王子さまは誘惑する (幻冬舎ルチル文庫 く 1-3)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 82
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344811591

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  • 自信満々に見えて、実はそうでもない?と月海を見ていて思った。誉められることに慣れているはずの月海が、ぐるぐると考え込んだり、不安になったりするのが、もどかしくも微笑ましい。智秋のことを本気で好きなんだな。ということが伝わってきて。迷いなく月海のことが大好きな智秋と、段々智秋に惹かれていく月海。「初恋同士」の2人を見るのが楽しい本だった。

  • 【※BL注意】

     大企業の三男坊でナルシスト気味な笠原月海。
     月海の見た目の美しさに惹かれてくる女性は後を絶たず、
    付き合う女性にも苦労したことがなかった。
     けれど、そんな月海に突然、災難が降りかかる。
     いきなり父親の大学に圧力がかかり、月海は急遽私立高校の臨時教師をやることになった。
     普段、人から恨みを買うことのないように心がけている月海には、何でこんなことになったのかさっぱりわからないけれど、仕事も一段落していた時だったので、「面白そう」という理由で引き受けることにする。
     教師としての仕事は上々の出来であったが、元カノの弟・御堂智秋に再会し、今回の出来事は元カノ・夏生が一枚噛んでいるということを知らされる。
     事の真相がわかってほっとし、誤解も解けたので、智秋から姉に対して誤解を解いてくれ、教師としての仕事もしなくていいようにしてくれるという。
     しかしながら、一度引き受けたからには最後までやるよと、月海は引き受けることにした。
     しかも智明は満員電車に乗るのも初めてだという月海の面倒を何くれとなく見てくれ、臨時教師の最終日にはもう智明と会えなくなるのは寂しい、と感じている自分がいることに気がつく。
     そんな智秋に「満員電車のお礼」と称して約束をし、食事に行った日、月海は智秋に告白される。
     そのことを素直に嬉しいと感じた月海は、智秋と付き合うことにする。
     けれど、今まで女性と「楽しい時間」を過ごすための付き合い方しかしてこなかった月海には、どうしたらいいのかわからないことがたくさんあって……という話です。

     おおおおおお! 年下攻め!! と思って感動しました。
     それも、敬語! 敬語!! 敬語攻め!!
     年上の遊びまくっていた青年に惚れてしまって、なかなか思い切ったことも出来ない年下くんと、今まで遊びまくっていた分だけ初めての純愛に戸惑う年上。
     とにかくかわいい。かわいい話でした。
     年下攻めが、好きな方は是非に、オススメです!!

  • クールな攻めなのに、冷たいわけじゃなくって、ほんのり暖かく。だから調子のいい受けが本気であせるのに萌えました。

  • 11月22日?購入<br><br>
    一途な若君(高校生)×八方美人な王子(3ヶ月だけ臨時教諭)て感じで。年の差好きには(以下略

  • わかりやすくいうなれば、両方王子。

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