六本木心中(2) (幻冬舎ルチル文庫)

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著者 : ひちわゆか
制作 : 新田 祐克 
  • 幻冬舎コミックス (2006年3月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344807426

六本木心中(2) (幻冬舎ルチル文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  ノベルズの再読。
     とはいえ、どうもだいぶ加筆修正されてます・・・?(昔のことでどう違うとは覚えてないのですが)
     昔読んだときは、印象の薄い話でした。巻末に入ってた、結城のイトコ(?)の話の方が印象にのこってます。
     が、今回。ちょー面白かった!
     結城の余命が、逼迫したモノではなかったら、結城の思う「甘美な夢」が実現されたのかな、と思うモノの、結城の性格上きっとそこにも試行錯誤があったと思うので、あの終わり方には満足していますがでも、別バージョンも読んでみたい・・・心中と題されている以上、無理な話なんですが。
     「愛している」と秘書に言うところが好きです。自分の気持ちを吐露する事は、彼にとって最大の屈辱だったんだろうけど、そうせざるを得ない彼の逼迫した心情が切ない・・・。それでも、高見に言わないところが結城だなぁ。
     今回書き下ろしが入ってたのを読んで思ったのですが、結城って、以外とポエマーですよね(笑) 正直、結城の愛って、恐ろしく重いな、と思いました。
     結城は、結局・・・それは高見もだけど、互いが互いを愛していたことに気づいてたのかな。
     最後、結城の元へ向かう高見は、どうして彼の元へ行こうと思ったのかなぁ。
     結城がしたこと、した理由を知ったから、だと思うのですが、だとしたらそれを誰が教えたのかな。(教えないと高見は気づかないと思う)
     で、その教えた人はこっそり蛇足だと思うのですが。高見のこれからの未来を守るためにした結城の行為は、結城が高見に憎まれ続けなければいけないわけで、高見がバーンアウト症候群を克服したあとならまだしも、完治するには少なくとも結城が待てないほどの時間が必要なわけで・・・。うぬぬ。結城のポエマーぶりは楽しかったものの(高見からのキスをあそこまで期待してたのはちょっと笑った。結城も人間だったんだなぁと)その背後が気になります。

     ところで、ルチル文庫は、文庫の仕様として読みにくいですね。なんでかわからないけど、なんか読みにくい・・・

  • 一言では言い表せない愛なのかなあ、と。

  • 新田さんの絵に惹かれて手にした本でしたが
    過去作品のリメイク版だそうで。

    昨今の、それはそれは甘々なハッピーエンドに慣れている私には
    かなりヘビーなラストでした。
    書き下ろしのショートで多少の救いは見られたものの
    結城の愛し方は悲しすぎる。
    せつない。重い。
    しばらく浮上できそうにありません。

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