蠱蟲の虜 (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.84
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本棚登録 : 139
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344811355

感想・レビュー・書評

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  • とにかく受けが凌辱されまくって辛かったです。
    BL読んでる気分にはならなかったな・・・。
    なんとなくアン・ライスの眠り姫シリーズを思いだしました。
    まあ、あんなにはエロくはないか・・・?
    最初にちょっぴり出てきただけのカイルに執着がすごかったですね。
    最後でようやく助けに来てもらえるんですが、
    なかなか上手く行かなくてこれも切ない・・・。
    でもラストに急激にカイルが告白してきて
    何だか置いてけぼりな気分になりました。
    駆け足すぎませんかね・・・
    凌辱描写を減らしてそこ丁寧にしてほしかったな・・・。
    続編ではラブラブなんでしょうか。

  • 光の螺旋2。B…L…?ていう。知ってて読んだからいいのですが、BLかと言われるとどうなんだろうなぁと思いました。前半は確実にBLではなく受の陵辱記録です。攻出てこないし。
    最初にちろっと受と攻の出会いと過ごした2ヶ月のnot恋愛話。砂漠で死にかけの子供を拾って保護したという話で、刷り込みのように受はすぐ攻に惚れ、攻は攻で庇護欲+αがあるとその時点でもう書かれてる。受は解らんでもないけど攻のそれはどうなんだろうなと。最初から恋愛フラグ立てといて過程省いたような感じ。伏線と言えばそうですが、後々の手間省きのような即落にまぁBLのお約束と言えばお約束だけども「この人が攻です」と手順で書いてる感じで、お約束として読むけど感情から納得はさせられなかったです。でもそのまんまじっくりくっついていく話だったら納得するしとてもBLだったと思います。違うからBL…?てなった。「恋愛」を描いた話でなかった。恋愛部分は最初のそれで省かれて終わってしまってる。どう恋に落ちていくかという話ではなく主人公の受難日記かなと思いました。
    そのちろっとある出会い話の後は、延々受の陵辱話です。盗賊団に攫われてひたすら輪姦され続ける話。真ん中過ぎまであったような。長い。とにかく長い。出会い話より遥かにページ数あったような。二段組新書。そんなに事細かく書かなくてもいいんだけどと。まだ続くの?と。なったところでこれBLじゃなく男性成人向け読んでる気分だなぁとなりました。タイトルの蠱蟲という寄生虫を植え付けられて淫乱になり、精なしでは気が狂う程の苦痛を寄生虫から与えられるせいで男なしでは生きていけないという、なんとも男性向けのような設定に…となりました。男性向けって、勝手なイメージですけど。どんなに酷くされても寄生虫の桁外れの生命力のせいで死なないので、普通なら途中で死ぬところを30人に輪姦されるという。そして自殺も出来ない。心臓をついても首を刎ねても体が腐っても死ねず、治癒力があるわけじゃなく生命力が強いだけなので、自殺しようとしても苦しいだけという。とにかく輪姦される為の設定で逃げ場を塞いでる感じ。そのままなんと5年も盗賊団の性奴隷としての話。攻の登場は最後ちょろっととかですかねーと最早諦めてました(笑)ので真ん中過ぎだったから思ったよりは早かったです。8割くらい陵辱記録になるのかと思ってたよ。陵辱話長いので挿絵も2枚そこで描かれてました。
    受がひたすら酷い目に合い続けるのが好きな人には良いのではないかなーと。受と攻の、2人での恋愛話、としてのBLを読みたい人には全く向いてないと思います。とにかく事細かく輪姦、性奴隷描写が続いてぐったり。げっそり。疲れました。酷い目が、攻に関連した酷い目ならまだ受と攻の話と言えると思うのだけど。そういう意味では1作目がそんな話でしたね。
    盗賊団から何とか逃げ出して攻と再会した後の話も、禁断症状抑える為に攻に隠れて攻以外とせねばならず、周囲の人間からは軽蔑され責められみたいな、可哀想な話。攻は攻で自分は嫌われてる憎まれてると思ってるし。通じ合って、甘い話はほぼなかったような…?酷い話だったという印象しか残ってません。
    続編があるみたいなので続編でBLになる可能性はありますが、どうかな!六青さんだしな!
    あと全部書き方が「この後あんな事になるなんて知らなかった」「この後、後悔する事になる」とか書かれるので、はいこっから酷い話ですよーこれが酷い事態引き起こしますよーて書かれてるのである意味心構えは出来て良かったです(笑)

  •  重い。重い。重い。
    とにかく重い。人の想いが重いし、設定も重いし、扱いも重い…。

    こんなに疲れた本は後にも先にも稀で3本の指に入る。
    後のラブラブ感が少なく、救いが少ないのも特徴である。

  • 受けが酷い目にあうって覚悟して読んだのに
    辛すぎて、その場所は流し読みしてしまった!
    切なさでいえば最高クラスで好きなんですが
    苦手要素も最高クラスで困るw

  • 続きが出るらしいので早く読みたいです。

  • 「お願いだから・・・、オレを殺して」

    何度呼吸困難になる思ったことか・・・。終始胸が苦しかったです。
    そしてこの心苦しさが竹倉には堪らなかったり。。。
    心やさしいけど不器用で鈍感な遊兵(カイル)×可哀想で不幸で可哀想な少年期・青年期を過ごす聡明で美しい子(リーン)
    って感じでしょうか。物語はファンタジーです。そして光の螺旋シリーズ第2弾だったことを後から知りました。なんてこと!第1弾はいったいどれなのー
    六青さんの作風は、BLCDで聴いた「蒼い海に秘めた恋」で知っていたので心して読み始めたのですが、予想通りというか、リーンがそれはそれは酷い目に遭います。遭いまくりです。なんだこりゃー!って感じ。
    ものすごくひどい仕打ちを受けていた囚われの身からやっと解放された後、さあカイルよ、リーンを癒しておやり!とか思ったのもつかの間、まだまだリーンを苦しめることばかり起こります。竹倉ならハゲる。確実にハゲる。
    最後はハッピーエンドでしたが、もっとハッピーの部分を堪能したかったな。
    続編(番外編?)が出るみたいなので、そちらも出たら読んでみたいと思います。どうかハッピーな部分が増えていますように~~!

  • また六青さんのBLで泣いてしまった……。もう泣かされっぱなし。<br>
    主人公が悲惨で悲惨で仕方ない。攻と再会してハッピーエンドかと思いきや、再会してからこそが苦しみの始まりだし。<br>
    それでも、最後はハッピーエンドであったし、どうやら続編がある模様なので、続編に超期待です!!

  • 待ってました!!六青さんの新刊です。発売日に仕事休んで買いに行っちゃいました。さらに続編があるっぽいので楽しみです。いままでの商業誌作品の中で、今回の受けが一番とんでもない境遇かも。

  • タイトルのとおりです。虫ネタ嫌いな人にはちょっとアレかもしれません。リーン(主人公)が始終かわいそうなことになっていて、もうちょっとリーンとカイルのベタベタシーンんが読みたかったと思いました。

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