朝から朝まで (幻冬舎ルチル文庫 い 4-1)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344816404

感想・レビュー・書評

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  • 2021/03/23-03/35

  • 報道記者×テレビ局バイト。一穂さんのお仕事BLは取材されたのかきっちり書き込まれていて毎度感心させられる。しかしBLの部分はさらっとしてて物足りないまま読了。バイト君が攻めだったら意外性あって萌えられたかも?

  • 一穂さんのテレビ業界ものって初期にもあったんですね。報道記者としての仕事との関わり方はアンフォゲの冬悟を思い出しました。
    結はイラストの印象もあって羊の原型ぽいなぁなどと、後追いなのでその後の作品につながる布石がぽつぽつ気になります。
    (時間をかけてより「報道」が掘り下げられたのが「ふさいで」だよなぁとか)

    ルチルの作品はどれも一般向けっぽいじわじわいいお話なのですが、こちらもそんな感じ。
    すごくインパクトはないけれど人間模様と会話のテンポ、感情の切り取り方と積み重ねが丁寧。京平のドキュメンタリーのくだりは泣けました。
    結のお母さんが過保護気味なのは過去もあるんですかね……一穂さんの家族の描き方はあたたかで、そのきゅうくつさすらも優しく穏やかでいとおしくなります。
    安心して読める、という感じ。
    それにしても京平さんには結を振り回しやがってと思わなくもない。罪深いぞ。

  • 報道記者・京平×局のアルバイト・結。恋愛より仕事重視な話でした。仕事描写はしっかりしていて、そこでの人間像も面白くていいのですが、いつの間にか2人がくっついていたって感じ… なので嫌いじゃないけどちょっと物足りなさが残りました。それよりも悦巳が魅力的で、私の中で主役2人を食ってしまう勢いです♪ 悦巳での話が読みたい。

  • テレビ局の報道真面目メガネさん×バイトの大学生
    これぞお仕事BL、業界BL。なんとなれば一穂ミチであるってかんじです。
    私はこの本で同人誌作れって言われたら、真面目メガネさんは受けに持ってきて、同い年で一緒に働いてる悦巳さん×メガネさんにしちゃうな~。

  • じわじわと染み入るおはなしでした。劇的な事件が起こるおはなしより、こういう淡々としたほうが好きかも。結の喜怒哀楽が若くて可愛くて、京平さんのメガネスーツに萌え!初期の作品らしい、初々しさが良かった。

  • 恋愛のプロセスは物足りないけれど、お仕事場面や文体は良かった。

  • テレビ局ワーキングもの。のちの新聞記者シリーズに近いものが。
    ドキュメンタリーの箇所で涙がボロボロ。
    本筋にはなんら関係のないところで泣いてしまった(笑)

  • う~ん、自分の好き(萌え)とはちょっと違ったかな。 
    ちょっとうすらぼんやりな感じがして「ふ~ん」で終わってしまった。残念。

  • 報道記者×大学生
    テレビ局の様子や仕事など面白く読めましたがお互いを好きになる描写がやや少なめなので、チョイ物足りないかも。
    悦巳の出番が多く最初誰とカップルか分からなかった。

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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