茅島氏の優雅な生活 (1) (幻冬舎ルチル文庫 と 1-2)

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  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344816374

感想・レビュー・書評

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  • 高貴な家柄とお育ちのせいで高慢にもとれる茅島氏の言動ですが、素直で純粋だとも言える。
    雨の夜、唐突に自宅アパートへ雇い主の茅島氏がずぶぬれで立っていてしかも執事にも断らずに勝手に来たとあっては驚愕して当たり前。
    しかも、一介の庭師である自分を好きだと言われてしまい。
    初めは只の世間知らずの我儘だと思っていた彼も茅島氏の真剣な
    気持ちに段々気持ちが傾いて。
    茅島氏の怜悧な美貌と淡々と主語抜きで語る口調が大好きです☆
    後で、毎月定期健診に来る医者になる高倉聖司が淫らな集まりで嬲られているのには驚きました。
    彼の兄との関係もなにやら含みがありましたし。
    その状態を見て茅島氏が行動に出た、のですね~♪

  • 最初は庭師と同じく茅島氏に対して苦手意識を感じていた。彼の素直さを知るうちに堪らなくなる。
    淡々としていて、いつの間にか引き込まれる。静かだけど心が掴まれる作品です。
    美しい医師が大勢に弄ばれるシーンは嫌だったな。何故彼と彼の恋人はその要求を受け入れたのか。この先を読み進めればわかるのかな?

  • 淡々とした語り口。 視点の変化がわかりにくくて、慣れるまで読みにくかったけど面白かった。
    劇的な何かが有るわけでわないけど、そして文面の淡白さから場の高ぶりも分かりにくいけど、じわじわハマった。
    すれ違い系かと思ってたけど、ハラハラする所もなく安心でした。

  • 読み始めから、物語の世界に入るまでちょっとかかったけど、読み進めていくうちにじわじわと面白さが出てきます!日高ショーコさんのイラストもぴったり!

  • これは日本なの?と言う感じに異世界です。
    文章もすごく独特で、これは誰の事を語ってるのかな、と
    推理するところから始まります。
    各章でリセットされてまた考えるところから始まるし。
    そして庭師の彼、名前は最後まで出てこないの?
    私が見逃しただけ?
    茅島氏も謎めいてるけど、この物語自体が謎めいてます。
    そして感情が希薄そうな茅島氏があんなに
    一途に恋して結構乱れるのに「おお・・・」となって
    いつの間にか虜になりました。
    庭師と同じ気持ち!こりゃ可愛いよね!
    庭師のエロは淡々としてるのにねちっこくて好きでした。
    しかし何考えてるのかよくわからないですよね。 
    最後に聖司とキスしたりしてるのがびっくりしました。
    あと、茅島氏を口説こうとして、エロい余興に
    呼んだ人の気持ちが一番分からないわ~。
    あれで口説かれる人っていますかね・・・。
    とにかく面白かったです。

  • 優雅だ〜♡( ᵕ̤ૢᴗᵕ̤ૢ )♡
    そして、茅島氏(澄人)が可愛い〜♡
    さすが深窓の御曹司だけあってちょっと一般から外れてるけど自分の気持ちには素直で率直で。
    ホント可愛いー!
    庭師との恋から目が離せない!

  • 本当に優雅さが漂っている。
    ゆったりと流れる時間の中に澄人と庭師の恋は濃ゆく熱くて、夢の中のように感じる。

  • 美しいお話しです。
    『資産家の青年茅島氏(受)の一途な気持ちに、戸惑いながらも魅かれていく庭師(攻)』という設定はベタですが、潔癖で冷静、非の打ちどころのない茅島氏唯一の情熱に、美しい恋だとため息がもれるばかりです。

    現代ものなのに、どこか非日常で、夢の世界の生き物かのような茅島氏が、世俗にまみれた男に溺れていくのが・・・またこれが、可愛いんだ!
    読む前はこういう淡々としたお話しは苦手だな~って思っていたのですが、読み進めていくうちに、もう、茅島氏が可愛いくて、庭師に同情を禁じえませんでした。
    だって、あきらかに振り回されてるのは庭師だし(笑)

    なんとなく手を出せずにいた作家さんだったのですが、別シリーズに手を出すきっかけにもなった名作です。

  • 茅島氏がめちゃめちゃかわいい!!!

    あ、だめだ・・・好きすぎて感想が書けないwww

  • 茅島氏、健気だ。

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著者プロフィール

貴族や名家の御曹司等、きらびやかな世界観を表現した作品が数多く、読者の支持を集めている。

「2017年 『なんでも屋花曜祐介の事件譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

遠野春日の作品

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