紅楼の夜に罪を咬む (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 162
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344810198

感想・レビュー・書評

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  • 続きないのかなー?このふたりもっと読みたい

  • 清澗寺家シリーズ番外編。
    1作目でお兄ちゃんに袖にされた浅野さんが、赴任先の
    上海で敵方の頭的男と関係を結ぶという話。
    うぅぅん……。
    糖分ゼロというよりも、もの凄く不毛な関係です。
    愛と憎しみは紙一重とはいいますが、これって愛なの?
    憎しみなの?
    というよりも、いつ愛しちゃったのかも、いつ憎しみが
    沸いちゃったのかもよく分からなかったというか……。
    樋口くんが可哀想だったな、とかそっちの方に目が
    行ってしまって。
    結局ラストもモヤモヤ感だけが残り、いまいち萌えず。

    どっちかというと、伏見のおじさまと、和貴の過去編に
    転がり回ったんですが。
    パパが大物すぎてもうどうしようかと思いました。
    登場するだけで湿度が上がりそうなあの色気って何。
    番外編と言いつつ、私の中で完全に和貴編なんですが。
    むしろこっちで1冊出して欲しかったくらいです。
    イラストが相変わらず美しい。

  • 今回は番外編とあって異色の組み合わせでしたが、冷淡な憲兵浅野さんの甘々な部分が見れて個人的には楽しかった♪やや難しいテーマだけど和泉先生らしく書かれてあるなと思いました。おまけの伏見*和貴篇は予想外に濃くて、全然おまけじゃないです~(^^;

  • 清澗寺家シリーズの番外編。浅野が主役で楽しみにしていたんですが、彼の有能振りがイマイチ伝わらなかったというか、平田さんのほうがよっぽど優秀じゃないのかと思った。
    それと天祐と来宝だけど、来宝のほうが人としてよっぽど歪んでいるかと…
    で、ラストは逃亡エンドなのか心中エンドなのかよく分からなかったです。

  • 清潤寺シリーズの番外編・浅野主役。
    上海の赴任した浅野が出会った抗日運動の運動家たちの拠点になっている「紅閨楼」妓楼主・天佑は美貌の麗人だった。

    浅野の国貴への思いなどが巧みに入っていて浅野の相手をするのにふさわしい天佑が綺麗でした。
    (円陣先生のイラストがいいです)

    次男・和貴の転機となった伏見との初体験とそれにまつわる和貴の気持ちの揺れ動き、なぜ和貴はそうなったか、などが分かる作品も収録。

  • あらすじ:憲兵の浅野要は、抗日運動の地下組織を探るという密命を帯び、上海に赴任する。情報収集を始めた矢先、浅野は妓楼『紅閨楼』の主・梁天佑という美貌の麗人に出会う。毅然とした天佑の蠱惑的な魅力としたたかさに、浅野は激しく心を動かされる。やがて紅閨楼が運動家の拠点だという噂を聞いた浅野は天佑を探ろうとするが、謎めいた彼には秘密があり…。

  • 清澗寺家シリーズ-05

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著者プロフィール

「清澗寺家シリーズ」(幻冬舎コミックス)や「キスシリーズ」(講談社)など、多くの人気シリーズ、著作を持つ作家。ドラマCD化した作品も多数ある。特に名門華族・清澗寺家一族の大正時代から戦後までのドラマを描いた「清澗寺家シリーズ」は熱心な読者が多く、完結を記念して完全予約限定のファンブックが発売されるほど。

「2019年 『キッチンカー鎌倉、推して参る 再出発のバインミー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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