可愛くて、かわいそうなのでナントカして下さい、柊平さん!続編希望、かな。

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