翼の帰る処 上 (幻狼ファンタジアノベルス S 1-1)

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著者 : 妹尾ゆふ子
制作 : ことき 
  • 幻冬舎コミックス (2008年10月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344814660

翼の帰る処 上 (幻狼ファンタジアノベルス S 1-1)の感想・レビュー・書評

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  • 『漫画絵の入ったいわゆるラノベなんぞ読めるか!』と頑固ジジイのように思ってたけど、読んでみてびっくり。すごく面白かった。この本の主人公じゃないが食わず嫌いは良くない!
    きっかけは普通のラノベらしいファンタジーに興味があったのと、“隠居したい虚弱体質文官”っていうのに惹かれたからだ。

    最初はよくわからなかったり、セリフが長かったり……大人の癖に心理描写が高校生のように文句が多かったりとびっくりしたが、まあ子供も大人も心の中では考えてる事は一緒だと思い改めた。

    何よりヤエトの隠居願望には共感しまくり。
    ごめんなさい。私もちょうど皇女様と同じ年で“隠居したい”と思いました。あれから十年――まだ叶いそうにない、むしろ遠ざかってる。私も静かな庭でおじいちゃんの話聞きながら暮らしたい。

    しかしヤエトの虚弱っぷりもすごかった。
    常人だと一回倒れるだけで大事なのに、彼は上下巻合わせて何回倒れて生死の境を彷徨ったのだろうか(笑)

    キャラが個性的で(ジェイサルドかっこいい!シロバ可愛い!)楽しいし、すごくファンタジーらしい描写がいっぱいでわくわくした。

    楽しい読書の時間をどうも有り難う御座いました。

  • 隠居願望、インテリ36歳、独身男、虚弱体質
    何このキャラ設定!面白そう!!

  • 今年最初の雑誌「ダヴィンチ」で紹介されていた(ハズ)の作品。
    隠居を望む30代って、個人的には銀英伝を思い出します。
    今後を期待させる展開がいいです。

  • 友人に借りたのだが、上巻の途中まで読み進めたところで既刊を全て買い込んだ。
    設定等にはおそらく目新しいものはないように思う。
    けれど圧倒的な文章力と魅力にあふれる登場人物たちに惹き込まれる。
    病弱で隠居願望にあふれる30代後半の文官主人公(無駄に有能)というのがファンタジーとしては珍しいかも。
    (見せ場の戦闘シーンでは大抵倒れている(笑))

  •  病弱主人公ー!!!
     「え、これなんてスペランカー?」と帯を見て即買いしました(笑)
     本当、こんだけぶっ倒れる主人公も珍しい…。
     左遷されて「やった!これで隠居出来る…!!」と喜んでいた主人公に、この仕打ち。主人公と王様との間接的な関係(婿と舅だよね…)も何か好きです。

     過去を見る力を持つ主人公、けれどそれは誰にも打ち明けることのなかった主人公の恐怖でもあった。
     そんな主人公をぐんぐん引っ張っていく、皇女様が素敵です。
     主人公も主人公で、身分関係なく苦言を呈するところは、凄く好感が持てて、やるときはやるところに惚れます。きっちりやり返してくれるので、読んでてわくわく感が止まりません(´∀`*)

  • いや〜、面白い! 下巻が楽しみになりましたよ!
    いいよ〜、ヤエト君♪ その「目指せ!楽して隠居生活」のポリシー、好きだよ(笑)
    ビジョルドの「死者の短剣 惑わし」とか「チャリオンの影」を読んだ時も思ったけど、
    30過ぎのおじさんが頑張る話は結構ツボです。

    この手の挿絵では割と美形に描かれていてカッコ良く見えちゃうし〜(笑)
    話の中でも年齢不詳な顔みたいだし〜、
    特殊能力(=神の恩寵というらしい)のせいで虚弱だし〜
    でも真面目で、つい余計な仕事をかかえちゃう損な性分もツボよ〜(o'艸゜):;*。ウプププ

    妹尾ゆふ子さんって知らなかったけど、いいわ〜♪
    下巻も期待しちゃうわ〜☆

  • たぶんライトノベル、だと、思う……。
    けど、かなりしっかりとしたファンタジーですね。
    世界観っていうんですか?
    国のあり方とか、制度とか。
    王がどんな存在で、どんな部下がいて国が成り立っているのか、気候風土や歴史によって生じた制度なんかがかなりリアル…?
    リアルでいいんでしょうか、かなりファンタジーな内容ですが。

    とりあえず世界も、そして提示される謎も魅力的!
    来月に下巻発売だそうで、とても楽しみです。

  • 以前2巻まで読んで、この刊行ペースだと次が出る頃には前の話を忘れてしまうと危惧し、3巻以降は完結待ちでした。無事完結とのことで、復習のためにさらっと再読のつもりで読み始めたがが、結局じっくり読むことに……。主人公のヤエトは過去視という特殊な能力を持ちながら身体が弱くて熱を出して寝込んだり、隠居することが目標というファンタジーのヒーローにはあるまじき姿。でも、日和見主義になりきれずボヤキつつも、つい真面目に働いて皇女の副官として有能さを発揮してしまうところが魅力的。ルーギンや皇女との絡みも面白いし、北嶺にはどんな秘密が眠っているのか、これからじっくり楽しみます。

  • 独自のファンタジー世界の構築や世界観設定はできていて、
    ファンタジー小説としての根っこはしっかりしていると思うのだが
    如何せん物語が動かない。

    物語が進まないというより、
    作者がダイナミックな展開をするつもりがないのかも。
    せっかく作った物語世界なのにもったいない。

  • なかなかゆっくり読める時間がない、というより、思ったより没頭できず、図書館で延長して、だらだらと1ヶ月以上かけて読了。
    イラスト入りのライトノベルではあるが、ファンタジーとしては正統派かつ硬派な感じ。その点では好印象だけど、登場人物の誰にも感情移入できず。
    会話のやりとりが続く時、どっちがどっちのセリフだかわからなくなる。あと、歴史とか国家侵略の背景とかいい伝えなど、昔語りのような感じで時々入りこむのだけど、頭の中で整理できず混乱…。
    決定的に何がつまらないとうわけでも、何がおもしろいというわけでもなく、次の展開が気にならないので、次巻読むかどうか…
    硬派なのはいいんだけどね

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