スローリズム (幻冬舎ルチル文庫)

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著者 : 杉原理生
制作 : 木下 けい子 
  • 幻冬舎コミックス (2008年3月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344812970

スローリズム (幻冬舎ルチル文庫)の感想・レビュー・書評

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  • びーえるはぜんっぜんくわしくないけれど、びーえるのいいところというのはきっと屈折してるところなんだ、とわたしはおもう。
    この卑屈さは少女漫画とかにはない!
    少女マンガの登場人物のあのまっすぐな考え方とかひたむきすぎる行動とかもう私は途中からくやしくなってきてしまうのだ
    ああ、なんか結局正直でまっすぐなおんなのこは応援したくなってしまう。まんがでも現実界でも。
    彼女たちの公明正大な恋愛トークとかひたむきさとか、ひねくれもののわたしには絶対にまねできない、まねしたくない。でもうらやましい、どこかで。ああでもなんて公明正大なのだろう!

    正直者は得をするのはわかっている。だけど99%の照れと屈折と誤解のなかの1%のほんしんをみいだしてほしい、というひねくれもののひねくれた期待。現実界ではかなわないけど。たぶん
    びーえるではかなってくれるんだなあ。
    とにかくびーえるの屈折具合は共感、とまではいかないけれど共感に似た何かをかんじるのです
    もう無駄なところで意地はるのとか、傷つきたくないのとか、関係壊したくないのとか、猪突猛進のガールズたちとはちがうんだ

  • タイトル通り本当に進行が遅くて
    ハラハラしながら読んだんですけど、
    私、こういう話すごく好きでした!
    萌えた・・・!
    「お前だけは絶対好きにならない」って
    好きだってことじゃないか!気づいてよ!
    とも思ったし、
    はっきり「一緒に暮らそう」って言わなきゃ
    分からないってわかってるでしょ~~!と
    もどかしくって、
    特に大きなドラマがあるわけでもないのに
    終始ハラハラしました。
    ハッピーエンドで良かった!
    木下けい子さんの挿絵がピッタリでした。

  • ジレジレ感満載の話でした。

    攻め:矢萩智彦
    受け:水森

    中学から知っている矢萩と高校時代から連み始め、社会人になっても未だに一緒にいる。
    矢萩はゲイと公言しているが水森のことは好きにならないと言ってくれてるので安心して付き合えるのだ。
    でもその空気感が微妙に揺らぐことがあって、その度にお互い必死で元に戻そうとする。その微妙な感覚に蓋をするように。
    何度も同じ危機感を乗り越えて、それでも感じる違和感。このままでいいのか、でも、という行きつ戻りつする感情の羅列。
    とにかくジレジレしました。自分の気持ちって分からないものなのね?受け子ちゃんがあまりにも天然の鈍感だから、攻め君が今まで隠して接してきたんだよ?的な。
    やっと二人が出来上がってホッとした。

    でも、書き下ろしは新たなジリジリ感満載の話になってて。矢萩が水森を好きすぎるあまり、先回りするからいけないんじゃ無いか?と思ったけど。
    水森が少しずつでも自分の気持ちをちゃんと伝えなきゃと思うようになったので、これからはなんとか、今までよりか幸せな感覚で付き合えて行くのではないかな、と安心しました。
    二人とも、幸せになろうね。

  • まあ、面白いんだけど、なんだかたるいな・・って感じで進んでて、最後でちょっとぐっときた。

    イラストが良かったかな。
    BLって、イラストでかなり左右される。
    すごく好きな話でも、苦手なタイプの絵だと半減。

  • 何が切っ掛けで買った本だったのか忘れたんですが………
    ゆっくりしたペースで進んでいく想いの描写。
    ゆっくりして、イライラするかと思ったんですが、すごく読みやすかった。

    特に大きな事件も無く、落とし穴も無く、、なんですが、気持ちをゆっくりなぞっていくのが、二人の気持ちをじっと暖めながら見ているような感じで、よかったです。

  • タイトルどおりスローだと聞いていました。
    でも、じれじれキュンが好きな自分としてはむしろ本望!とばかりに購入。どんなじれったい話なんだろうと、ワクワクしながら読みました。
    確かにスロー。もどかしいばかりにゆっくりな恋模様が、一人称の受け視点で語られます。
    …でも、これ好き嫌いが分かれるかなー。
    これをじわじわと読むのかノロノロと読むのかで評価は分かれると思います。私は合わなかった。
    ストーリー自体もゆっくりな歩みですらなく、結局その場で足踏みしてたのにやっと気づきました、という感じ。
    最後には、受けのあまりの煮え切らなさにイラっとしてました(笑)
    木下さんのイラストが繊細で綺麗なのが救い。

  • あー、これ系は好みじゃないのー。葛藤や紆余曲折は当然だとは思うけど。

  • 良い話。濃くてでも純粋で上質な映画を一本観終えたような話だった。
    最初から最後まで矢萩の水森に対する愛が深く感じられる。途中からは水森が矢萩に対する愛も感じられて、幸福に浸れた。
    押し付けがましく巻くて相手のことを尊重している姿勢の無償の愛。行き違いにもなるけど、それも二人にとっては大事なことで読んでいるとため息をつきたくなるくらい羨ましい関係だと思った。心情的には堀田くんに近いかも。
    告白の場面はドキドキしたし、変化していく二人にもドキドキして、とにかくいい作品だった。掘り出し物だった。

  • タイトル通りとてもゆっくり進んでいくふたりのお話。
    語り手である水森の気持ちも、水森を通して見える矢萩の気持ちもゆっくりと沁み入ってきます。
    矢萩の少し頑なな怯えというか躊躇?…が気になったかな。

  • 中学時代からの幼馴染でリーマンもの。
    こういうの好きなはずなんだけど何故かはまらず。文章が合わなかったかも。

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